3Dプリンタ 改造編(15)除湿石

3Dプリンター

除湿石

3Dプリンタの印刷材料となるフィラメントは湿気に弱い。ハズレのフィラメントだと湿気を吸うと粘りがなくなりポキポキ折れてしまうようになる。保管時には湿気を吸わないように気づかいが必要。

フィラメントの保管にはドライボックスが良いとのことで、ナカバヤシのドライボックス27Lを使用している。フィラメントを購入するとシリカゲルも付属しているので、そのシリカゲルも一緒に投入して保管している。また、100均で購入したシリカゲルなどの除湿グッズも入れるようにしている。

ふと、ネットを見ていたら、「除湿石」なるものがあった。湿気を吸う素材のもののようだが、繰り返し使用できるらしく、湿気をたくさん吸ったら電子レンジで乾燥させて再利用が可能らしい。

シリカゲルも同様の使い方ができるっぽいけど、面白そうなので購入してみた。

横の部分に、現在の吸湿状況がわかるようになっており、みてみると青っぽいのでどうもwet寄りなようだ。

早速乾燥させよう。
説明書によると、電子レンジで行う場合は、200W~300Wで9分とのこと。ペーパータオルを敷いてから加熱してほしいということなので、オレンジのフレームは外し、ペーパータオルを敷いた状態で300Wで9分ほど過熱してやる。

そして、冷ましたあとに見てみると、青寄りだったインジケータが白くなっている。どうやら乾燥成功のようだ。

ではこの状態でドライボックスに放り込んでおく。シリカゲルとどっちが吸湿性脳が良いか不明だが、まあ頑張ってもらおう。

その後1年後くらいに見てみたが、表示は青くなっておらず吸湿状態はDRYな状態。ボックス自体は何度かふたを開けているので、湿度は流入しているはずだが、ほかのシリカゲルが活躍しているのか、あまり吸湿石は湿気を吸っていない様子。吸湿性能は高くないのかも。まあお守りとして今後も入れておこう。

3Dプリンタ 改造履歴

3Dプリンタ 改造編(1)ダストフィルタ
フィラメントダストフィルターを作成
3Dプリンタ 改造編(2)ドアクリップ
ドアクリップを作成
3Dプリンタ 改造編(3)-1 トップカバーRev.1
プリンタ用トップカバーを作成
3Dプリンタ 改造編(4)チューブ押さえ
チューブ(PTFE)押さえを作成
3Dプリンタ 改造編(3)-2 トップカバーRev.2
プリンタ用トップカバーを作成
3Dプリンタ 改造編(3)-3 トップカバーRev.3
プリンタ用トップカバーを作成
3Dプリンタ 改造編(5)LED押さえ
LED押さえを作成
3Dプリンタ 改造編(6)フィラメントガイド
フィラメントガイドを作成
3Dプリンタ 改造編(7)Z軸ホルダー
Z軸ホルダーを作成
3Dプリンタ 改造編(8)液晶ディスプレイブラケット
液晶ディスプレイブラケットを作成
3Dプリンタ 改造編(9)ケーブルカバー
ヒートベッドケーブルカバーを作成
3Dプリンタ 改造編(10)工具ハンガー
工具ハンガーを作成
3Dプリンタ 改造編(11)エクストルーダフレーム
エクストルーダフレームを作成
3Dプリンタ 改造編(12)フィラメントリールスタンド
フィラメントリールスタンドを作成
3Dプリンタ 改造編(13)プリンタ設置場所
プリンタ設置場所を作成
3Dプリンタ 改造編(3)-4 トップカバーRev.4
プリンタ用トップカバーを作成
3Dプリンタ 改造編(14)LED追加
印刷物を照らすLEDを取り付け
3Dプリンタ 改造編(15)除湿石
除湿石というのがあったので、購入して使ってみる
3Dプリンタ 改造編(16)マルチカラー
印刷物を照らすLEDを取り付け
3Dプリンタ 改造編(17)換気システム
3Dプリンタ向けの換気システムを作ってみる