スロットルアシスト
TMAXのときにスロットルアシストという、アクセルに取り付ける補助器具を付けていた。 これはアクセルを手のひらで押すだけで回すことができる器具で、アクセルを頑張って握りしめずにアクセルオンできる長距離ツーリングには便利な器具だ。
アクセルを簡単に回せるので、使い方を間違えると大変なこととなるが、TMAXでは随分と使ってきており使い慣れているため、 多少慣れてきたNT1100でも装備してみることとした。

TMAX時に使っていたやつは、バイクを下取りに出すとき一緒に出してしまったので紛失。 なので、もう一つ購入。これは96円と激安だったヤツ。すぐ壊れるかもだけど、壊れたところで危険なことにはならないので、 運用してみる。

取付
取付は簡単。アクセルにはめ込むだけ。わっかを少し広げてアクセルグリップに入れれば終了。

内部に引っかかりがあり、アクセルオン側の回転方向では引っかかるように、逆方向は滑るようになっているので、 位置合わせはアクセルオフ側にこの器具を回して、位置調整をすればよい。 あまりギリギリの位置だと、不意の腕の動きがアクセルに伝わって危ないので、ある程度余裕ある位置にセットしておくのが良い。
これでアクセルオンが楽になる。ただNT1100にはクルーズコントロールもあるので、役立つ場面は少ないかも。
役立つ
クルーズコントロールがあるので、スロットルアシストは役立つ場面が少ないかもと思ったが、案外役に立つ。 クルコンはセットするのに手間がかかるので、やるぞという気合が必要なのだが、このアシストは、だらけたいときに握力を緩め手のひらで押すだけなので、 すぐに楽ができてよい。
また、クルコンのスピードセットするとき、クルコンボタンを押すためにアクセルの握り直しが必要なのだが、その時このアシストがあると手のひらでアクセルを固定させられるので、現在の速度を大きく変化させることなくクルコン速度セットができる。思った以上に便利。
長時間乗ると、すぐに手が痛くなり握力がなくなってきていたが、これのおかげで凌げるようになっている。 握力がなくなるのはTMAXのころからだったので、年寄の運動不足が原因だと思うが、アシストがあるとかなり助かるので、有効なアイテムだ。 壊れた時のために、予備も何かのついでに購入しておこう。