デジカメ(LUMIX LX3) レンズバリア新

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レンズバリア:専用品

2012年。いつの間にかレンズバリア紛失。そのうち、先頭の赤いリングも一緒になくなっている。 たぶんポケットに入れていたので、こすれてリングも取れてしまったようだ。

仕方なくストックしてあるLC-1の加工を決意したところ、LC-2という後継品が出ていることを発見。 3枚羽根の形状が微妙に変わっている。蓋の隙間を少なくするための変更だろうか?

早速購入してみてLC-1とLC-2で比較してみるが、やはり羽根の形状が違うだけ。 しかし羽根の閉じ加減はLC-2のほうが隙間が無いように見える。

さらにネットを調べてみると、LC-1を元にLX3用に作ったと思われる専用品が社外より出ていることが判明 JJCという中国メーカで作られているようで型番はALC-3。 LC-1にねじを切っただけとは思うが、その状態で販売してくれるのは助かる。せっかくなのでこっちも購入してみた。
ちなみにLC-1が1,480円、LC-2が1,360円、ALC-3が1,890円だ。

早速取り出してLX3に取り付けてみる。中国製らしく?取説類は一切無い。 見て感じ取れということなのだろう。ALC-3には内側にねじが切ってあり、LX3側のねじにかませればよさそうだ。

レンズバリアをねじにはめ込み、うまくかみ合ったようなのでねじが締まるところまでまわしていく。 しかしここで問題発生。一番奥まで回しきったところ、蓋が少し半開きとなる。どうやらLC-1のために装着していた ゴムパッキンが蓋に当たってしまい、少し蓋が開いてしまうようだ。LC-1向け装備があだになってしまった。

ゴムパッキンは両面テープでくっついているだけなので、引っぺがす。 後で元に戻せる改造だったのでよかった。

パッキンをくっつけていた両面テープは本体側に残ってしまったので、これも剥ぎ取る。
しかし、たいしたテープではないのだがしっかりとゴムパッキンをくっつけていた。 あまり余計な力はかからない部分だが、これまでよくがんばってくれた。

無事初期状態の戻ったLX3に再度ALC-3を装着する。LX3本体もALC-3側もねじ山はプラスチックなのであまり強引にやるとねじ山をなめる危険があるので慎重にねじの噛みあわせを感じつつねじ込んでいく。無事最後まで固定された状態となり、蓋もしっかりと閉じた状態となった。完成。

LX3の電源を入れてみると、今までどおり蓋が開いてレンズが飛び出す。 望遠にするとレンズの寸胴が下がるのだが、最大望遠にしても画面端の影(ケラレ)は出ていないので、きちんと考慮されて作られているようだ。LC-1よりは少し値が張るが、無改造で使えることを考えるとたいした値段差ではないので、これを購入したほうがよさそうだ。 ねじで留まっているので、少々のショックでは外れてしまうことも無そうだ。

惜しむべくは以前の赤リングがなくなったので、飛び出すレンズが少し寂しい。 しかし赤リングは薄っぺらいのでレンズバリアに影響ないかも。今度チャレンジしてみよう。

ALC-3を装着することで、ほぼ元の状態+ALC-3となったが、デジカメの電源を入れて レンズが飛び出したときに赤いリングが見えないのが少し寂しくなったので、リングだけ取り付けてみようとおもう。

なくなったと思われた赤いリングだが、ひょんなところから発掘。無事手元に戻ったため、元の?レンズの鏡筒へ装着する。まずは裏側っぽい面に両面テープをつけて、リングの形にカッターで切り取る。両面テープは粘着弱めのもの。力のかからない部分なので問題はないはず。

両面テープをリング面だけに切り取ったらデジカメの電源を入れてレンズを飛び出させておいて、貼り付けを行う。きれいに中心がずれないように指の感覚でセンターを意識しながら貼り付けてやる。

取り付け(貼り付けのみだが)の終わったLX3。予定通り黒一辺倒だったレンズ周りが、 赤のアクセントが入ったことでかっこよくなった。水道パッキン向けの赤なんだけど結構鮮やかな色で 黒赤デザインのLX3にマッチする。

その上からALC-3を装着。通常は赤リングは見えないが、電源を入れてレンズが飛び出すと 赤リングつきのレンズが見える。3枚羽根が開いて赤リングつきのレンズがやってくるのはちょっとかっこいいかも。すでに2世代も過去の機種(後継機LX5,LX7あり)となってしまったけど、まだまだもう少し使っていこう。