朝食
夜早くに寝てしまったが、朝早起きかというとそうでもなく、朝食直前までぐっすり寝ていた。かなり体は疲れている様子。 まあ仕方ないだろう。宿の朝食は予想どおり豪華な内容。どう考えてもご飯一杯では足りないおかず量なので、ご飯はかなりセーブして頂く。 一通り平らげることができたが、これ以外にも海苔やヨーグルトなどのオプションもあり、そちらには手が出せなかった。

朝食を食べたら、出発。まずは給油。ガソリンが半分を切っており、昨日ガソリンスタンドを探したがあまりなかった。 一番近くににあるガソリンスタンドにまずは向かい、給油。これで当面安心だ。
有料道路
2日目の予定はあまり考えていなかったので、日光に出て東照宮あたりをめぐってみようと思う。 日光へ抜ける道で有料道路の日塩もみじラインというのがあるので、 これを通ってみる。有料道路だが、あまり路面の状態は良くない。 山頂付近のスキー場では「ゆり博」というのが開催されているようで、 そこに行く車が何台かいた。そんなに車はいなかったので、それなりに快適に走ることができた。
料金所で有料道路の料金を支払ったら、またまた有料道路が。 龍王峡ラインというらしく、トンネル通過で早く行ける道のようだ。 バイクは料金の支払いが面倒なので、つないで一括払いにするか、ETC化するか、バイク無料にするなど、もう少し便利にしてほしい。
ふもとまで下りてくると、だんだん蒸し暑くなってきた。森の中の山の上のほうと、ふもとのほうでは随分と違うものだ。 コンビニで一旦休憩し、東武鉄道沿いに走っていき日光を目指す。そのうち東武日光駅があり、通過すると、日光東照宮あたりに到着。 それなりに駐車場があるようなので、少しうろうろして駐車場に到着。1日300円となかなか便利。今日はバイクをここに置いて、 いろいろめぐってみよう。
日光観光
駐車場が日光二荒山(ふたらさん)神社の近くなので、まずはこの日光二荒山神社へ。 なのだが、どうも駐車場からだと、裏口あたりからきてしまったようなので、まずは正面まで移動。 するとすぐ近くに「常行堂」があったので、こちらにまずは入ってみる。 すると、金ピカの3体の像が間近で見られた。

では、二荒山神社に入り、参拝。 立派なお社で境内も広くて気持ちいい。それなりに人が多いけど、混雑というほどではないので、 それなりに落ち着いていてよい。でも団体客に遭遇すると大変だ。

右方向に行くと東照宮らしいので、通路を移動し東照宮方面へ。やはりこちらは人気で人が多い。 東照宮は拝観料が必要で、あれ、前からそんなのあったっけ?1300円となかなかのお値段。 まあいろいろ豪華なので維持費もかかるのかな?門を入って左側には人だかりが。 どうやら三猿の彫刻がある神厩舎というところらしい。彫刻は修復されてとてもきれいな状態となっている。 なので、みんな写真を撮っているようだ。

その奥にある御水舎(おみずや)もとても豪華な感じ。水がとても冷たいので、たっぷりの水で手を洗ってちょっと涼む。 そして、正面には陽明門。こちらもきれいに修復されているようで、白と金色で豪華。 ちなみに金箔エリアにはアクリルでガードがされており、触ったりして金箔がはがれないようにしてある。 今時はこんなのが必要なんだろうな。

陽明門をくぐると、本殿が見える。まだ一部修復中のようなのだが、正面部分は出来上がっているようで、 金ピカがよく見える。細部にわたって細かい彫刻が施してあり、引くほど豪華だ。

人気の眠り猫エリアは、団体さんが来ると大惨事なので、人が捌けた隙を狙って見に行く。人気なので大変なのだが、 実際にはなぜこの猫だけ人気なのか、よくわからない。彫刻具合からすると、ほかの麒麟とか龍とかもいいと思うのだが。

眠り猫の門をくぐると、奥宮への階段に。そこそこ段数の多い階段で、なかなか上るのが大変。 山にあるから仕方ないけど、いろいろ見て回るだけでも大変だな。

東照宮をいろいろとめぐり、門の外まで出る。ここには五重塔があるが、内部を特別公開しているらしく、心柱を見ることができるとのこと。 でも有料。300円なのでまあいいやと、見に行ってみる。塔の周りには干支の彫刻が掘ってあり、それを見ながら裏側に回ると、 下の階の扉が開いてあり、心柱を見ることができる。 心柱の下側は、地面についておらず浮いた状態。塔の上部から吊っている構造らしい。これが地震でも倒れない構造で、 スカイツリーでも同様の仕組みをとっているとのこと。そしてその心柱はきれいに金箔が貼ってあり、なぜか豪華。 拝観すると、クリアファイルがもらえた。

そのあとは、東照宮の門を出てまっすぐ下り、左手に見えた輪王寺に行く 輪王寺は約50年ぶりの大修理が始まっているらしく、本堂となる三仏堂(さんぶつどう)は、全面工事中だった。 でも一部内部に入ってお詣りできるようになっているので、入ってみることに。 拝観料は2種類あるが、もういろいろめぐる体力は無いので、安いほうを選択。

昼飯
ここですでに時間は13:30とかなり経っていたので、昼飯を考えることに。今まで歩いたルートに飯どころは無いので、 もう少し町中に行くしかない。バイクまで戻ってバイク移動するか、このまま歩いて探すか悩むが、 とりあえずふもとの道路近くを歩いて駐車場方面に歩いてみる。
120号線あたりまで出てみると、それなりに店はありそう。結果的には駐車場に向かう道沿いにあった食事処に入った。 「お食事処山楽」に入ると、 クーラーが効いていて涼しい。名物 ゆばそばとなっているが、日光ヒミツ豚の定食やかつ丼などもあり、とんかつもおすすめっぽい。 何を食べようか悩むが、カツカレーを注文。嫁はかつ丼。

カツは注文してから揚げるとのことで、少しお時間いただくとのこと。ゆっくり休憩したかったので、 少々待たされるのはまったく問題ない。でも思ったより早く品物が出てきて、早速カツを食べると、おいしい。 若干油に甘みがあり、豚肉がおいしいのだろうか。カレー自体はまあ普通のものだが、十分おいしかった。 かつ丼も甘めのたれでおいしかった。

もうすこし
遅めの昼飯をとり、バイクの置いてある駐車場まで戻るが、輪王寺で購入した拝観券に大猷院(だいゆういん)の拝観も含まれており、 駐車場の近くなので、最後にここもお参りしてみることに。 大猷院は家光公のお墓があるらしく、 家康公のようにお墓の場所までは行けないけど、その入り口まで行ける。しかしこれまた階段が多く、たどり着くまでが大変。 しかしこちらの建物も、いろいろと装飾と彫刻がありかなり豪華。

これで、日光二社一寺めぐりは完了。かなり歩き回る必要があり、階段も多く移動は大変。ちゃんと色々見て回ろうと思ったら、 一日じゃあ足りないくらいだ。
ちなみに突然に日光に行ってみて困ったのは全体マップが不明なこと。 いろいろ神社やお寺が密集しており、何がどこにあるのやら、どのように回ってみたらよいやら、わからずに困った。 後で見つけた以下の地図はちょっと便利かも。

帰り
帰り道をどうするか検討。葛西ルートの湾岸線は遠回りなのだが、中央環状線の新宿ルートは危険。 では、その外側の外環か、さらに外側の圏央道かを検討。圏央道だと外側すぎてこれまた遠回りなので、 外環を検討するが、練馬ICの渋滞も結構面倒くさい。
どうしようかと悩みつつ、ひとまず日光道に入って東北道を目指す。昨日は薄雲があったのだが、今日は快晴で、太陽の日差しが暑くて痛い。 直射が当たるとこうまで違うのか。肌が出ていると一気に日焼けしてしまいそうだ。東北道に入り、都賀西方PAでいったん休憩。暑い。 水分補給をしたら出発。
そのあとは、佐野SAで休憩。レモン牛乳のソフトクリームうまい。

次は蓮田SAによるつもりだったのだが、 どうやら蓮田SAは圏央道より内側の様子。だんだん時間が夕方になってきて、いろんな高速の首都圏側からの渋滞情報が出始めてきているので、 圏央道に乗ってみようと思ったのだが、そうなると蓮田SAに寄れない。 問題なのはガソリンが少なくなってきていることだ。 そこで、いったん圏央道に乗っかり、最初のICの白岡菖蒲ICで降りて下道でガソリン補給をすることとした。
ツーリングプラン上は、白岡菖蒲までが範囲のようなので、ここで乗り降りする分には、影響ないだろう。 まだまだ家まで距離はあるので、しっかりガソリン補給して出発。 予定通り圏央道は渋滞はなく、快適に流れている。それなりにペースも早いので、前の車についていけば安心。 狭山PAまで移動したら、ここで休憩。最終帰路を検討。

八王子から中央道もよかったけど中央道も随分と渋滞しているらしい。 じゃあ、あきる野でいったん降りて、16号線で帰ってみることに。あとは下道でのんびりと帰ろう。
ツーリングプラン
今回のツーリングでは、「ツーリングプラン」 というのを申請した。これは2018/04から期間限定で開始された高速道路のサービスで、特定範囲の高速道路の乗り降りが定額となるもの。 車のほうは既にあったようなのだが、二輪車版ができているようなので、「東北道・常磐道・磐越道コース」を今回申請した。

名前にあるように、東北道及び常磐道関連が対象範囲となり、3日間有効で5000円となる。 そんなに乗り降りはしないと思うが、単純計算で「外環道:川口中央~東北道:西那須野塩原」で片道\3,290もする。単純に往復するだけでも、 元が取れる計算だ。それなりにお得になったはず。
いくらお得か計算は面倒なので、やめておく。これ始めると3日目ももっとお得にと、乗る羽目になる。 でもこんな感じで高速道路で何かを仕掛けてくれると、出かけるきっかけにはなるので、とても良いと思う。 11月までとのことなので、もう何回か使用したいと思う。