パーキングブレーキ
NT1100にはパーキングブレーキが装備されている。 これはオートマのバイクは停車時などにギアを入れたままの状態ができず、 バイクを停車してギアを1速にいれて後輪ロックすることができないので、その代わりにこのパーキングブレーキがある。
傾いた場所に停車するときなど、タイヤがフリーな状態だと、バイクが自然に動いて倒れるという最悪な状態が起きてしまうが、 ギア車ならギアを入れておくことでリアタイヤがロックされる。オートマ車は代わりにパーキングブレーキを使う。 以前のTMAXでも同じものがあったので違和感はない。くるまでいうサイドブレーキだ。
足で踏むリアブレーキがあまり効かないが、パーキングブレーキはそれ未満の効き目のブレーキなのだが、 停車しているバイクを動かなくする程度は十分効果がある。 ただその程度なので多分パーキングブレーキを入れていても、頑張ればバイクは動く気がする。しかし無理するとパーキングブレーキを壊してしまうのでそんなことはしない。
パーキングブレーキにもセンサーはついており、ロック中はディスプレイの下側に車と同様のランプがついているが、 目立たないので見逃す可能性は高い。 ロックしたままスタートしようとしたとき、エンジンの回転と発進具合で気づくとは思うが、パーキングブレーキを目立つようにしておきたい。
反射テープ
発進の際にロックしていれば気づくとは思うが、それ以前にロックしたまま発進動作に移ることの無いように、 パーキングブレーキがロックされていることをレバーでアピールさせようと思う。 具体的にはパーキングレバーに反射テープを貼っておき目立つようにする。100均に反射テープがあったので購入してきた。

反射テープを、パーキングブレーキロックした状態で見える面に貼り付けた。 これで、パーキングブレーキがロックしている場合は目立つようになったはずだ。

夜中の暗い場所などから発進する場合、手元が見えない場合が多いので、パーキングブレーキのロック状態に気付きにくい場面があるかもしれないが、 反射テープなら多少目立つので、気づきやすくなると思う。
本当は発進時などは、ハンドル回りなどが照らされてくれるとありがたい。 そして走行中も親指ボタンあたりは照らされているとありがたいのだが、これらの明かりは何もないので残念。 手元を照らしてくれるバイクなんて見たことはないので、需要はないのだろうな。
補強
貼り付けたテープの端のほうが、剥がれやすい。特にレバー先端部分は力もかかる部分なので、指の引っかかり方によってはテープがはがれてしまう。 なので、少し補強を行う。
具体的には、もう一つシールを貼り付けて、それをタイラップで縛ってみた。 上から貼り付けたテープの端をタイラップが押さえているのではがれにくく、タイラップ部分はあまり触らない箇所なので、邪魔にはならない。 周りも黒いし、黒のタイラップが一体化しているかのような~、は言いすぎか。

本体やハンドル回りがすべて黒い状態の中で、パーキングブレーキレバーのみ蛍光黄色で目立つようになった。パーキングブレーキはバイク乗り降りの際に立ちごけしないように常に使用しており、一連のルーティーンとして無意識に行うようになってきたが、不意の失敗を防ぐ意味での目立つ処置は良いと思う。
可能ならレバー自体をきれいなアルマイト加工したものにしたいのだが、それは少し金がかかりすぎるなぁ。