トップケース購入
GIVIのトップケースを購入。GIVIのケースはたくさんあるが、メット2個入る容量の物が欲しかったのでそれを探すと、E450,V46,E46,E52など各種ある。だが、E450以外は専用のフィッティング(キャリア込み)を装着する必要があり、しかも高価。
すでにTMAX純正キャリアを取り付けてしまっているので、選択肢は自動的にE450というモデルのみになった。

ネットで安い店を探して購入したのだが、申し込んで翌々日には届いた。早い!
E450のセットなら、汎用のベースもついて、2万ちょっと。未塗装モデルと、塗装済みモデル があり悩んだが、安い方の未塗装モデルのストップランプ付きにして、専用バックレストもあわせて購入した。
届いたケースに早速ヘルメットを入れてみると見事に2個入った。ヘルメットによっては入りませんとあったので少し心配したが問題なかった。でも後ろ向きにヘルメットを入れるとふたが閉まらない。 方向はこの向き限定のようだ。

前回バイク屋で取り付けてもらったリアキャリア。一番の心配事はベースがこのキャリアにどれくらい乗っかるかである。銀色のグラブバーやバックレストがたぶん邪魔になるからだ。半分くらいしか乗らないようなら、銀色のクラブバーを外そうかと思う。 だが、バックレスト自体が干渉して駄目なら、バックレストもはずしかない。うまく付いてくれればよいのだが。

とりあえず、ベースプレートを仮置きしてみる。結構微妙な大きさだ。これだけでは分からないから、 ベースプレートをケースに装着した状態で、仮置きしてみると、何とかなりそうだ。とりあえずこのままぎりぎりの位置に付けてみて、ぐらつくようなら、銀色のグラブバーを外そう。

仮置き下状態で裏から覗いてみる。2/3位はベースプレートが乗っかっているから大丈夫の気がする。手前にストップランプ用の配線がある。これをストップランプに繋がなくてはいけない。 ちょっとめんどくさいがしょうがない。

ベースプレートの取り付けにかかる。付属のねじとステーで取り付ける。 汎用品なので、ステーを無理矢理リアキャリアに引っかけるようにして取り付ける。

キャリアのバーにうまくステーを引っかけて4カ所留めることが出来た。 前側はなるべく前位置で留めるようにし、後ろ側はなるべく後ろ位置で留めるようにして、うまく力が全体に分散するようにした。

下側から見ると、うまいこと取り付けれたのが見える。 ねじをしっかり締めると、かなりがっちりと取り付けられた。これなら、少々の重さでも大丈夫だろう。 荷物はケース3kgと荷物3kgで最大6kgくらいになるはず。 10kg位の力でベースプレートを動かしてみるがびくともしないから、大丈夫そうだ。

ベースが付いたので、ケースを取り付けてみる。 銀色のグラブバーにはぎりぎり干渉せず、いい位置取りが出来た。

バックレストでケースが空かないなんてことは?と心配もしたが、全く問題なかった。ケースの中間位置はバックレストより上の位置になるので、ケースを全開しても、どこにも干渉しない。たぶんどれか取り外さなければと、思っていたら、問題なく取り付けることが出来て良かった。

ただし、今回トップケース取り付けにあたって、バックレストは一番前へ持ってきている。 すると後部座席が狭いので、ドライバー用バックレストを一番前へ持ってきた。 ずらしたら、隙間の汚れが出てきた。まだ数ヶ月だが既に汚い。雨に降られたのはまだ1回だけ だが、いろんな汚れが詰まっていた。ずらしたことで逃げ道が出来て汚れにくくなればよいが。

ケースと一緒に購入した、ケース用バックレスト。これの取り付けは、ケースに穴開け加工をする必要があるので、まだやっていない。 とりあえず取り付けたらこうなる予定の状態。

ケースへバックレスト装着
ケースと一緒に購入したケース用のバックレストを装着する。バックレストのクッションは一緒に届いたのだが、取り付けにはケースへ自分で穴あけを行い、取り付ける必要がある。失敗したら全てがパーになるので、ちょっと怖い作業だが、せっかく購入したので、 何とかうまく取り付けたい。

取り付け説明書を見る。イタリア語(らしい)で書いてある。さっぱり読めないが、図解で書いてあるので、やることは分かる。
どうやらこの説明書の切り取り線どおり切り取って、 ケースの後ろに貼り付けろ。すると穴開け位置が分かるはずじゃ。ということらしい。

指示通り紙を切って、ケース後ろにセロテープで貼り付ける。すると紙に穴開け位置が書いてあるから、そこに穴を開けろ。ということだ。 説明書が型紙になっており、位置指定する仕組みとはなかなか新しい方式?だ。 変に自分で測って位置決めよりはいいかも。
ただ、この説明書はコピー紙だから、 本当に大丈夫か心配になり、実際のバックレストと穴位置の間隔を確認して置いた。 一応大丈夫だった。

さて、今回穴あけのために購入したドリル刃。こんだけのセットで700円くらい。 実際には6.5mmのドリルが欲しかっただけなのだが、安いのでついこちらを購入した。

型紙を貼り付けたままドリルで穴あけすると、紙を巻き込み大変なことになるのは目に見えているので、 カッターの刃で穴開け位置のセンターに傷を付けておく。写真の赤丸位置に傷が付いているが見えるかな? この2カ所に6.5mmの穴を開ければよいのだ。

では、意を決してドリルで穴開け開始。最初はちょっと細めのドリルで、小さめの穴を開ける。 ケースの堅さや厚さなどが分からないので、ゆっくりと穴を開けていく。厚さ、堅さともハンドルカバー と似ている。そういや表面の質感なども似ている、おなじ材質か?

最初に小さな穴(2.5mm)を開け、そこに対して6.5mmのドリルを当てて、 どりゃっとやったら、一気に貫通。しかしドリルのぐるぐる?の角度が強すぎて、ドリル刃のみ貫通し、丸い穴は空かない。ぐりぐりにねじられた、プラスチックのみできあがった。
やばい!。失敗の空気が流れ、良くない汗が出てきた。ちょっとここは考えどころだ。 ドリルをあきらめここからひたすらヤスリで穴を広げるか、それともドリルで勝負するか?

貫通しようとしたがるドリルを引っ張りながら穴あけすることで何とか丸い穴を開けることに成功した。 かなりバリができたが、ヤスリで取り除くことが出来たので、結果的にはきれいな穴が空いた。
一時はどうなるかと思ったが、危なかった。ドリルが木工用というのが良くなかったのか? でも近くのホームセンターには金属用というドリル刃で6.5mmはなかった。うまくいったからひとまずは、よしとしよう。

これがバックレストを留めるねじ。たぶんこのねじが6mmのねじで、こいつを通すために6.5mmのねじを開けさせたのだと思われる。 ねじを通すときれいに通ったので、後はバックレストを取り付ければOK。

バックレスト側にナットが仕込んであり、ねじをケースの内側から通して、 バックレストのナットにはめるのだが、ナットはバックレストの丸まった内側にあり、 なかなか見えない。そしてゴムが表面にかかっていたりで、うまくねじにはまってくれない。
いろいろ悪戦苦闘しながら2個のねじを留めることに成功。腕などをケースの縁でコスって、 赤くなってしまった。痛い。本当は規定トルクでねじを締めなくてはなのだが、 トルクレンチなんて高価な物はないので、適当に締めた。力かかる部分ではないし大丈夫だろう。

バイクに取り付けるとこんな感じになる。下側のバックレストで、 リアシートは十分ホールドされているので、実はケースのバックレストは使わない。しかも寄りかかると、キャリアに負担がかかるので、体重を掛けてはいけない。なのであまり意味のないケースのバックレストであった。でも穴開けたから、 外しちゃうと雨が侵入するし、このままで行くしかない。

ひとまずトップケースの取り付けが完成だ。