トップカバー
箱型プリンター本体の前面と側面にはアクリル板が入ったので、印刷エリアの密閉度が上がっているのだが、実際には天面はがら空き状態となっている。 多少ここも塞いであげたほうが、温度的な変化とか、ホコリとかが防げるのでは。
他の例でも上面側にカバーを付けている例はあるので、何かしら効果はあるように思われる。 そこで目についたのが、捨てようと思っていた3Dプリンタの梱包保護材。

それとなくX-ONE2と同じ大きさで、使い勝手いいのでは?枚数もそこそこ揃っているし、どうせ捨てるなら、 ちょっと工作に使ってみて、うまく行かなきゃその段階で廃棄でもいいんじゃないかな?
ということで、これを使ってトップカバーを作ってみる。あと、一緒に捨てようと思っていたダンボール箱の角折れ防止の補強材。 これもちょうどアングル材の形してて、それなりに硬いし使えるんじゃないかな?

ちょうど白の養生テープがあるので、これで貼り付けしながら組み立ててみる。う~ん何かできそうな気がする。

クッション材のカットが難しそうだったので、そのまま使用してみる。ちょっと背が高すぎる気もするが、 なんとなくいいんじゃないかな?かっこ悪い?

穴空きのクッション材もあったので、フロント側に配置してみる。覗き窓付きといった感じだ。適度な大きさの窓なので、 覗き窓としてはちょうど良さそう。なんだか面白くなってきた。

後ろ側にも薄手のクッション材があったので取り付ける。ダンボールのアングル材は、 ぐにゃぐにゃするクッション材のサポートとして、なかなか役に立つ。これらを組み合わせていけば、なんとなくできそう。

ちなみにプリンタの後ろからは電源コードが来たり、フィラメントが来るので、ぴったり塞ぐことはできない。 ちょうどよい空間が開くように、ダンボールアングルでのストッパーを用意していい位置にトップカバーが配置されるようにしてみた。

ダンボールのアングル材がかなり補強になることが判明。クッション材だけを養生テープで貼り付けただけだと、 かなりグニャグニャとした感じなのだが、補強としてダンボールを貼り付けておくと、持った感じがぜんぜん違い、 しっかり感が出て来る。このダンボールも結構な材料が揃っているので、じゃんじゃん使って補強してみよう。

調子に乗って、いろいろと補強を貼り付けていたら、事件発生。3Dプリンタの印刷中にガコッガコッといった、 ちょっとヤバめな音がしたので見てみると、ダンボールのアングルが一つ印刷エリアになだれ込んでいた。 (ちなみに以下の写真は再現状態。実際のときは慌てて停止をしてダンボールをすぐに取り出したので、写真なんか撮る暇なし)

貼り付けが養生テープなので若干粘着は弱い。作り変えを考慮して養生テープとしたのが仇となった。 とはいえ、ダンボールとクッション材を強力接着できる良いものは持ち合わせてないので、内部の補強はやめて、 外部補強とした。内側には印刷エリアに落ちてしまうようなものは、なくしておく。 結果として、隠すつもりで内部に取り付けた補強は、外側に出てしまうことに。 なんだか最初にダンボールのアングル材で骨組み作ってからクッション材はめ込んだほうが、いい感じにできた気もする。

トップカバー編