3Dプリンタ 印刷編 壁美人もどきその2

3Dプリンター

壁フック

壁美人方式のホッチキス止めによる壁への固定は案外便利であることが判明。 マンションの壁が石膏ボードなので、なかなか木の壁のように釘やねじは打ち込めずに困るが、 壁美人もどき方式で、うまくホッチキス止めにより固定を行えば、案外しっかり固定される。 あまり重量がかかるものは危険だが、ちょっとしたものにはいろいろと応用が効きそうだ。

ということで、今度は壁フックを作成してみる。 ちょっとしたものをひっかけておくためのフックだ。 ホッチキスエリアは、12mmx6mmのエリアを設けておけば大丈夫。 あとは壁向けに何を作るかだけだ。今回フック部分はFusion360の「スイープ」という機能を使用。 円のスケッチと、それを通す垂直方向のルートをスケッチしておき、スイープを行うと、 曲がった円柱ができた。なるほどね。

では、これを印刷。4つ並べて同時印刷。ひとつだけだと円柱部分をゆっくり印刷となって無駄に遅い。 4つあると冷却時間も稼ぎながら、それぞれの印刷となり、熱ダレしにくいはず。でも、ミスるとショックも4倍?

では、壁に取り付けよう

壁面

あまり水平などはしっかり測らなくても大丈夫なので、目測でだいたいの位置に取り付け実施。 四方をホッチキスで止めてやれば完成。

では、何かをひっかける。今回はナットドライバーをひっかけておく。なんだか商品の陳列コーナーみたい。 よく使うものは、こうして近くに壁掛けしておくと、すぐに取り出せて便利な気がする。 このままだと壁一面、フックだらけになっていきそうだ。

ケース

壁へのフック取付が成功したので、もう少し大き目なものにチャレンジ。 100均のアクリルケースがあるのだが、これを壁に取り付けてみよう。

大きさとしては、高さ77mmx奥行43mmx幅153mmくらいだ。幅はあまり関係ないので、高さと奥行きから、固定フックを考える。 底面をしっかり支えておき、ひっかけるようにセットすれば、何とかなるんじゃないかな?まあ作ってみて試してみよう。

印刷は、別のものと一緒に印刷したのだが、途中でひとつベッドから外れてしまい、いろいろと大変なことに。 今回のケース用壁フックは右側の2つなので、何とか被害を受けずに完了した。縦棒系の印刷の時は、難しい。

では、取り付け開始。まずは位置調整。2つのフックでケースを支えるのだが、斜めになっていては意味がないので、 しっかりと水平をとる。100均の水平器なのだが、DIYレベルにはこれで十分だ。スマホにも水準器があるが、スマホは重いので危険だ。

位置がしっかり確定したらホチキス止め開始。せっかく決めた位置がずれないように、慎重に打ち付ければ完了。

取り付け後も一応水平を測っておく。問題なく水平は取れているようだ。

では、最後にケースの取り付け。少し力を入れてフックにはめ込めば完了。なかなかしっかりとはまり、簡単にはフックからは取れそうにない。 フック自体はあまり強くないのと、壁への取り付けも甘いので、あまり重いものを入れると危なそうだが、手で触った感じではしっかりとしている。

壁取り付け強度などを、今後改善していき、最終的には壁掛けテレビを、、、いや無理すぎるな。

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