ポチドロイド
記事は数年前で古いのだが、面白そうなものを見つけた。3Dポチ袋を3Dプリンターで作ってみた!
何かというと、ポチ袋(お年玉いれる小さい封筒)を3Dプリンタで3Dな感じで作るというもの。 そして、面白いのがロボットの顔は中身のお札の肖像。
ダウンロードしてみて、まずは一番の大物と思われる胴体を出力。かかった時間は4時間と42分。なかなかの出力時間。

出てきた胴体は、まあまあの迫力で丸っこくてきれいな感じだ。

次は顔。出てきたのは筒?顔相当の部分は後ろ側となってしまったため、正面から見るとただの丸い棒だ。棒の中は中空。 こちらは3時間45分かかった。上方向に大きいものはどうしても時間がかかる。

ちなみに正面を向かせると、こんな感じ。空間に生えている枝のようなものはサポート材。meshmixerで付けた。 印刷後これは取り去り、上下としては逆さま状態なので、穴空箇所は上位置になり、T字型の窓が空いたような状態となる。

2つを並べてみるとこんな感じ。右側の筒状のものは、左側の胴体の真ん中の棒に刺さる予定。

そして次は腰の部分。胴体と両足に接続される部品となるはず。

次は両足を作成。すこし傾きが入っている。

腰と両足はこんな感じ。それぞれの突起を穴に入れて接続することとなる。

次は両腕。ロボっぽい腕だ。

こちらは肩。腕と体の接続に用いる様子。

ひとまず印刷完了。ロボット一体作成するのに、数日かかってしまう。なかなか3Dプリンタは大変だ。 ではそれぞれを組み立ててみる。顔に当たる部分については、サポート材の除去を行う。プラモを作るときと同様に、 ニッパーで切り取ってしまえばOKだ。

これで、部品一式。

脚部作成。腰の部品に足をはめ込んだら完成。

それを胴体にはめ込んだら、腕と肩を取り付ける。

最後に頭を胴体に差し込めば完了。頭には突起物が有り胴体には溝があるので、回転させて突起と溝を合わせてから挿し込む。 差し込み終えたら回転可能なので、顔に当たる部分を前にすれば良い。

ではこの顔部分に1万円札を差し込んでから装着すると、

ユキチくん爆誕!
フィラメント変更
違う色のフィラメントを入れたので、別カラーの部品を作成してみる。まずは顔。 スライサーを変えたので、サポートの付き方が変わっている。変な枝から板になった。

次に腰。サポートを付けて逆さにしてみた。

次は足。横に寝かせてみたけど、なんだか表面が汚い。立てたほうが良かったかな?

腕。綺麗にできた。

足は寝かせると汚い足になるので、立てて作り直す。横方向は0.4mmだけど縦方向は0.2mmなのでこの違いが出てしまった。

そして、胴体。これの印刷は時間がかかるので気合を入れて印刷開始が必要。いい感じに完成。

最後に何か足りないと思ったら、ショルダー(肩)がなかった。急いで印刷したら、青バージョンの部品が一式完成。

緑のフィラメントも入手したので、こちらを使って胴体を作成してみた。

いろいろ組み合わせて、3戦士完成。

組み合わせ箇所の作り方とか、初心者には意外に勉強になるロボだった。