2005/06/18(土)
今日YSPへ向かう。 先週R6を売ったばかりで、早速の物色だ。 しかしYSPは俺が引っ越したために遠くなった。電車に揺られながらいろいろ考える。 「う~む、今日は下見だけにしようか、でも遠いから決めちゃった方がいいかなぁ…」 考える時間はたくさんあったので、思考がぐるぐる回っていく。

YSPに到着し、ぶらぶらした後試乗を申し込む。「前回乗ったんじゃ?」 といわれるが、「今日は後ろもいるので」といって申し込む。そう、今日はパッセンジャーと一緒の試乗なのだ。 試乗車は、前回乗った赤とは色が違い黒だった。うぅむ黒はなかなかええ感じじゃ。
足のない今日は電車+歩きで来たので、ヘルメットをショップから借りて試乗する。今日は曇りと思いきや、午後には晴れてかなり暑い。しかし時刻はすでに4時。一応ピークは過ぎて いる。今日はパッセンジャーに悪いイメージを与えてはいけないのだ。
2人で乗車して路上に出発。天気の良い休日の夕方であり、わりと道は混んでいるが、まあまあ流れておりましな方だ。流れに乗ってそこらを走る。駅前付近で渋滞にはまってしまうが、 コンビニに寄り、適度な休憩を取って渋滞のストレスを即座に緩和する。だいぶ慣れてきたところで、車の少ない抜け道に入り、フル加速チャレンジを行う。 後ろが振り落とされるようなこともなく、適度な加速でいい感じだ。まあR6に比べれば物足りないが。
20分程度試乗し、ショップに戻ってきた。すでに買う気になっており、問題の焦点は、何色にするかに変化していた。 色のバリエーションは、赤、青、黒の3色がある。 赤は前回試乗したとき、いまいち気に入らなかった。 なんかくすんだ感じがしていた。しかし今回見たら、なぜかいい感じに見える。前とは色が変わった? 青もいい感じだ。あぁ、どうしよう。
とりあえず色はおいておき、商談を進める。本体にその他諸経費で結構な値段になる。(R6と変わらん!) まあしょうがない。実は7月からキャンペーンが始まり、7/1日から9月いっぱいまでに登録したら、 バックレストが無料でもらえるとのこと。なので7/1日に登録することにする。でもバックレストが届くのは8月になるらしい。後で取り付けることになるが、そこは無料なので仕方ない。
その他のカスタムオプションはなにも無し。というか本体がすでにカスタム仕様だ。 今回購入したのはT-MAXR。という、T-MAXのチューン版だ。 (ショップコンプリート版) 詳しく聞くと、特にエンジンには改造は行って無くて、駆動系チューンと、マフラー交換がメインらしい。 しかし前回試乗したとき、通常のものと改造版と乗り比べたが、発進加速がかなり良くなっており、 かなり乗りやすい。ショップ側は飛んでいきそうといっているが、さすがにそこまではない。 R6フル加速に比べればたいしたことはないが、スクーターとしては、ぐいぐい前に出てくれて、 楽しく乗れる。

あ、せっかくデジカメ持っていったのに、写真取るの忘れた。
2005/6/21(火)
近くの郵便局へ住民票を取りに行く。市役所まで行かなくていいのは助かる。 すぐに封筒に入れてバイク屋に送付。バイク代金も納金しておいたし、これで準備は万端だ。
2005/6/29(水)
納車は登録を7月頭にするはずだから、7月第2週の9日くらいになるだろう。 待ち遠しい限りだ。何となく気になり、ヘルメットを掃除してみる。そういえばR6購入後すぐに買ったメット だからすでに4年くらいたっている。まあいいか。
内装を取り、以前買って置いて使っていなかった内装と交換する。 そして古い方は、洗濯をする。シールドをはずして磨いたり、ねじを増し締めしたり…
待ち遠しい。ひさしぶりのわくわくだ。

2005/7/7(木)
バイク屋から留守電が入っており、バイクができあがったらしい。 早速翌日に、土曜日に取りに行く旨連絡を入れておく。
予定通り今週納車だ。しかし天気がよろしくない。 予報では週末は曇りのち雨らしい。 梅雨だからしょうがないとはいえ、 せめて雨は降らないでほしいな。
2005/7/9(土)
納車
とうとう納車予定日がやってきた。朝起きて空を見ると一面の雲。 しかしすぐ雨になりそうというわけでもなさそうだ。だが場所が違えばどうなるかわからない。 そして今後どう変化していくかもわからない。 だが考えていても仕方ない。 雨が降ったら降ったであきらめるしかない。バイクは晴れの日ばかりじゃないのだ。
免許証を持って、ヘルメットを持って、グローブや何かのための 荷物用ロープを持って、10時頃家を出発する。 だが、バイク屋までの道のりは遠い。 電車を乗り継ぎ、バスに乗り換え、バイク屋へ向かう。到着したのは11時過ぎだ。
バイク屋に着くといつもの店員はお客と商談中。「ちょっと待ってね」 といわれ、店内をぶらぶらする。すると、黒のTMAX発見。「売約済」の札を見ると、 俺の名前が書いてある。おぉ俺のだ!こうしてマイTMAXとのファーストコンタクトを果たした。

そのうち店員の方も商談が終わり、TMAXを店の真ん中に移動させ、 いろいろ説明をしてくれた。
俺にとっては初めてのスクーターでいろいろわからないところは多い。 試乗車に乗ったが、不明点は多いのでいろいろと質問して確認する。
ガソリンはハイオク指定のようだ。FI系はだいたいハイオクになるらしい。 前のR6はレギュラーだったが、インジェクションではなくキャブ仕様だった。 燃費がどれくらいかわからないが、ランニングコストは高くなりそうだ。
キーは、IDがあるらしく、キーの山が一緒でもID(ICチップ内蔵?) 認証が駄目な場合は電源がカットされ、エンジンがかからないらしい。当然正しいキーを刺さずに直結を行っても駄目だ。 最近この手のタイプが増えているらしく、ほとんどのバイクに採用されているらしい。ちょっと見ない間にずいぶん変わってきたものだ。 まあバイクメーカー側でこういった盗難対策を施してくれるのは助かる。
あと、今回イモビライザーを付けた。車体の揺れなどを関知して アラームを鳴らす。これらの操作はすべてメインキーのオンオフで操作するのだが、ややこしくて難しい。
基本的にはキーをオフにすると1分後には作動状態に入る。しかし車体メンテナンス時や、ガソリン給油時などキーをオフにするが鳴ってほしくない場面もあり、その場合はタイミングを合わせキーを2回ひねる。すると解除状態になる。 解除状態からさらに作動状態へ移行させるときは?とか、検知の感度変更もキーひねり回数とタイミングで変更していく。 覚えきれない!

メーターは、スピード計とタコメーターが2つ大きくあり、真ん中に各種表示エリアがある。 古い型のTMAXだとタコメーターがなかったらしいが、やはりスポーツバイクを謳うならタコは必須だろう。 とはいえ、勝手にギアが変わるからミッション車に比べればあまり必要ないな。 真ん中の液晶パネルには、 時計、燃料計、温度計、距離計などがあり、情報満載だ。 トリップ計は2つあり、ボタンで表示を変更できる。それ以外にオイル交換警告表示があり、 6000キロごとにオイル交換の警告表示が出るらしい。さらに2万キロごとに Vベルト交換警告が出るらしい。しかしこのバイクはチューンしてあり、Vベルトにはかなりの負荷が かかるので、1万キロ程度で交換してくれと言うことだった。 オイル交換はオイル交換ボタンがあるので 交換後リセット可能だが、Vベルトはボタン無いがどうやってクリアするのだろう。 交換作業時お店の人がやってくれるのかな?
ほかにも、R6にはなかったパーキングブレーキ、R6に比べれば大きなトランク、 その他を確認する。完了したので次は書類の確認だ。
車検証や、自賠責、車体の取り説や保証書、メンテナンスノート、イモビの取り説 をもらい、引き渡し作業完了。さて帰るぞ
今回チューンコンプリート版TMAXを購入したのだが、チューンにはマフラーも入っており 当然交換したということはノーマルマフラーが余っている。 前回バイクを売るときノーマルマフラーがあると値段が違うといわれたので、今回は売却時を考慮してノーマルマフラーを持ち帰ることにした。売却時に値段が上がるとはいえ、いつ売るかわからずそれまでの保管期間を考えると、 捨てた方がコスト的にはよいかも知れないが、せっかくまだ新品だし、もったいないからと思い、持ち帰る。
持ち帰るといってもトランポがあるわけではなく、背負って帰る。 エキパイで分離できるわけでもない一体型のマフラーをリュックに入れてきつく縛り、 背中に背負う。重い!。よたよたしながらバイク屋を後にする。
バイクに乗ればリアシートにリュックを乗っけることが出来るので重さを軽減できる。 だが、風が吹くとかなり影響を受け倒されそうになる。スピードを出してものけぞりそうだ。
まだ慣らしだからスピードは出さないが風が吹くときつい。 家までの道のりの半分まで来たところで、我慢できずいったん休憩。まだまだ遠いので、なんとかシートにくくりつけれないか考える。TMAXにはフックがついていない! 荷物用ロープは持ってきたが、引っかけるフックがないのではどうしようもない。しかしクラブバーはある。単純に引っかけるとすぐ取れそうなのだが、斜めにしてうまく引っかけるとしっかり噛みついた。何とかなりそうだ。不安ながらなんとかリアシートにくくりつけ、 帰宅することが出来た。
ひとまず帰ったら、まずはマフラーをやっつける。そばの倉庫の奥に放り込んでおいた。いつになったら、日の目を見ることになるやら。
邪魔な荷物をやっつけたら、またまた出発。バイクカバーを買いに出かける。 スクーターは大きいので、R6のカバーは使えない。というかR6のやつももうぼろぼろで、 穴だらけだったから、話にならない。NAPSへ向かい、商品を物色。1万程度と思っていたがなんと1万8千円。大型スクーター用は高い。その他適当な小物を買い、帰ろうとしたら、外は濡れている。 やばい雨が降り出している。家まで10分少々。急いで帰る。家に帰り雨の中早速 バイクカバーを出して、かぶせる。大型バイク+パニアケース対応のカバーは、でかすぎたが小さくてかぶせられないよりましだ。

何とか無事納車を終えた。