トランクランプ
シートをあけるとトランクがあり後ろ側のトランクランプが点灯する。昼は関係ないが、夜には真っ暗の中トランク内のものを探すとき重宝する。

これはふたを開けてみると小さな電球(ムギ球)が点灯している。これは前のバイクと一緒なのでよくわかっている。 点灯していると案外熱くなり、手で触れるレベルではなくなる。

シートをあげての作業時などはずっと点灯していると、小さいとはいえ電力の無駄でバッテリーによくないため、取り外して作業をしている。 手で触ると熱いし、小さくて指に力が入らず外しづらいのでいつもペンチで挟んで外している。

事件
しかしここで事件が発生。いつもどおりトランクランプをペンチで取り外そうとするとパキッという音とともに砕けて!しまった。
ガラス製と思われる小さなバルブは粉々に砕けてしまい、破片が散乱。一部のかけらはソケットに残りほじくり出そうとするとバチバチと火花を上げる。
結局バッテリーの電極を取り外してからソケットに残ったかけらを取り除く。なんとかヒューズはすべて生き残っていたようだが、かなりの惨事となった。

案外丈夫と思っていたトランクランプだが、ガラス製ということで少しでも限界を超えると破壊されてしまった。少し傷でも入っていたかもしれない。
なんとか残骸はすべて取り除き掃除をする。あまり尖ったかけらは出てこなかったので、車のフロントガラスのように安全に壊れるようになっていたようだ。素手で掃除したが指に破片が刺さるようなことも無かった。

トランクランプをやっちゃったので、新しいランプが必要だが、どうせここは改造予定。LEDを装備しよう。
LED化
自作をしていきたいと思うがまずはつなぎとして出来合いのものを用意。ネットでの買い物ついでに購入をしてみた300円のT5サイズのLED。
かなりアレなパッケージに入って到着。売れ残りの特価品とのことで色は緑しかなかった。丁度前のバイクも緑のLEDだったので、問題なし。

T5のソケットは透明で中には抵抗と逆差防止用?のダイオードが見える。LEDはそこそこ明るそうなものなので、まあまあいい買い物かもしれない。
点灯試験をしようとしたがモノが小さくて電源接続が難しく、ついショートしてしまい火花を出して大変だったのであきらめた。本番接続で最終確認をする。
片手で両極つなげたまま、もう片手でカメラ撮影は至難の業。小さすぎてクリップもうまく噛み付かないし、目視確認できたので撮影は断念で。

バイクへの取付けは非常に簡単。ソケットにそのまま挿すだけ。点灯すればOK。しない場合は半回転させて再チャレンジすれば点灯する。
LEDはダイオードなので極性があるのだ。点灯させてしばらくして触ってみたがあまり熱くもならず、効率はよさそう。これなら少々点灯させっぱなしでも、バッテリーへの負担は少ないと思われる。また熱くならないのでペンチを使わなくても手で外すことが出来、壊すこともなくなるだろう。

装着して点灯させた状態とふたをかぶせた状態。明るさはもう比較が出来ないので記憶のみでの比較だが、十分というかLEDのほうが明るいかも。
しかし側面での点灯なのでトランクにものがいっぱい入っていると向こう側は陰になって見えない。シート裏にもLEDを装備させていきたい。
トランクランプ基台改造
トランクランプのソケット側だが、うら基台両脇を押さえて押し込むと、取り外すことが出来る。 ただし電源コードはつながっているので、これは外してやる必要がある。

少々固く差し込まれているので、指の力だけでは外れず、マイナスドライバーでこじってやる必要があったが、コネクタを外してやればトランクランプの外枠ごと取り外すことが出来る。

取り外したトランクランプ一式は、外枠、T5ソケット、カバーの3つに分解できる。 ソケットはひねって回すだけで取り外し可能。両脇が接点となっていて、電気がつながる仕組みのようだ。わりと簡単に出来上がっている。しかし余白は案外少なく、改造を施すのは少し難しそう。どうしてやろうか。

トランクランプだが、1箇所しか点灯していないので、もう少しいろんな箇所にライトをつけたいと考えている。 また、トランク後方からのコードが数本あるので、この口を利用して通すことも考えたが、それは隙間が少ないので断念。
なので、別ランプへの電源確保の改造のみ考える。要はトランクランプの電源をもらえるようにすればいいので、 裏側の接点部分から拝借する方式をとってみる。

裏側の接点部分へのはんだ付けを試みる。周りがプラなので熱を当てすぎると溶ける可能性が高いため、すばやい作業が必要だが、コードに予備はんだしておいて一気にはんだ付けしてやったら、うまく取り付けることが出来た。
少々甘い取り付けで、振動で外れる可能性も高いが、とりあえずこれでいってみよう。外れたらまたそのとき考える。

ということで完成したトランクランプの外部電源ライン。ランプ側は別途作成してシート裏に貼り付け予定。それをこのコードにつなげれば、トランクオープンでランプ点灯する算段だ。
ケーブルが外れそうなので、本当はホットボンドで固定などしておきたいのだが、いかんせんスペースがなく、 ボンドをつけたら本来のコネクタ類に支障が出そうなのであきらめる。

出来上がったコードつきトランクランプをトランクに戻す。 この作業中はトランクオープンのため電気が通電中で、活線作業となる。ショートに注意しながら結線をすればOK。
予定通り写真の右側にプラス電源が来ており、こちらのギボシはメスにしたので、カバーが外れなければ車体にショートすることはない。 車やバイクの車体はマイナスアースになっているので、プラス電源を触れさせるといきなりショートになるので注意が必要だ。

トランクオープン時に通電するラインをトランクランプ基台から作成を行ったが、その後うまい活用法が見つからず放置。無駄なソケットのみ残っている。