ヘルメット検討(未購入)

目の順応について

最近年のせいと思われるが、光に弱い。具体的には晴れた日のトンネルなどにはいると目が暗いのに慣れるのが遅く、またトンネルを出るとこれまた大変。

昔はこんなにつらくは感じなかったので、目が年をとったのだと思われる。通常でも天気のいい日は眩しさがつらい。サングラスをすればいいのだが、つけたままトンネルや暗い影に入ると一気に視界を失い恐ろしい目にあった。

そんな悩みを持っていた中、1~2年前にシューベルトC3という憧れのヘルメットが登場した。(ジェットタイプはJ1)

何がすごいかというと、ヘルメットの中にサングラス(バイザー)を装備しておりワンタッチで出し入れできるのだ。当然めがねをかけていても問題な使える。

心躍るアイテム装備のヘルメットなのだが、いかんせん値段が高い。またショップ店員に聞くとヨーロッパ製なので頭の形が日本向けではなく、頭が痛くなる人が多いとのこと。

試着?をしてみたが、そんなにおかしな感じはない。ただ実際かぶったまま何時間か過ごすと違和感が出るのかもしれない。 いやそんなことより6万という価格が一番のネックだ。今は勝負できるほどの余裕がないため、出てくるのはため息だけだ。

ダブルバイザー

シューベルト登場より数年が過ぎ、気がつくと各社からインナーバイザー内蔵(ダブルバイザー)のヘルメットが出揃ってきている。なんといってもあのSHOEIからもフリップアップヘルメットのMULTITECの後継機としてNEOTECが登場(2012)。

こいつにはインナーバイザーが装備された。日本製ヘルメットでは初登場なのでは?とうとう大手もダブルバイザーのよさに気づいて装備を始めたようだ。

これからのヘルメットにはどんどん装備して欲しい。まぶしさ軽減の安全面からもよいのではないかと思う。 ただしこれの呼び名は統一して欲しい。メーカ各社で呼び名が違うようだ。

現在のラインナップ

なるべくジェットヘルに絞って探してみた(2012.06調査)

  • 型名:NEOTEC
  • メーカ:SHOEI
  • 実勢価格:\45,000
特徴

フリップアップタイプだが、日本メーカで初めてのインナーバイザー採用(ではないかと思う)。 これでジェットタイプがでれば即決で飛びつくのだが、フリップアップタイプということでちょっと躊躇中。しかし世間では売れているようだ。自分もスクーターではなくSS系に乗っていれば買っていただろう。

  • 型名:J1
  • メーカ:シューベルト
  • 実勢価格:\60,000
特徴

インナーバイザーを世界ではじめて(たぶん)装備したヘルメット。ドイツ製。かなり高価なため手が出せない。 評判だと静粛性がよいらしい。

  • 型名:CR-2
  • メーカ:WINS
  • 実勢価格:\16,000
特徴

価格も安く、ねらい目。各種カラーとラインナップあり。フリップアップ化可能(っぽい)

  • 型名:X.07
  • メーカ:GIVI
  • 実勢価格:\20,000
特徴

GIVI製だが、日本での代理店はデイトナ。

  • 型名:LS2-FREEWAY
  • メーカ:MHR
  • 実勢価格:\13,000
特徴

すっきりしていていい感じかも。バイザー出し入れも左側のほほガードあたりの赤いところを動かすだけ。 実際にやってみると、ぐいっと力を入れて押さないとバイザーが出てこない。実際に運転中に操作してみたい。

  • 型名:AeroJetter4
  • メーカ:MOTOR-HEAD
  • 実勢価格:\15,000
特徴

Motorheadはドラスタ/2りんかんのブランドらしい。値段も安くいいかも。MHRのOEMっぽいが。

  • 型名:FS-33
  • メーカ:HJC
  • 実勢価格:\18,000
特徴

シンプルでいいかも。ただ、インナーバイザーの出し入れが脳天のノッチをスライドさせる方式。やりづらい。

  • 型名:N43Air
  • メーカ:NOLAN
  • 実勢価格:\36,000
特徴

イタリア製で、日本代理店はなさそうなので購入のハードルは高い。 EuroDirectか、FC-MOTO で個人輸入か。インナーバイザーに加えこちらは通信装置 が組み込める。ただし専用のものとはなるが一体型だとかなりカッコいい。
チンガードが着脱可能なためジェット型に変更可能。 ただし日本のSG規格を通していないため、日本の公道走行は不可とのこと。ヨーロッパ規格は当然適合。

  • 型名:HYPERX
  • メーカ:CABERG
  • 実勢価格:\22,000~\35,000
特徴

ドイツ発祥のイタリアメーカらしいカバーグ(と読む?)で、やはり代理店はないので購入ハードルは高い。 上のN43Air同様インナーバイザー、チンガードの着脱、通信機器の内蔵などのギミックはそろっている。 インナーバイザーのレバーは後頭部にあり少々不細工。操作のしやすさのためしかたないのか。 購入についてはEuroNetDirect かEuroDirect など。やはりこれも日本のSG規格などは通していないため、公道使用不可とのこと。ヨーロッパ規格は当然適合。(ECE 22-05適合)
このメーカではほかにもJet Sintesiや Downtown Open Face といったヘルメットもある。

  • 型名:ZS202
  • メーカ:ZEUS
  • 実勢価格:\17,000
特徴

ZEUSという聞かないメーカ。台湾メーカらしい。しかしこのヘルメット、日本のJIS規格を通してないので公道では使えない。 じゃあ販売するなよ!(装飾用とのこと)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
  • 型名:ZJ-2 Zack
  • メーカ:TNK工業
  • 実勢価格:\6,000
特徴

SPEEDPITというブランドで販売している。妙に安いがSG規格は通っており、全排気量で使用可能。実物見ないと不安。 サイズはフリー1つのみ。(58~59cm)少し大きめサイズとなるZJ-3というのもあるようだ。

  • 型名:Valer-J
  • メーカ:OGK
  • 実勢価格:\13,000
特徴

アウターシールドという新しいアプローチ。インナーのほうが見えないところからシャキンと出てきてかっこいいのだが、 これはこれで不要時にはずしやすいとか便利かも。まぁあまり食指はうごかないけど。

  • 型名:CT-Z
  • メーカ:ARAI
  • 実勢価格:\30,000
特徴

もうひとつの大手メーカのアライはインナーバイザー物はないが、日よけを装備して登場。 やっぱスモークシールドによるインナーバイザーのほうがいいなぁ
アライメットはフリップアップ方式さえも出さないので、インナーバイザー系は当面なさそう。 よそではかなり売れているのに何か意地になっているのか?

    いろいろ調べてみるも、購入にはいたらず。
    その後、バイクも新しくなった1年後に念願のインナーバイザー付き ヘルメット購入に至る