バイクナビ(zumo660) 地図更新編

バイクナビ

地図

zumo660も2014年の購入であるため、すでに2019年となった今かなり年数が経過している。中身の地図はVer.15が入っているが、 2019年現在では地図のバージョンは Ver.20である。 世間ではいろいろと一般道路や高速道路が増えていて、zumo660の地図はかなり古くなった。 いまでは、高速を走っているのに、山の中を走るケースも多くなってきた。

そんななか、面白いものを見つけた。 OpenStreetMap(OSM) という、オープンデータの地理情報を作るプロジェクトというのがあるらしく、 googlemapに頼らない無償の地図があるらしく、これがzimo660にも適用できるらしい。 難しそうな気もするが試してみよう。

コピー

実はOSMの地図を使用するには若干の手間が必要らしい。 そのあたりの記事はこちら

まずは、処置後のファイルを頂いて、zumo660に適用してみて、どんな感じか見てみる。 まずは、処置後の最新ファイルをダウンロード。 ダウンロードはこちら

ファイルをダウンロードしたら、zip解凍して「gmapsupp.img」を抽出する(約1GB)。 これをzimo660のGarminフォルダにコピーする。

作業はこれだけ。imgファイルが用意されているととても簡単。

設定

Garminフォルダにファイルコピーがすんだら、通常通りzumo660を起動。ツールボタンを押す。

そして設定ボタンを押す。

次に地図ボタンを押す。

下のほうにある地図情報ボタンを押す。

すると、zumo用地図(CN Japan NT Zumo V15 Z)と、その上にOSM地図(OSM MAPS Family)が出てくるので、 下側のzumo用地図のチェックを外す。

これで、地図が切り替わって、OSM側の地図表示に変わる。

表示

では、地図が新しいのか確認してみる。 最近の新しめとして、新東名を見てみる。2019/3/17に開通したらしい。一度走ってみたが、 その時には当然地図に記載なく、道路標識のみを頼りに走行した。

Ver.15版(2014)の地図には当然表示なし。

osm版(2019/07)で表示させてみると、きちんと高速道路の表示あり。 左右に走る新東名の赤い線と、右側にも縦に伸びる圏央道が表示されている。Ver.15だと圏央道は海老名JCTまで。 OSMだとその下まできちんと伸びている。

これで、ナビや経路選択までどれくらい正しく行ってくれるのか、いろいろ試してみたい。 また、都合悪い時には、すぐ戻せるようなので、こういったところもありがたい。

参考

zumo660記事