トップカバーRev.2
梱包材として一緒にあったクッション材と保護材でトップカバーを作ったが、養生テープでの取り付けは時間が立つと剥がれてしまい、 ポロポロと破損が生じる。ダンボールアングル材がプリントヘッド上に落下する事故も起きているので、作り直しを検討。 そろそろこれらの保護材は、不要な部分を廃棄しようと思うので、ある程度きちんと作成して不要となった部分は捨ててしまおうと思う。

では、作り直すとして、改良点を検討する。
- クッション材を骨組みとすると弱い
- クッション材とダンボールの接着は弱いが、ダンボール同士は強い
- 少し背が高すぎ。もう少し下げたい。
- やはり見た目はそれなりにしたい
ということで、以下を検討。
- ダンボールアングルで骨組みを作って強固に
- 高さはチューブの最大高さの少し上くらいまでにする
このあたりを実施して作成しようと思う。
では、最初に作ったトップカバーは全部バラす。こんな時養生テープで作っておいたため、剥がすだけで分解可能。 べりべり剥がしていけば全て元の状態に戻った。では、X-ONE2を使いダンボールアングル材での組み立てを開始する。 まずは本体上に乗っかる部分の作成。後ろの引っ掛かり部分を作りつつ、きれいに上に乗っかる構造を準備。 これで養生テープでダンボール同士を貼り付けていく。表裏両面をテープで貼ると、案外しっかりしてくれる。

次に天板側を作成。こちらはあまり考えずに、四方をダンボールアングル材で囲って作成。ただし、 それぞれの長さは底側の大きさと合わせておく。写真の中の白いクッション材は作成時の台。くっつけているわけではない。

天板側に柱となるダンボールアングル材を立てる。この柱の長さであれば、 フィラメントチューブが一番高くなる場合でも届かない高さなので、問題ない。

4隅とも同じ長さのダンボールアングル材を立てて、固定してやれば柱の完成。

ひっくり返しても自立するレベルで固定されているので、なかなかしっかりした作りとなっている。 なんだか小さなちゃぶ台っぽい。

では、そのまま底側と結合させる。具体的には柱を底側にくっつける。なんだかそれっぽい出来上がりになってきた。 テープ止め出来る箇所は極力留めていき、なるべく頑丈になるようにしておく。長く使うためにはある程度しっかりした作りが必要だ。

とりあえず、骨組みが完成したので、最終位置合わせでX-ONE2の上に乗っけてみる。なかなかいい感じに乗っかった。

予定通りフィラメントチューブも天井に当たる気配もなく、問題なさそうだ。

次に壁部分の作成。もともとはクッション材を基準に作っていたので、ダンボールアングル側を色々カットしたが、 今回はダンボールアングルが基準となるので、それに合わせてクッション材をカットする。 とはいえ、それなりに本体とほぼ同じ大きさのクッション材なので、カット回数は少なめで済む。

横壁用のクッション材の切り出しが完了。高さ方向だけ長いので、それをカットしたのみ。あとは大丈夫なはず。

横壁側に、切り出したクッション材をはめ込む。ここでクッション材の利点が。若干ビビってカットしたので、 大きめだったのだが少々の誤差はクッション材らしく縮んでくれてうまくはまり込んだ。ちゃんとした板などだったら、 もう少しキチンとした寸法で作る必要があったと思うが、クッション材なら若干大きめぐらいがちょうど良さそうだ。

次は正面側。本来は横幅ちょうどのクッション材だったので、高さ方面だけカットすればと思っていたが、 横壁側のクッション材が内側に入ったため、横幅もすこし狭める必要が出てきた。真ん中にのぞき窓があるので、 横幅は両側をカットして、覗き窓をちゃんと真ん中にしておく必要があり、ちょっと手間がかかった。 しかしちゃんと幅を調べてカットしたので、綺麗にハマった。なんとなく作り方がわかってきた。

後ろ側は空きとするので、最後に天井を作成する。少し小さめのクッション材がちょうど入るかと思ったが、 ぎりぎり無理。1cmほどカットする必要がある。

奥行方向はちょうどだったので、横幅方向を1cmカットすればうまく収まった。綺麗にハマりいい感じだ。

ということで、底面と裏面のみ壁を作らずトップカバーが完成。ダンボールアングルで出来上がっていて、 触った感じもそこそこの安定感がある。少しきつめに内側にクッション材を入れたため、結果的に特にテープ止めしなくても、 綺麗にハマったまま固定されている。(後でテープ止めするけど)なんだかいいんじゃないかな。

完成品をX-ONE2の上に乗っけてみる。前回よりは高さも抑えめとなり、見た目X-ONE2より小さい体積となったのでいい感じとなった。 前のものは上のほうが大きかったのでちょっとバランス感が良くなかった。

裏面はどうなっているかというと、シンプルな作り。ただ壁がないだけ。 裏面の右側(正面からは左側)はコードもフィラメントチューブも来ないので、半分くらいは塞いでもいいかも。 あと、できればフィラメントフォルダくらいまで何かガードしたいな。

ということで、クッション材の端材を集めて、半分だけ裏面壁を作成してみた。

かぶせてみると、フィラメントチューブとコードの通る箇所は確保されており、それ以外が密閉されたトップカバーとなった。 密閉度が多少上がり、外気温の温度変化に強くなったんじゃないだろうか。

ちなみに、隙間に剥がしヘラを挿し込むとちょうどいい感じ。ヘラ置き場にもなってくれた。

トップカバー編