千葉鴨川ツーリング 2日目

朝食

朝食もビュッフェ形式。場所も同じなので勝手がわかってきている。昨晩同様の場所を陣取って、朝食メニューを取っていく。といっても朝からそんなに食べられないので、控えめに欲しいものだけ厳選していく。

普段は朝食を食べないのに、こんな時は食べだすと止まらない。いろいろ美味しく結局ご飯不足になってお替りをする。しっかり食べたら最後はコーヒーで一服して朝食終了。

鴨川シーワールド

今日は午前中はシーワールドを楽しむ予定。シーワールドの駐車場では駐車料金を取られるのでバイクをホテルに置いておこうかと思ったが、そこそこ歩くことになりそうだったのと、バイクは駐車料金が300円なので、それならいいかとバイクで出発。

事前の調査で、鴨川シーワールドの入園券をエポスカード使うと300円割引になるようだったので、カードを見せて割引料金で購入。宿にありがちな割引券がなかったけど、うまく割引を見つけられてよかった。

各種ショーの時間は事前に調べてあるので、それに合わせて場所を移動。最初はイルカショーだ。かわいいイルカが派手にジャンプしてすごい。そしてガーガーと泣いたりして面白かった。

次はシャチのショーだ。こちらは大きくて大迫力。最初に案内で水がかかるので注意と、かなりアナウンスしていて、ポンチョを販売している。「水しぶきではなく水の塊が来るので注意」や、「ポンチョでカバーできていない靴などが濡れるので注意」など説明しており、中段までに座る人のほとんどがポンチョやレインコートを装備している。

うちも嫁さんがポンチョを購入して対応。自分はとりあえず生のままチャレンジだ。今日は天気もいいのでぬれてもほっとけば乾くだろうという作戦。

ステージの真ん中付近はかなり狙われるのか、ものすごく水がかけられる。少し外れに座っていたので、、ハデな水攻撃は食らわずに済んでいたとおもっていたが、最後にすごいのをブッ掛けられて、結局びしょびしょになった。携帯だけガードしたがそれ以外はびしょびしょだ。確かに水しぶきのレベルではなく、東映映画の波をモロにかぶったようだった。

しっかりとびしょ濡れだが日差しも強く暑いので、どうやら放っておけば乾きそう。楽しいアトラクションだった。そしてショーの内容はとてもすごかった。パフォーマーの人たちリスペクト!

そのあと近くでアシカショーもあったので、こちらも観覧。楽しかった。

このあとは、水族館やクラゲ館を見てまわり、お土産をめぐる。いろいろ見て回るのは1日丸ごと必要だ。

昼も近くなったので、ひとまず休憩しながら午後の計画を練る。

勝浦タンタンメン

勝浦が近く、勝浦タンタンメンが食べたいとの嫁の要望により、昨晩食べられそうなところを検索した。駐車場もあり評判もよさそうだった「こだま」を目標に行ってみようと思う。ここがダメなら勝浦漁港あたりで探してみる予定。

ナビに目的地をセットして移動すると、小さな小道に入り少し不安なルート。あまり車通りもなくて心配だったが無事到着。店の前が駐車場のようなのでここにバイクを停める。店構えはなんだか肉屋だ。そして店の名前も「ファミリーレストランこだま」なのでちょっとラーメン屋なのか心配となるが、どこかのツーリングブログでは評判が良かったので大丈夫だろう。

あたりに人がいないので閑散としていると思ったが、店内は満員だった。なので名前を書いて少し待つ。すると呼ばれて店内へ。

メニューを見ると勝浦タンタンメンメニューがたくさんあって、トッピングでいろいろ種類があるようだ。卵があると辛い時でもマイルドになると思って月見勝浦タンタンメンを注文した。

少し待つと勝浦タンタンメンが登場。真っ赤を想像していたけど、そこまで赤くなくてちょっと安心。食べてみるとそれほど辛くなくて、旨辛でおいしい。けっこう大きなどんぶりにたっぷり麵と汁なので、ご飯とか頼まなくてよかった。

トロトロ玉ねぎはアツアツで、いろいろおいしい。横の壁を見るとどうやら千葉のタンタンメンの何かで1位を取ったとの記事があった。ちょっとどころかかなり有名な店だったようだ。確かにおいしかった。

天津神明宮

勝浦タンタンメンでおなか一杯になったあとは、途中通り過ぎてしまった「天津神明宮」を目指してみることに。ここはバイク神社とも呼ばれているらしく、せっかく近くまで来たので寄ってみようと思う。

今来た道を引き返して、少し走りバイパスを外れたところに、神社があった。
すぐにあった駐車場にバイクを停めて、てくてくと神社に向かって歩いていく。
途中どこかのツーリングブログで見た、赤い枠の何か(どうやら茅の輪を模した二の輪っぽい)を通り過ぎ、境内に向かう。

実はタンタンメンでおなか一杯になりすぎて、バイクに乗っているとおなかが痛かった。まずはトイレを借りて身を清めて?からお参りをした。茅の輪もありくぐり方の説明もあったので、これもくぐっておく。

神社はとてもきれいで広く、人はほぼいなくて静かでいい。神社の周りはほぼ森でなんだかすごいところにある神社だ。ただ、バイク神社らしさは少なく、あまりバイク神社押しではないようだった。なぜバイク神社なのかはよく知らない。

でもバイクお守りがあったので買ってみた。交通安全第一。

最後に、赤枠の二ノ輪?で記念写真を撮っておく。多分もう来ない気がするから。
でも写真の撮り方もよくわからない。どういう写真が正解?そもそもこの二ノ輪があまりカッコよくないんだよなぁ。もうちょっと「映え」要素を入れておいてほしい。

笠森寺

だいぶ時間も経過したので、本格的に帰りを検討。西に向かって館山道に乗るか、北に向かって圏央道に乗るかなのだが、昨晩「笠森寺」も行ってみたいと話題に上がったので、帰りがてら北上して笠森寺を最後に巡って帰ることとした。

地図を見ると圏央道付近なので、ちょうどよい。ナビに目的地をセットして出発。ナビは大きな道より極力近道を通ろうとするので、そこそこ細い山道を走ることとなった。そういえば新しいバイクでは初めての山道かもしれない。

ちょっと狭い道なので当然スピードは出せないが、優しめにワインディングを攻めてみる。2人乗車と3ボックスというフル装備もあるが、やはりバイクは重い。でもそれなりにパワーはあるのでぐんぐん走る。ただ重さもあるためブレーキが弱い。なんとなくこのバイクの特性を知ることができた気がする。

山道を楽しんでいると、笠森寺に到着。だいぶ日も落ちてきた。16:30には閉堂とのこと。まだ時間はあるな。

本堂まではちょっと階段を上る必要がある。どれくらい上るのかわからない階段を上っていくのは精神的にもつらい。ましてや後ろに人が来るとプレッシャーがかかって登らなきゃと頑張ってしまう。

息が上がりながら何とか到着。門をくぐると観音堂が見える。ここは崖の上に観音堂ができているようで、この観音堂は重要文化財らしい。

観音堂に上がってみる。階段部分からは土足禁止となり靴を脱いで上がる。どうはら階段などの木材を傷めないためのようだ。重要文化財のため簡単に修復ができないため、なるべく痛めないための配慮らしい。

階段は観音堂の脇を上っていく。手すりの木はちょっと不安な状態なので体を預けづらい。低めの手すりの外はもうすぐ外で階段を上っていくと結構な高さ。一方通行で今更引き返せないので上るしかないがかなり怖い。

上まで上がるとここで拝観料300円を払う。高いだけあって景色はいい。山ばかりだけど気持ちが良い。

観音堂とその周りをうろうろと見て回る。なんだかすごい場所だ。この床の板の隙間からは下が少しだけ見える。薄い板だけで支えているなぁ。などと想像すると怖くなるので考えないことに。

下りは内側の通路となるので怖さは少し和らぐ。なんだかすごいお寺で面白かった。高さと景色に目が行ってしまい、お堂の中は良かった気がするけど記憶が薄れた。

観音堂を出て、茶屋でかき氷をと思っていたら、売り切れになっていた。あぁ、さっきまでは売っていたのに。代わりに冷たいドリンクで休憩とした。

とてもいいところだった。近くに来る際にはまた来よう。

海ほたる

ここからは圏央道の市原鶴舞ICが近いのでそこまで移動して、高速に乗る。あとは東京方面を目指して帰るのみ。

まあ想像通りだが、館山道と合流するあたりからは渋滞。停車するレベルの渋滞なのでちょっと大変。まあこんな時はオートマ車はクラッチを握る必要がなくて楽でよい。とはいえ渋滞は大変だ。まだすり抜け技術はないので、車と一緒に渋滞移動を行う。

木更津ICを超えてアクアラインに入るとなぜか20~30km程度で動いていたので、この程度だといちいち停車して足をつかなくてよいのでそれなりに楽。でもエンジン熱が結構上ってくるようになり、脛のあたりが熱い。日が暮れてきて涼しくなっているが、真夏だと大変なことになっていたかも。

ひとまず海ほたるに避難して、休憩。これから渋滞が広がると思うのでそのまま早く通過する手もあったが、なるべく休憩は取っておこうとPAに入った。案外PAに入る車は少なかった。

そういえば上りで海ほたるに入ったのは久々な気がする。駐車場ってこんなところだったっけ?初めてではない気がするけど記憶にはないなぁ。

トンネル内も渋滞はしているが、50kmくらいで流れてくれていたので、ゆっくり帰ると思えば問題ない。できれば前の車に自動追尾の機能が欲しいなぁ。でもそれ使うと寝そう。。。

渋滞でかなり遅くなる覚悟をしていたが、案外早く東京まで戻ることができて、最後は都築PAで夕食で終了。当初は天気が崩れそうで不安だったが終始天気は良くて(良すぎ)いろいろと楽しかった。

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