バイクナビ(zumo660) 地図更新(2026)編

バイクナビ

地図

zumo660だが2014年購入なので、すでに10年以上が経過。まだ何とか動いているので、スマホナビの予備機として動作させている。また移動ログが取れるので、GPSログ機としてはずっと活躍している。

電池交換

最近かなり動作が変。画面の動きは遅く、タッチ後の反応が悪く、動作が緩慢。原因は不明。ふと、電池容量が少ないみたい。そういえば中に入っている充電電池は一度も好感したことが無い。電池動作させることは少なく、エンジン停止時に「終了しますか」を表示しているときぐらいしか電池は使われていないと思うので、かなり長持ちしていると思うが、さすがに限界は近いと思う。

ということで、電池を交換してみよう。既存の電池を見ると「361-00038-01」と記述があるので、これで探すと見つかった。互換電池なのだがまあ大丈夫だろう。

Amazonでみつかったので購入してみる。4000円。しっかり安いところを探すことなく適当に出てきたところで購入してみた。

一応本家Garminでも探してみたのだが、zumo660は見る影もなく、何か見つかってもリンク切れと、まったくサポートするつもりはなさそう。現在のバイク用ナビはXT2というのが出ているようだが、9万円となかなか厳しいお値段。そして渋滞情報表示なしと値段の割には今時の無料ナビに比べ大幅に遅れている。まだまだzumo660には頑張ってもらおう。

早速届いた互換電池。一番左のもの。密閉包装されているのは好感が持てる。

端子を含め形状は同一。まあ当たり前なのだが問題なさそう。

ということで、新しい電池に入れ替えて完了。

ちなみに、電池を入れ替えただけでは、動作の緩慢状態には変化なかった。まあそうだよね。

地図更新

現在zumo660に入っているGarminの地図はV15(2014年)で相当古い。前回OSM(OpenStreetMap)を入れているので、地図自体は2019年相当だ。スマホナビを使い始めたために、zumo660をメインでは使っていないけど、ある程度地図は新しいほうがいいので、最新地図に入れ替えてみよう。

ということで、OSMの最新地図をzumoで使えるように変換してくれているサイトを見てみる。
まだしっかり活動してくれているようで助かる。

最新ファイルとして2026/02版があったので、ありがたく頂く。長くこのような対応を続けてくれているのは、本当にありがたい。

ダウンロードしたら、解凍してGarminフォルダにコピーする。前回のファイルがあるので、上書きとなるが、サイズが大きく書き込み不可のエラーになったので、一度以前のファイルを削除してからコピーを実施。無事に登録できた。

これでzumoを起動してみて、「ツール」「設定」「地図」「地図情報」を見てみると、「OSM MAPS Ikasono」が表示されて、新しい地図が認識されているようだ。(以前はOSM MAPS Familyだった)

自前で作成

上記サイトでは、OSMデータからzumo向け地図データの作り方の手順も公開してくれている。せっかくなので、今手順に従い、自分でも作ってみよう。

準備(地図情報)

下記から最新の地図データをダウンロードしておく。

「japan-latest.osm.pbf」というファイルをダウンロードできればよい。2GBくらい。

準備(ツール)

まずは作業に必要なツールを用意しておく。以下3つがあればよさそう。
・java7以上のjava動作環境 ⇒openjdk25を入れた。こちらより取得
・splitter ⇒こちらより取得
・mkgmap ⇒こちらより取得

・javaはJDKのzipをダウンロードして「c:\Program Files」に解凍。
・スタートメニューを右クリックし、設定→システム⇒バージョン情報
  ⇒システムの詳細設定→環境変数⇒上段のユーザの環境変数で「新規」ボタン
   変数名:JAVA_HOME
   変数値:C:\Program Files\jdk-*.*.*(実際のフォルダ名)
  で登録
・環境変数一覧の「path」を選んで「編集」を押す
 「新規」を押して「%JAVA_HOME%\bin」と入力
・確認として、コマンドプロンプトを起動(上記が終わった後に起動)
「java -version」と入力してエラーが出なければよい

作業場所を作成。「tool」フォルダを作成して、そこにsplitterやmkgmapはzipをダウンロードして作業場所に解凍しておく。上記でダウンロードした地図データもこちらに置く。

フォルダ構成は以下とした。
tool
│ japan-260308.osm.pbf
├─mkgmap

├─img_file   ⇒手作成

├─split_source ⇒手作成

└─splitter
・「japan-latest.osm.pbf」は「japan-260308.osm.pbf」とリネームして世代がわかるようにした。
・途中ファイル置き場の「split_source」と完成ファイル置き場の「img_file」フォルダを作成しておく。

変換

では、作業開始。まずはコマンドプロンプトを開く(上記toolフォルダで)
そのあと以下のコマンドを実行(コマンド最後は地図データのOSMファイル名)

java -Xmx1500M -jar .\splitter\splitter.jar --keep-complete=true --description="OSM JAPAN" --output-dir=.\split_source --max-nodes=1500000 --search-limit=1500000 --mapid=08100001 .\japan-260308.osm.pbf

⇒「split_source」フォルダ内にファイルがたくさんできる。5分程度かかる。

編集

「split_source」フォルダ内にある「template.args」ファイルをテキストエディタで開き、先頭行に以下を追加。

code-page:932
country-name:JAPAN
region-name:JAPAN
region-abbr:JPN
country-abbr:JP
family-name:OSM MAPS Family
series-name:OSM ASIA Series
description:OSM JAPAN
name-tag-list:name:ja, name, int_name, name:en
family-id:980
lower-case
route
drive-on-left
remove-short-arcs
add-pois-to-areas
style-file:.\mkgmap\examples\styles\default
gmapsupp
index
nsis
output-dir:.\img_file
license-file:.\mkgmap\examples\installer\license_template.txt

先頭の「code-page:932」でs-jisで作成する設定。UTF8の場合はここを「code-page:65001」に変更するようだ。

作成

いよいよzumo向け地図ファイル作成に入る。以下のコマンドを実行する。

java -Xmx1500M -jar .\mkgmap\mkgmap.jar -c .\split_source\template.args

だいたい7分くらいかかった。
「img_file」フォルダにたくさんファイルができるが、その中に「gmapsupp.img」があるので、これが完成品。

完成

手順通りに進めてみると、うまく作ることができた。出来上がった「gmapsupp.img」をzumoのGarminフォルダに置けば、最新地図として利用可能となる。

使用しそうな新しい道ができたら、自分で更新してみよう。

参考

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