フィラメントダストフィルター
最初のstlファイルからの造形物としてフィラメントダストフィルターというものを作成。 フィラメントについたゴミを払うフィルターということで、フィラメントが入るチューブの手前でゴミを払うもののようだ。
2つ一組で使用するようになっており、2つの間にできる空間にゴミ落としのフィルターを挟むようだ。 前回作ったのは、オス側のようなので、今度はメス側を作成する。Cura15.06で印刷は問題なさそうなので、 可能ならこれらは2つ同時印刷するといいのかもしれない。

問題なく出来たと思っていたが、裏返してみると何かごちゃごちゃしたものが。 これがラフトとかいうやつだろうか?全面にあるわけでもなく、なんだか中途半端。細い網状なので、指で押すとバキバキともげた。 とはいえ、本体側とつながっていた箇所にはバリができてしまい、ここはネジ込穴部分なので邪魔なものがあるときちんと噛み込まない。 バリ含め丁寧に尖った棒で磨いてやると、なんとか使えるものになった。何か設定が悪かったのかな?

ネジ部分のバリがあると、ねじ込みが引っかかるがなんとか掃除してきれいにハマるようになった。 ネジ部分や持ち手の凸凹部分などきれいに作ってあり、普通に売ってるものっぽい。これくらい3Dが設計できるようになるといいな。

この2つの部品の間に何かゴミを取り除くものを入れておき、フィラメントが通過する際ホコリ等が除去できればよいというもの。 このフィルタになるものを探していたところ、納戸にあったスポンジを発見。古いもののようで若干色が変色しているが、 逆にちょうどよい。これなら勝手に使っても怒られないだろう。

スポンジの角を少し切り取って拝借し、薄くスライスしてフィラメントを囲むような感じで配置してみる。 多少油があるといいような記述も見つけたので、キッチンでオリーブオイルを探すが、使いかけがなく新品のみ。 このために封を切るのも気が引けたので、諦めてごま油を1滴垂らしてみた。印刷するといい香りがするのだろうか?

これをチューブのフィラメントの根元側に装着。これで少し使ってみて、 フィラメント送りの余計な負荷にならないか確認してみよう。

その後このまま使っているが、特に問題が起きること無く動いており、大丈夫そうだ。
フィラメントダストフィルター青
フィラメントダストフィルターだが、実はエクストルーダの上に設置するものガイド設置と合わせて、 フィラメントダストフィルターの位置も本来あるべきはずの位置に移動してみる。まあ、エクストルーダは移動するものなので、 あまりここに重さをかけるべきではないので、以前の場所も問題あるわけではなかったのだが。
そして、さらについでだが、もう一組ダストフィルターを出力。というのもエクストルーダの穴に差し込んで使うっぽいのだが、 ダストフィルターの口が少し太くて入らない。少し細くしようとfusion360に読ませてみるが、結構複雑な形のため、 加工は難しく諦めた。ヤスリで削ろうかとも思ったが、なかなか面倒なため結局諦めた。

ということで、先っちょだけ少し中にはいるので、こんな感じで使用。まあいいんじゃないかな。 フィラメントガイドとダストフィルタのお陰でガイドチューブが少し高い位置まで上がったが、 トップケースにはまだ当たらないので、良かった。

ちなみに中には前回使用のスポンジをまた切り出して使用。柔らかめに詰め込んである。

オイルも挿すといいらしいので、台所でオイルを探す。やはりオリーブオイルは見つけられなかったので、 こめ油?を垂らしておく。3滴くらい染み込ませておいた。良い香りに期待。(多分匂わない)

ダストフィルターは、造形品質に直接影響するものではないが、長い間使用していれば、内部にたまるゴミも少なくなるはずで、 見えない効果があると思われる。スポンジがぼろぼろになってダスト製造機にならないように気をつけておこう。
フィラメントリール側にカバーを付けるなどで、ほこりがつかないようにしたほうがよさそう。