コンフォートタンデムフットペグ
YAMAHAのコンフォートタンデムステップも 今は生産終了で在庫品しか買えなくなっているのだが、HONDA向けで同様のものを探してみるが見つからない。

いろいろと探してみたところ、アフリカツイン向けには 「コンフォートタンデムフットペグ」 というのが存在しているようだ。 これは幅広ゴムの足置きとなっており、なかなかよさそう。アフリカツインとNT1100はいろいろと部品が共通らしいので、 そのままNT1100に使えるといいなぁ。

HONDAのパーツについてはwebで調べられるので、 アフリカツインの標準タンデムステップとNT1100の標準タンデムステップの型番を調べてみる。
アフリカツインを見てみると、タンデムステップのフレームは違うが、ステップ自体は同じ型番なので、どうやらタンデムステップは流用できそうだ。 これなら、アフリカツイン用がそのまま使えそうな気がする。

アフリカツイン向けのコンフォートタンデムステップの型番は「08R71-MJP-G50」のようなので、これをいろいろ探してみるが、 Amazonや楽天では見つからない。ネットを見ると北米HONDAらしく日本のHONDAでもパーツは引けないらしい。 日本で製造してるけど海外でしか買えないって、なんじゃそりゃ。
頑張って探してみたところ、Webikeで購入できそうだったので、注文してみる。

海外の変なサイトから買うのは怖くて嫌だったが、日本のサイトで扱いがあってよかった。 在庫が残り1つだったので、ギリギリ買えてよかった。 いや、ちゃんと取り付けできるまで油断は禁物だ。
到着・塗装
在庫があったためか、注文して翌日には到着。海外の商品なので、 1~2週間は覚悟が必要かと思っていたので、ありがたい。
到着したタンデムステップを見ると、かなり幅広なゴム面が見える。 足を置くにはかなりよさそうな感じだ。 YAMAHAのステップ同様台座部分とゴム面がありネジでつなぐ方式。 ゴムが痛んだ時に交換できるようにしてあるのだと思うが、 簡単に部品注文できないので恩恵はあまり受けられない。

中身を出してみると、ステップ、ゴム、取付プレート、引っかかりプレート、割りピン、取付ねじ(ねじロック付き))が入っている。 同梱していた紙が取説かと思ったが、取説のダウンロード先が記載されているだけだった。 紙はぐしゃぐしゃだったで、ダウンロードできるほうがきれいに見れてよさそう。

早速ダウンロードサイトにつないで、取扱説明書を探してみる。 どうやらHONDA純正アクセサリーの世界向けサイトのようで、日本語表示でアクセス出来てわかりやすい。 さらには、ダウンロードした取扱説明書も日本語だったので、ありがたい。 というか日本語の取扱説明書があるなら、この部品も日本で取り扱ってくれるといいのに。

わりと簡単に入手できたタンデムステップだが、YAMAHA用が黒かったので、ちょうど黒色スプレーもあることだし、こっちも黒くしてみようと思う。 シルバーのステップを取り出して、前回同様段ボールで簡易ブースを用意して塗装してみる。 塗装技術は無いに等しいのでかなり下手だが、目立たない部品なので少々雑でも大丈夫なはずだ。

ということで、塗装終了。ゴムが乗る面は見えなくなるので、見える部分のみ塗装実施。 これで、タンデムステップをたたんだ時、シルバーだったのが黒になるので、全体に調和するはず。 ほぼタンデム乗車なのでたたむことは少ないけど。

乾燥させて、最後に不細工な個所の仕上げ塗装をしたら完成。まあまあなんじゃないかな。

あとは、うすうす気づいてはいたことだが、簡単に塗装が剥げる。 ちょっとこすれるとすぐにはがれてシルバーが出てくる。まあしょうがないか。
組立
塗装も済んだので、組み立てを行う。といってもステップ部分とゴム部分をねじで結合するだけだ。

足置きのゴムと、金属のプレートを準備。ゴムは中空になっているので、プレートを中に入れて、ねじ穴位置を合わせておく。

そこに金属のステップを合わせて、付属のネジで結合する。 そのままだとねじがプレートに届かないので、ゴムをへこませてねじがプレートに届くようにしてやり、ねじ止めする。 10mmの六角レンチが必要。作業はそんなに難しくない。

2つのステップとも、同様の作業でステップの金属とゴム部を結合すれば完成。 ねじにはあらかじめねじロックが付けてあるので、ねじ止めの感触が変だが、締めこんでいくといきなりカチッと最後まで締めた感じがするので、 そこまで締めこめばOKだ。手順書にはトルク指定があるが、トルクレンチがないのと、感触で留まったのがわかったので良しとする。
