スマートモニター MT7001(2)

スマートモニター取付

バイクへの取り付けを開始する。 まずは電源確保。フロントカウル下に、電源コネクタが用意されているので、そこにつなげばよい。コネクタの極性が不安なので確認して、正しい極性で電極を差し込んでカプラを準備。これで電源確保。 汎用サブハーネスキットで電源が用意されているのは本当に楽。

電源ケーブルは、ハンドルの中央を通し、ハンドルカバーの脇から覗かせる。 ぎりぎりハンドルカバーに隠れるような位置になりそうで、コネクタに雨がかからずよさそうだ。

ハンドルを左右にそれぞれいっぱいに切ってみて、ケーブルが引っかかったり引っ張られたりしないことを確認。ハンドルに変に絡まってハンドルが切れなくなると大変なので、この辺りはしっかり確認しておく。 また、長期使用でもおかしなところに絡まないように、ところどころ結束バンドで留めておく。

ハンドルへの取り付け

次に本体を取り付ける。現在スマホ取り付け用のXグリップが取り付けてあるので、 これと差し替えるようにMT7001本体を取り付けてみようと思う。

このRAMマウントはサイドミラーの根元にベースが取り付けてある。 先端のXグリップを外せば、準備完了。簡単。

スマホ取り付けのXグリップを取り外すと、RAMマウントのベース部分とアームが残る。 ここにMT7001を取り付ければ交換完了となる。

早速取り付けて終了。同じ規格サイズのマウントだったのですぐに済んだ。楽ちん。RAMマウントは頑丈で長期利用しても問題ない。また接続部分はゴム製なので振動吸収してくれて、機器への負担も若干軽減されるはず。

ということで、T-MAXのメータ周りには付属品がかなり増えた。ディスプレイは3つになり、 上にあるのがドラレコ(でもこれは取り外す予定)、ハンドルの真ん中にはナビのzumo660、 そして右側には今回のスマートディスプレイが取り付けられた。

AmazonのレビューエリアにマウントがRAM互換と記載があったので、それを信じて購入したが、 実際その通りであり、おかげでハンドルへの取り付けは簡単に行うことができた。レビューありがてぇ。

試運転

いったんカメラなしの状態で、アプリの使用感などの確認のために、使ってみた。 まあカメラ取付の気力がなかっただけというのもあるけど。

良い点

  • バイクのキーをひねると自動でスマホとつながりマップ表示してくれる。
  • 音楽は前回状態を覚えているようで、続きから開始してくれる。(スマホ側機能のような気もするが)
  • 画面が大きく見やすい。
  • 画面タッチ感度が良い。タッチ可能グローブで操作しているが、ほぼ問題なく操作可能。スマホより感度が良い。

悪い点

  • キーオン後セルを回すと電圧が落ちるためかMT7001がシャットダウン動作に入る。2秒程度は耐えてほしい。
  • 音楽は前回停止させておいても自動再生される。音楽聴きたくない時は手動で停止させる手順となる。
  • キーオン起動してからスマホと連携してマップ表示までが案外時間がかかる。1分弱。キーひねってすぐ発進という状況だと表示が追い付かないのでいまいち。 でもそのうちつながるし、致命的ではない
  • 画面が大きくて助かるが、ちょっと位置が近いので老眼に厳しかった。もう少し離れた位置に配置しよう。
  • 日除けがついているが、画面半分程度しか影にならず案外日の光が入る。明るいと思った画面も晴天の状況だと厳しくなる。まあ仕方ないか
  • ナビ画面の地図倍率が高く、遠くの状況が見えない。アプリの問題だが現在地表示地図倍率を変更できないだろうか
  • マップ表示が夜には暗くなってほしい。スマホ側の設定だろうか

その他

  • アプリはそれなりにクセがあるので、操作については慣れが必要。
  • 行先の検索で理想の結果を早く出すような探し方を確立したい。落ち着いた状況なら問題ないが、赤信号中でうまく操作できるようになると使い道が広がる。
  • マップ(ナビ)アプリと音楽アプリ以外でも何か使えたらと思うがあまりなさそう。zumoレベルの走行ログが取れるといいんだけど。

起動画面

取扱説明書の最期を見ると、電源投入直後の起動ロゴの変更手順が記載してある。

この通りにやってみて、起動ロゴを変更してみよう。 記載通り、まずは864x480でロゴ画像ファイルを準備。そしてファイル名を「lotel_bootlogo.jpg」で保存

その画像ファイルをSDカードのルートに配置してMT7001に入れて起動。 最初の起動時は特に何も変わらず以前の「BELESH」の起動ロゴが出てきた。
何か更新があったか見た目は何もわからないが、起動後数分していったん終了させる。

そして、次電源を入れて起動してみると、ちゃんと起動ロゴが変更されていた。 お気に入りの起動ロゴに変更できるので結構便利。起動ロゴがかっこいいと、バイクに乗るときにテンションが上がってよい。