バッテリー交換

バッテリー購入

3年めの車検を受け、バイクも3年経過となった。車検結果ではバッテリーが弱ってきているとの指摘。バイク屋で交換するとえらく高いので、自前で交換にチャレンジ。

バッテリーの場所はわかっているし、なんとかなるはず。安いバッテリーでもマメな交換をしてやれば、純正よりは十分働いてくれるはずだ。

TMAX530のバッテリー型式はYTZ-12Sといったあたりが該当する様子。型式の先頭の1文字目はメーカーコードっぽいので ?TZ-12Sと言った感じで探してみると、いろいろ見つかったが、HighPowerといういかにも怪しそうなデザインのこれに決定。

純正の値段がいくらするのか不明なのだが、1万はするだろうと思われる中、こちらは3,000円。3回交換しても大丈夫な値段。 届いたバッテリーはやはりチープな感じがする。さて問題なければいいが。

到着直後で一旦電圧を測ってみる。ショップのコメントでは充電後に送付とあるので、充電されているはずなのだが、指した電圧は12.7以上と、かなりしっかりと充電してある様子。ひとまず問題なさそうだ。

バッテリー交換

では、バイクへの取り付けを開始する。TMAX530のバッテリーは乗車して左側のグローブボックス下にある。

バッテリーがあるからこの左側のボックスは容量が少ないのだ。このグローブボックスの取り外しから開始。

隠しネジなど幾つかの関門を越えて、グローブボックスを取り外すと、穴から電気コードが見える。 そう、そこにバッテリーがいるのだ。

さらに、グローブボックス上のカバーも取り外す。こいつを取るにはキーの部分のカバーも外さないと、隠しネジを外すことが出来ない。

いろいろ取り外すとバッテリー上部にポッカリと穴が空いた状態にできるので、 バッテリー交換が楽になるのだ。

バッテリーが見えたら、マイナス側から取り外していく。しかしよく見るとマイナスのメインのケーブルは外れていなかった。危うくショートさせてしまうところだった。

マイナスをきちんと取り外しておかないと、プラス側コードが金属部分にふれると、ショートとなりえらいことに。12Vのバッテリーは案外エネルギーを持っているので、気をつけなければ。

取り外したバッテリーとぽっかり開いたバッテリー置き場。 バッテリーを止めていたバンドを外してやれば簡単にバッテリーを外すことが出来る。これでひとまず純正の取り外しが完了。

取り外した場所に新しいバッテリーを配置する。大きさは同じであるため、バッテリー置き場のスペースに置けばきちんとハマる。いや当たり前なのだが。ひとまず取り付けゴムベルトでバッテリーを固定する。

あとは、電気コードを取り付けていく。今度はプラス側から取り付け開始。ショート事故を起こさないように慎重に取り付けていく。

バッテリーの接点部分のネジのナットが油断するとこぼれ落ちるタイプなので、落とすことのないように気をつけながら取り付ける。ここでナットをぽろっと落とすと、見つけるのが大変になる。エンジン辺りに引っかかりでもしたら、もう取り出せなくなってしまう。

あとは取り外しとは逆順にカウル回りを取り付けていき、グローブボックスが元に戻れば完了だ。 試運転として、セルを回してみると、問題なく回転しエンジンがかかった。

すこし様子を見るために軽く走り回ってみる。なんだか順調でエンジンも回りがスムーズになっている気がする。バッテリーの電圧はエンジンの回転にも影響するのだろうか?

車検上がりのせいなのかもしれないが、 エンジンの調子が良くなった気がする。にしんそばで温まって帰る。