シートカバー装着

クールメッシュシートカバー

TMAX530専用に装着可能なクールメッシュシートカバーがワイズギアから発売されており、ネットを見るとそこそこ評判がよい。

今のシートにメッシュのカバーをかぶせる形で装着するらしい。暑い日にバイクに乗っていたら、尻が汗でべっとりになりパンツが尻にくっついて気持ち悪い。多少尻のムレが解消できるならと購入。楽天で安いところを探して\8,420で購入。

2日後には商品が到着。すばやい対応で最近のネット通販はとても便利。なので4~5日かかるだけで、 もう「遅い!」と思ってしまう。でも大手のところじゃないと、すばやい対応は難しいのだろうな。

商品は袋詰めの簡易包装で届いた。思っていたより小さい包装だ。あけてみるとメッシュシートが丸くくるめられている。広げてみると、シート用とバックレスト用の2つに分かれている。それぞれに装着するようだ。

バックレスト側にもメッシュがあるなんてすごい。効果は不明だが、シート全体のデザインのためだろうか。一緒に入っている取説を見て、取り付けの予習。

シートにカバーをかぶせてマジックテープで固定という、いたって簡単な作業のようだ。 唯一ドライバー用のバックレストはいったん取り外す必要があるようなので、これが一番の山場か。

取付

翌朝早速取付け開始。丁度今日は慣らしで出かける予定。そして朝っぱらからドピーカンでくそ暑い。 これはいきなりクールメッシュの効果が試せそうだ。

まずはシートを跳ね上げ、裏からバックレストのねじを外す。そこそこキツ目に留まっているネジを2つ外せば完了。トップケースの取り付けで嫁が後部座席が狭くなったといっていたので、取付け時は一番前に取り付けて、後部座席を広げる予定。 ちょうどこのバックレストを動かしたかったので、よかった。

まずはバックレストへのシートカバー取り付け。カバーを開いてバックレストをくるんと包めば完成。 あとはカバー位置がきれいになるように微調整してあげれば、いい感じに仕上がる。

うまく出来たら、シートカバーにあるマジックテープ同士をくっつけてやれば、シートに張りが出て うまく出来上がる。これで簡単に外れることも無いだろう。

次にメインのシートカバー取り付け。取付け説明書にはあまり詳しい手順は無いので、とりあえず後ろ側をあらかじめ引っ掛けておいて、前側を引っ張って引っかかりに引っ掛けていく。

専用のシートカバーなので、きちんとシートの形にあわせてあり、カバーを引っ張りながらシートにあわせていくと、それなりの感じになってきた。

バックレストの取り付ける位置はメッシュにはなっておらず、またネジ穴がきちんと開いている。シートカバーは布なのでうまく引っ張ってやると丁度ネジ穴の位置にカバーをあわせることが出来る。この穴にうまくネジを通してやり、バックレストを取り付ければいいのだ。

シートカバーがうまく装着できたら、シート裏からネジ穴を覗き、バックレストの取り付けを行う。バックレストは3つのネジ穴があり、3段階に位置を動かすことが出来る。

今回は一番ハンドル側に寄せて、後部座席を広く取れるようにする。裏からうまく覗き込み、バックレストのネジ穴にうまく当ててねじ込む。 最初キツ目にネジが留まっていたので、キツ目にネジを留めておく。

バックレストの取り付けが終わったら、最終的なカバーの位置あわせを行い、決定した位置でマジックテープをそれぞれ留める あれ、後ろのほうにもマジックテープはあったかな?よく見てなかった。

マジックテープも取り付けたら完成。どうやらアミアミが立体構造となっており、尻の下に隙間を作るようになっているようだ。これにより尻がシートにぺったりと密着する状態を防ぎ、尻が汗だくという状況を無くす仕組みのようである。

完成

あとはある程度長時間乗ってみて、 アミアミのおかげで尻がかゆくなったりしないか、尻が網目模様になったりしないかを検証だ。

検証

丁度暑い日に装着して200kmくらいのドライブにいった結果、効果は抜群だった。

涼しめの場所を走行すると、尻の下にも涼しい風が吹き抜けていき、逆に寒いくらいだった。おかげで暑い日は尻汗でパンツが完全密着状態だったのが 相当暑い日なのにそのような状態にまではならず快適だった。

そして懸念していたアミアミにより尻が痒くなる懸念も、そんなことにはならず、まったく問題なかった。

そしてうれしい効果として、ジーパンとシートのすべりが若干よくなり、ズボンが引っ張られたりすることが無くなった。

また、炎天下にバイクを放置した後でもシートは熱くなっておらず、乗車時に尻が焼けるようなことは皆無であった。

なかなかメッシュシートの効果はすばらしいので、出来ればこの素材を探して会社の椅子にも装備したいところだ。

その後

昨年活躍のクールメッシュシートカバー。冬に取り外していたが今年の夏も当然活躍してもらう予定。

明日からツーリングに行く予定なのだが、初日は豪雨の予報。ケツ蒸れ対策ではなく雨ビチャ対策としてメッシュシートカバーを装着しておく。作業を始めようとしたら早速雨がぽつぽつと降り始めてきた。 急いで仕上げよう。

取付けは去年やったので手馴れたもの。シートの尻当てを外して、カバーをかぶせておく。 これで安心して取付けては駄目で、いったん待機。

でかい側のシートにメッシュをかぶせる。尻当てを留める穴位置を合わせてねじ止めしてやり、あとはメッシュシートの前側のベルクロを位置を合わせて止める。これで完成。

尻当てを取り外す10mmのレンチさえあれば、余裕の作業。雨が本降りになる前に作業完了させてバイクカバーをかぶせておく。