ミラー穴処理
ミラーをハンドルマウントに移して、純正ミラーを取り外すとそこにミラー穴が残ってしまう。このままだと内部に雨などが浸水してしまいあまりよくない状況。
カウル内は完全に守られた空間ではなく、タイヤからのハネなど、下側は開いているのである程度の外気にさらされる前提とはなっているが、それでもなるべくガードはしてあったほうがよい。
ミラー穴をふさぐパーツは社外品が各社より出ており、有名どころはRIZOMA。 お値段\5,800。しかも1個の値段。片方だけというわけにはいかないから2個必要。

アルミ製だと思うが、まさかプラッチックではないよね。 実物見るとかっこいいのかもしれないが、ちょっといまいちな感じ。やっぱ530のシャープさに比べ、丸いデザインはどうなのかなと。 もっとエッジの効いた尖ったデザインにしてくれたほうがいいのに。
もうひとつは、LighTechというところから。 純正のゴムカバーと同じ形に作ってあるようで、その上に乗っかる形のアルミアルマイト加工されたカバー。お値段\8,000。

もうちょっと安くならないものかねぇ。ただのカバーなんであんまり金かけたくないのだが、アルミ加工で金がかかってしまうものなのかな。
MrDon弥生というところからは、 ミラー穴部分だけではなくハンドル近くまでしっかりとカバーされるものが出ている。 材質により値段が変わり、FRP製なら\9,000。カーボン製なら\18,000となっている。 あんまり写真が無くて詳しいイメージがわかないが、面白そうな気がする。しかしこの値段をかける気は起きない。

MrDon弥生からは、ミラー穴のみ隠すやつも出ていて、こちらも材質で値段が変わり、FRP製なら\5,000。カーボン製なら\10,000となっている。写真を見る限りかなりシンプル。出来ればこんな感じでプラスチックでいいので、片方\1,000とかで作ってくれるといいのに。

BARRACUDAというところから、ハンドルミラー換装キットとして、ミラー穴カバー付きで出ている。シンプルな感じでこれは結構いいかも。 お値段\13,000。やはり高い。

いやハンドルミラーステーもいっしょなのでこの程度はしてしまうかも。 詳しい情報が見つからないが、材質はアルミと思う。というか、そうであって欲しい。これでプラだとショック。
ComeStockというところから、カーボンの物が出ている。穴のみ隠すようだが、カーボンということでお値段¥10,000。やはり高価。

裏面がどうなっているのかわからないが、まさか両面テープで貼り付け?ちゃんとミラーステー穴にねじ止めするんだよね?
ヤマハのY’sギアからもミラー穴隠しは出ており、ネイキッドミラーパッド としてでている。お値段\1,900。ほかに比べると結構安いのだが、実態はただの目隠しシール。シールのみと考えるとかなり高価。

DIY
Y’sギアのやつが、シールなんだったら、自作すればいいじゃん。ということで、カッティングシートで目隠し用シールの作成を行ってみる。
楕円の穴の形より少し大きめのマルでいこうかと思ったが、ミラーを取り外したときのクッションゴムが手元にあり、ライテックのヤツは、これと同じ形状のようなので、カッティングシートはこの形にカットしてみる。 厚紙にクッションゴムを当てて形を転写。

実はこのクッションゴムは片方なくしてしまっていて、Rと書いてあるので、たぶん右用のものしか手元に無い。形が左右で反転しているので、厚紙への転写は紙の表と裏に転写して、左右反転状態のものを作成するようにした。

鉛筆での転写が出来たら、はさみでカット。これで厚紙による型紙が出来た。右用と左用とそれぞれをはさみで切り出せば、型紙は完成。こいつをベースにカッティングシートでの目隠しシールを作成しよう。

出来上がった型紙でいったんバイクにあてがってみて、様子を確認。きちんとミラー穴は隠れてくれて、シールが張り付く場所も十分ありそう。

カッティングシートが雨や太陽に強いのか、 後で剥がすときに接着剤がどれくらいカウルにこびりつくかはこれからになるが、ひとまずチャレンジだ。
型紙での実写チェックで問題なさそうなので、カーボン柄のカッティングシートで目隠しシールを作成する。 型紙を作ったときのように、裏に鉛筆でワクを作成して、はさみで切り取る。
わりと直線が多いのでカッターを使わずはさみでカットした。デザインカットしてくれるプリンタや、レーザーカッターがあるといいのだが、 当然そんな高価なものは無いのですべて手作業だ。

さて出来上がったカッティングシートを実際にバイクにあてがってみる。まだ貼り付けは行っておらず位置合わせの段階。 ここだけいきなりカーボン柄というのも若干違和感があるが、まあいいんじゃないかな。 黒色のカッティングシートもあるので、黒単色版も用意してみようかな。

だいたいシールの真ん中あたりにミラー穴が来るように位置を合わせてカッティングシートを貼る。案外目立たない感じで完成。なんとなく中途半端な感じはあるが、とりあえず完成だ。やっぱ黒色版のほうがいいのかな?

正面から見ると、かなりわかりづらい感じで完成。まあどっちかというと浸水防止のための処置なのだが、どうせ目立たないなら黒色で目立たせないほうがよさそうだ。
または逆に白や青や赤などで派手に目立たせたほうがいいのかも。 または、もっとシールの形を変えたほうがいいのかも。う~んなかなか難しい。
