開梱
さて、3Dプリンタ本体が到着した。晩飯食べて気持ちを整えたら、開梱作業を始めよう。なかなかどでかいダンボールで本体は到着。重さもけっこう腰にくる重さ。 雨で少々外箱が濡れているが、問題はないだろう。

箱に貼ってある「Overweight」のシールが気になる。重いから気をつけろ。といったことなのだろうか。 まわりをPPバンドできつく留めてあるので、これらをハサミで切って解いていく。

ダンボールのフタを開けると、またダンボールの箱が入っていた。マトリョーシカ?
けっこうきっちりした大きさであるため、 中箱を一人で取り出すのは、なかなか苦労する。箱は重いしダンボールは抜けてくれないし。
出てきた箱にはX-ONE2の文字が。よかった新しいやつが来たみたいだ。 しかしこれ、エックスワンツーと呼ぶのかな?面倒くさい名前だ。

こちらもPPバンドでしっかり留められているので、ハサミで切って開梱。なかなかしっかりした梱包だ。 中国から輸送されたままの梱包なのかな。

PPバンドをほどくと、ダンボールのすべてのコーナーにガード用の保護材があったようで、ボロボロと取れた。 ダンボールの角潰れを防ぐためだと思うが、いろいろとかなり厳重な梱包をしている。本体は鉄製で頑丈なはずなのに、 こんなにしっかり保護されているって凄いな。

天面のフタを開けると、マニュアルらしきものと、クッション材で区分けされている各種部品類が出てきた。

お重のようになっているクッション材を取り出すと、その下には青い本体らしきものが出てきた。 プチプチの梱包に包まれてしっかり保護されている。また四方にはこれまた保護用のクッション材の板が挟まれており、 ダンボールの中も厳重な保護っぷりだ。

青い本体はダンボールから引っ張り出すのに、どこを掴んでいいのかがわからず、少々悩む。 正面側は何か内部でさらに保護がされているので、ここは掴まないほうが良さそう。両脇がどうやら安心して掴んで良さそうだ。
本体は鉄製なので重く、ダンボールの奥にきっちり入っているので、引き抜くのはこれまた骨が折れる。 足の指で外側のダンボール箱を抑えながら、本体を引き上げてなんとか取り出し完了。これは一人でやる作業じゃないな。

とりあえず、ダンボールから取り出したものはこちら。保護材多い。
内容物
とりあえず内容物を確認しよう。他の中国からの安い製品を直接購入している記事を見ると大抵は何か部品が足りないらしい。 こっちは日本のAmazonからの商品なので大丈夫だと思いたい。梱包のしっかり具合からすれば、ある程度信頼できそう。 ぜひともキチンと揃っていてくれ。
ということで、まずは一番上に入っていた、マニュアル。中には
- クイックマニュアル(スタートアップガイド)
- ソフト(スライサー)の初期マニュアル
- 黒いレベリングペーパー(ノズルと盤の幅調整用のはず)
- メイン基板(本体下部にある)の写真と簡単な説明
が入っていた。マニュアルはカラー刷りできれいなもの。なんかとてもちゃんとしてるな。

スクレイパー。もしくは剥がしヘラ。これは記事によると先が鉄製のため、盤から出来上がりを取るときに、 ガリガリやるとかなり盤に傷がつくらしい。何か工事現場向けのスクレイパーな感じ。 別途評判のいいらしいヘラを(3つ!も)購入してあるので、こいつは使わず放置としよう。

電源コード。予定通り?!に3Pコネクタのものが付属している。家庭用の2Pへの変換コネクタを購入してあるので、 何も問題はない。Amazonのレビューとか、商品の記事とかは予め見ておくと、いろいろ事前対策が出来て助かる。

取っ手。本体横に取り付けるはず。本体はかなり重いのだが、取っ手はあまり太くないネジで止めるだけっぽい。 これで大丈夫なの?バキッといかないかな?

円柱形のもの。多分フィラメントホルダー。フィラメントのロールをこの円柱に引っ掛けるはず。 真ん中には太めなネジが一本通っている。

スティックのりとおもわれる。がっつりと中国製。盤にのりを塗って造形すると、しっかり食いつくということらしい。 でも、今回プラットフォームシートとか言うのを買ったので、糊いらないかも。あと、ちょっとこれ使うの怖い。

オレンジのPLAフィラメントが1巻入っている。1kgとのこと。これでどれくらいのものが作れるのか不明だが、 案外量があるように思える。そしてこのオレンジ明るくて綺麗。

何だか変な形のオブジェだが、USBコネクタも付いており、どうやらSDカードリーダのようだ。 SDカードリーダなら100均にも売ってるので、大したものではないだろう。 PCにはもう少しちゃんとしたリーダーがあるので、これはゴミ箱行きかな。

ところで、SDカードリーダはあったが、SDカードがない。マニュアルを見ると8GBのものがあるらしい。そしてその中にマニュアルとかソフトとかあるらしいのだが、SDカード自体がないと、どうしようもない。小さなものなのでダンボールの中に落ちてしまって見失ったかもしれない。
といろいろ探すが見つからず。 しかし、あとで見つかったのだが、本体のSDカード差込口に差してあった。紛失しないように差し込んで梱包したようだ。 中身のファイルは一旦PCにコピーする。いろいろちゃんと入っていそうだ。フォルダ名も「3D Printer X-one2」と、 新機種向けとなっていたので、安心。

工具とネジが小さなケースにまとめられて入っている。これは散らからずに便利。工具はプラスとマイナスのドライバーと、 メガネレンチ。6角レンチが3種類入っていた。色々使うらしい。

3種類のケーブル。一つはUSBケーブルだ。残りの二本はコネクタ違いの物となっている。どこに使うのだろうか?

プリンタノズルとチューブ?のようだ。ノズルは自分で取り付けるのかな?

重箱の上段にあったものはこれで全部。(SDカードは本体から)
本体開梱
本体側の取り出しを行う。まずはプチプチからの取り出し。剥がしづらいテープで留めてあり、少々苦労する。 外側の大きなプチプチをとると正面の上側にも小さなプチプチ巻がある。プリンタヘッドがここににあるようだ。

いろんなところをタイラップで留めてあるので、これらを切断していく。ハサミでは厳しいのでニッパーでカットする。 どうやらそれぞれの可動部分が輸送時に動かないように留めてある様子。 可動部が多いためにタイラップも色んな所を留めているため探しながらカットしていく。

とりあえずタイラップをすべて(実は内部に一本残ってたけど)取り去った。本体の中にはまだ保護材とダンボールが入っている。

保護用のクッション材はひん曲げて取り出す。下のダンボールはどうやって出せばいいんだ? 斜めにするなどして、なんとか取り出し完了。本体真ん中にある造形の台は手で上下させることが可能。 内容物取り出しのため、一旦上の方まで上げて作業を行った。

入っていたダンボールは薄めの箱で、X-ONE2向けの何か?な様子。

箱を開けてみると、アクリルの窓が入っていた。前機種のX-ONEにはこれらは無かったはずなので、 この機種で追加された部材のようだ。

後になって見つかったのだが、白く長いチューブ。気づかずに本体の中に入っていたが、ゴミかと思って引っ張り出したら、 チューブだった。しかもわりと重要な部材。危なかった。

これで一通り内容物の確認は完了。とくに不足しているものはなさそうだ。よかった。