除湿石
3Dプリンタの印刷材料となるフィラメントは湿気に弱い。ハズレのフィラメントだと湿気を吸うと粘りがなくなりポキポキ折れてしまうようになる。保管時には湿気を吸わないように気づかいが必要。
フィラメントの保管にはドライボックスが良いとのことで、ナカバヤシのドライボックス27Lを使用している。フィラメントを購入するとシリカゲルも付属しているので、そのシリカゲルも一緒に投入して保管している。また、100均で購入したシリカゲルなどの除湿グッズも入れるようにしている。
ふと、ネットを見ていたら、「除湿石」なるものがあった。湿気を吸う素材のもののようだが、繰り返し使用できるらしく、湿気をたくさん吸ったら電子レンジで乾燥させて再利用が可能らしい。
シリカゲルも同様の使い方ができるっぽいけど、面白そうなので購入してみた。

横の部分に、現在の吸湿状況がわかるようになっており、みてみると青っぽいのでどうもwet寄りなようだ。

早速乾燥させよう。
説明書によると、電子レンジで行う場合は、200W~300Wで9分とのこと。ペーパータオルを敷いてから加熱してほしいということなので、オレンジのフレームは外し、ペーパータオルを敷いた状態で300Wで9分ほど過熱してやる。
そして、冷ましたあとに見てみると、青寄りだったインジケータが白くなっている。どうやら乾燥成功のようだ。

ではこの状態でドライボックスに放り込んでおく。シリカゲルとどっちが吸湿性脳が良いか不明だが、まあ頑張ってもらおう。
その後1年後くらいに見てみたが、表示は青くなっておらず吸湿状態はDRYな状態。ボックス自体は何度かふたを開けているので、湿度は流入しているはずだが、ほかのシリカゲルが活躍しているのか、あまり吸湿石は湿気を吸っていない様子。吸湿性能は高くないのかも。まあお守りとして今後も入れておこう。
