3ボックス改造 その1

トップボックスとパニアケース

車体の初期購入時より、3ボックス(トップボックスとパニアケース)を取り付けてもらっている。 これらのボックスには、オプションでアルミパネルというのが存在しており、単調なボックスを少しかっこよくできるようだ。 しかし、ただの化粧板と思われるが結構お値段高く、全3ボックス用で、30,250円ほどかかる。

色もシルバー色しかなく、車体色に合わせたり自分の好きな色を選択などできないようで、いろいろと残念。 なので、これらは購入しなかった。

パネルなしのボックスは、パネル部分が外装と同じ素材となり、ボックスとしては真っ黒ボックス。 やはり、色パネルがあるとなんだか引き締まってかっこよくなるので、ちょっと欲しいなぁ。

パネル装備部分は、複雑な形状ではないので、カッティングシートを張ったら、それっぽくなるのでは?
と思い、カッティングシートを貼り付けてみることとした。

カッティングシート

昔購入して使えていないカッティングシートが残っているので、これを練習がてら貼って試してみる。 黒かカーボン柄しかないので、あまり派手にはならないはず。黒だと本体と差がなくて見えづらいので、カーボン柄でチャレンジしよう。

せっかくなので、カッティングシートの貼り方などを調べていると、 「ナイフレステープ」という存在を発見。ラッピングフィルムなどをカッターを使わず下地を傷めずフィルムだけカットできるもののようで、 動画を見ると曲線含めてすごくきれいなカットをしている。プロの技なので真似はできなさそうだけど、ほぼ直線だったらできるのではと、購入してみる。

3M製のものが定番のようだが結構高い。Amazonを見ると安いのがあるので、まずはこっちで試してみよう。 安いのは中の心線が弱かったり切れ味が悪かったりするのかな? スクレーパーも付属している安い\1,000程度のものを購入。
購入してみて安い原因が判明。5mx2しかなかった。短い…。3M純正品は50mあるようで、\4,000弱くらい。 長さ換算でいけば10mなら800円くらいでよい。あれ?まあまあ妥当だったりするのか~。テープ自体の品質は不明だけどね。

そういえば、参考に見た動画は、薄いフィルムのようなものをカットしていたが、 カッティングシートだとちょっと厚めなのでこの安物テープで切れるものなのか心配。
一度お試しシートを用意しナイフレステープでカットを試してみると、何とかなった。 最初にスタート地点ははさみで切れ込みを入れて、心線がカットしやすくしておくのと、 カットする直前部分はしっかり手で押さえて、シートやテープがずれないようにしてやると、何とかなりそうだ。 若干のコツをつかんだので、トップボックスへの貼り付けとカットにチャレンジしてみよう。

貼り付け作業

いよいよ、トップボックスへのカッティングシート貼り付けを行ってみる。 まだ1度だけナイフレステープでのカットを試しただけで、早速本番チャレンジなのだが、まあ何とかなるだろう。 失敗したらシートを剥がせばいいだけだし。

バイクからトップボックスを外して、家に持ち込む。トップボックスは取っ手がついていて持ち運びしやすいが、 気軽に持ち運ぶレベルの重さではないので、あまり持ち運びたくはない。ずっとバイクに取り付けておこう。

カッティングシートの幅とか長さを考えずに勝手にイケると思っていたが、実際ちゃんとあてがってみると問題なさそうでよかった。 ただ、平面ではなくこんもり盛り上がった球形なんだよね。シワなくうまく貼れるのかなぁ。

サイド面はがっつり角度がついているので、シートを分けて別に貼り付けてみることに。つなぎ目部分がきれいになるかなぁ。 と、不安は多いが、初めてなので失敗して当然。何事もチャレンジだ。

サイド面にまずはナイフレステープを貼り付ける。上面と横面の切れ目をこの角の山に合わせて、テープを張り付けておく。

同様に、上面の全体に枠に沿うようにテープを張り付ける。曲線になると失敗しそうなので、なるべく直線で張り付けるようにした。 下側のネジ、邪魔だなぁ。どうしよ?

では、カッティングシートを大まかなサイズに切った後、貼り付ける。真ん中から張り付けて空気を逃がすように全体を張り付けていく。 球形の曲面ではあるがアールがきつくないので、シワにはならずになんとなくうまく貼りつけられそうだ。

ねじ部分はシートが浮いてしまい厄介なので、ねじが露出する程度にカット。どのようにやっつけるかはいったん後回し。

では、いよいよナイフレステープでのカッティングシートのカットを行う。 最初に開始部分にはさみで簡単にカットを入れておいて、カットのスタートがしやすいようにしておいて、ナイフレステープの紐を引っ張る。 力加減か引っ張り角度か、シートが厚いかふめいだが、カット面がビロビロになりながらも何とかカットしていく。

何本かカットすると多少慣れてきて、案外それなりにカットできる。曲線はうまくやらないと引っ張る紐がズレてしまうことが判明。 まあそりゃそうだよな。引張りでズレそうな部分は想像がつくので、なるべくずれなくカットできるよううまくシートを押さえながらカットし、 不要部分のシートを剥がしていく。

次に両サイドの部分。こちらも全体的にナイフレステープを貼り付けて、シートのカットを準備。 シートの継ぎ目部分は2枚重ねて一気にカットすると継ぎ目が目立たない可能性があるが、紐を引っ張ってかっとした感じでは、 シート2枚同時カットは難しそう。

ということで、カッティングシートの貼り付け完了。 表面がつるつる系なので、しっかり空が反射している。ボックス自体の折れ目とシートの継ぎ目がぱっと見では気づきにくい。 なかなか良い出来なのではないだろうか。

取付

では、バイクに取り付けてみる。似たような黒系統なので、あまり目立たないが、 ボックス自体はマット系な黒だが、貼り付けたシート部分は光沢系のカーボン柄なので、近くで見れば大きく違っており、わかりやすい。 間近で見ると、カット面がグズグズだったり、曲線箇所が大きくずれていたりという粗が目立つが、同系色というのもあり目立ちにくい。

ボックスの保護という点でもカッティングシートを貼っておくのはアリな気がするので、これはよさそうだ。 つぎは、サイドパニアにチャレンジしよう。そのまえにカッティングシートを購入せねば手持ちがない。。。

保護

トップボックスには主にヘルメットを収納している。乗車時にはかぶっているので、ボックス内に入れていることはないが、 案外ヘルメットの側面など擦り傷が多い。出し入れ時などで擦れることで傷がついているのだろうか?

なので、内容物保護のためにボックス内に保護シートを貼り付けてみる。保護シートは何がいいか探してみるがよいものが見つからないので、 食器棚向けの若干くクッションのあるものをドラッグストアで購入。これを貼り付けてみる。 だが、ボックス内側こそかなりの凹凸があるため、かなり難しい。底面、側面などで切り分けて貼り付けてみたが、見た目はかなり難あり。 まあ、常時見える個所ではないので、とりあえずこれで運用してみよう。

さらにIKEAで小さめのクッションがあったので、購入して敷いてみた。だんだんひどくなっている気もするが、保護性能は上がっているはずだ。。。