高速道路移動
今日は埼玉県春日部にある首都圏外郭放水路の見学に向かう。 心配していた天気も問題なく晴れて、どっちかというと夏に近いくらい暑い。前回予行練習として一度施設までは移動をしているので、 それに従い今日は受付時間までにきちんと到着しようと思う。
前回一度行ってみると案外近く、旅行というほどではなかったので、まあ何とかなりそうという感じで出発してみるが、 高速に乗るといきなりの渋滞。3号線は用賀からずっと渋滞。前回はスイスイと走っていたので、ちょっと心配。 何とか大橋JCTに到着して中央環状線に入ると、車は少なめになり順調に走ることが出来た。
しかし、湾岸線に出ると3車線もあるのに大渋滞。やはり今日は平日でトラックがすごく多い。 仕事の人も多いために車は渋滞しているようだ。トラックばかりのところをすり抜けするのは怖いので、 流れの良さそうな車列で何とか進んでいく。そのうちだんだんとトラックも減っていき葛西JCT近くになると流れるようになった。 しかしここから荒川沿いに北に行く中央環状線は混雑。トラックがすごく多い。車線幅も狭いのですり抜けはかなり厳しく断念。 困った、余裕を持って出発はしたが、この渋滞が続くようだと到着が遅れてしまう。何とか流れてくれないかなぁ

乗用車が多い箇所ではすり抜けで前へ進み、トラックの箇所ではじっと我慢で進んでいき、外環との合流地点まで来た。 やたらと動きが悪くなったと思ったら、なぜか人の姿が見える。 どうやら事故があった様子。そのため大きなトラックが道の真中で停止しており、 その両脇を車が抜けていく状態。そのため車の通りが悪くなっている。これだけが渋滞の原因とは思えないが、 ここを超えると、流れは良くなった。パトカーに気をつけながら、急ぎ気味に早い流れに乗って常磐道を走る。
常磐線柏ICを降りて、16号線に乗る。こっちも渋滞が気になったがそれなりにトラックは多いが流れており、 何とかなりそう。トイレ休憩をはさみつつ、12時ちょうど位には山田うどんに到着。12時半ころ出発すればいいので、 普通に昼を食べればいい時間となりそう。いろいろとヒヤヒヤしたが、いい時間に到着できたようだ。

ここまでくれば安心なので、昼飯とする。今日はきつねうどんと半カレー。なかなか量があってお腹いっぱいだ。

首都圏外郭放水路
渋滞路で時間を気にしてドキドキしながらやってきたが何とか予定通りに受付のある龍Q館に到着。 2Fで受付を済ませて、集合時間まで待機。時間が来たら今日の見学者で集まって、この首都圏外郭放水路について色々と話を聞く。 昔から色々と水害に悩まされてきた地域のようだ。国と近隣の県と地域で協力してこの施設を作ったらしい。

模型などで大雨のときの動作などを見せてもらったり、昨年も数回の動作実績があるなど、 いろいろな話を聞いた後、見学に出発。見学は施設の裏のサッカーグラウンドの下に存在する調圧水槽と呼ばれる場所。 地下に潜る穴の前で最後の案内を聞いて出発する。ここから階段を降りて大きな調圧水槽に降りるのだ。 ちなみに写真の入り口にいる人は、案内の人で、ホールドアップさせられているわけではない。

高さ(深さ)は18mと大体6階建てのビル相当。これを階段で降りていくと神殿のような場所に出くわす。 階段を降りて左側には大きな穴の空いた立坑があり、右側には神殿のような空間が広がっている。 簡単にこの施設と調圧水槽についての説明を聞いたら、自由時間でウロウロして写真撮影タイム。 移動可能な箇所は限られているが、それでも普通じゃない空間に興奮。ここが水で一杯になるって、どんななんだろう。

柱は高くて近くに行くと迫力満点。

あたりをウロウロして、色々写真を取ったら見学タイムは終了。さっき降りてきた階段を登って帰る。なかなかこの階段は大変だ。 調圧水槽に降りると、かなり気温は下がり寒いくらいだったが、階段を登って地上に戻ると、歩き疲れもあり、汗だく。 ちょっとの時間だったけど、なかなか出来ない体験で面白かった。
秩父
見学も終わり解散となったので、今日の宿のある秩父に向かって移動開始。なかなかの距離があるので、 慌てずぼちぼちと高速で移動しよう。また渋滞してると嫌だな。 五霞ICから圏央道に乗って西に移動。このあたりはまだ新しく、自分のナビには道が載っていない。 途中菖蒲PAで休憩を取りながら、慌てずに進んでいく。鶴ヶ島JCTで関越に乗り換えて下っていき、花園ICで降りる。

3時間あれば着くだろうと、余裕を見て17時頃の到着を予定していたが、結局それくらいの時間に到着。なかなか遠かった。 宿に到着すると、近くで日帰り温泉の新しいのが出来ていると、紹介されたが、ちょっとお疲れなのでこれから行ってみる気力はなく、 そのまま宿に入る。
けっこう予約が埋まっていたので、取れた部屋はやたらと広い部屋。10人位泊まれそうな部屋に二人でくつろぐ。 まずは風呂に入って疲れを取ってこよう。

宿
宿泊するのは須崎旅館。風呂から上がってゆっくりしていると、夕食の時間に。今日は宴会が入っているらしく、 食事は部屋で食べることになるらしい。それはありがたい。沢山の種類のおかずが出てきてなかなか豪華な食事。 やはり、宿での風呂と食事は一番の醍醐味だ。

とても美味しかった。

二日目・三峯神社
さて、二日目は三峯神社に行く。宿では案外混雑すると聞いたので、ひとまず朝のうちに行ってみることに。 毎月1日は限定お守りがあるらしく、そのときは大混雑になるらしい。限定と言われるとすぐ群がるのって、なんだかな。

朝飯を食べたら、とりあえずあたりを散策してみる。まだ少し時間が早いので店は開いていないけど、 近くの神社やお寺を少し巡ってみた。
では、準備を整えて出発。三峰神社は案外遠く、宿からバイクで1時間の予定。気合を入れてレッツゴー。 山の中にどんどんと入っていく。そろそろナビとしては到着となったがどうやら違う様子。バス停の三峰口がゴールではなかったようだ。 ぐんぐんと進んでいくと、秩父湖のダムが有りその上を通る様子。車一台しか通れないので信号があるがやたらと長く、 5分位待った気がする。信号が変わったら、出発。そこからも結構距離があり、どんどんと山を登っていく。 なんだか凄いところにあるな。
すごく渋滞するらしく、いろんな注意書きや、途中仮設トイレなども用意されているが、まだ朝早いからか渋滞には巡り合っていない。 あと500mくらいのところで車列に遭遇。ここが行列の最後尾らしい。あと500mなのでもうすぐと思っていたが、やたらと車は動かない。 どうも駐車場は一杯で出ていく車待ちな様子。そしてまだ朝とあって出ていく車も少ない。これはかなり時間かかりそうだ。 エンジンを切って待機するがエンジンをかけなおすことも殆どないくらい列に動きはない。これはかなりの覚悟が必要だ。 車からは結構人が降りてきて徒歩で上っていく人が多い。ここが長いということをわかっている人たちだろうか?
そんななか、1台のバイクが対向車線を進んでいった。しばらくすると戻ってきてこちらに向かってきた。 なにかと思ったら、バイクは駐車場の入り口や停めるところが別なので、先に行けるよと教えてくれた。 一度通過時に車列にいる自分たちを見て、わざわざ引き返してくれて教えてくれたようだ。 なんだかとても優しいライダーに合うことが出来て、初っ端からご利益を受けたようだ。ありがたや。
ということで、動きのない車列をよそに、バイクで前に出ていき、駐車場に停める。それなりに車はたくさんあり、 あれをずっと待っていたら昼は過ぎそうな様子。車の人たち大変だな。

三峰神社はお社はすごく装飾があってきれい。本殿前の石畳には龍が出てきてたりと、なんだか凄い感じ。 また神木なる大きな杉の木が有り、それを触るとパワーを貰えるらしい。触っているのはほぼ女性ばかり。 女性の方が信心深い(欲深い?)ということか。いろいろと巡っていたら、すでにお昼となっている。そろそろ出発するか。

帰りの道路では、自分たち以上に車の列が長くなっており、まさかと思われた仮設トイレの場所まで車が並んでいる。 しかし看板はもっと前からあるから、本当の混雑時にはもっともっと長い列になっているのだろう。 この長さと、ほとんど動かない車列から考えると、後ろの方の車が駐車場に入れるのは日が暮れる頃ではと心配になる。 ここに来るには朝イチに行かなきゃダメだな。
秩父神社
山を下り、秩父の街に出てみる。次は秩父神社を目指す。駅のすぐ近くにあるようで、駐車場もあるようなので、 そこを目指してみる。しかし町に降りるとやたらと車が多くそこらじゅう渋滞している。 また、うろうろと歩いている観光客も多く、かなり賑わっていて移動が大変。これは駐車場もまずいな。 なんとか事前に調べた駐車場に行くと、案内の人がいたので、隅の方に停めさせてもらい、なんとか場所を確保。 どうやらお祭りがあるようで、大賑わいだ。
ここまで来る途中に何件も蕎麦屋があったのだが、素通りしてしまったので、まだお昼を食べれていない。 三峯神社でいも田楽を食べたので、腹ペコではないがお腹は空いた。どこも店先には人が並んでいて、 満員な様子。ウロウロと探してみるが入れそうなところはなく、行列がない場所はすでに売り切れになっていたりと、 かなり厳しい状況。出店でもないかと歩行者天国エリアを歩くが、こちらも人で溢れていてどうにもならない。
そんな中、避難がてら入った路地奥に店があり、まさかと行ってみると、営業していてあと4食分ほど可能とのこと。 それではと、ここでお昼をいただくことに。注文できたのは豆腐セットの蕎麦ときんぴらセットの蕎麦。 きんぴらは、そばつゆにい入れて蕎麦と一緒にいただくらしい。 初めての食べ方だったが、一緒に食べるとごぼうの食感が面白く美味しかった。 これは家でも試せていいかも。

うまいことお昼の蕎麦にありつけて、助かった。 しかし秩父神社は、凄い人混みで、参拝はかなり長い列となっていて、拝むためには行列に並ばなければいけない。 少し疲れてきており、これに並ぶ元気がなかったので、参拝はせずに近くで見て回るだけとした。 また今度ちゃんと参拝に来よう。
あぁ、だいぶ疲れていたようで、秩父神社の写真を撮ってないや。
帰り
とりあえず、今回の旅行の目的である、初日の外郭放水路、そして翌日の三峰神社は堪能することが出来た。 あとは帰るだけなのだが、渋滞は避けられそうにない。秩父の町は芝桜が今ピークなので、そちら目当てもあって、 大渋滞となっていた。あまり道はないので、どうしても大きな道に車が集中してしまい、渋滞となる。 慌てずゆっくり帰ろう。
芝桜渋滞エリアを超えると、一本道のわりには案外車が流れ始めた。逆に東京から秩父方面のほうが長い渋滞となっている。 みんな東京に遊びに行って帰ってきているのだろうか。わりとスイスイと流れる中、途中あしがくぼの道の駅に立ち寄り休憩。 もう夕方となり、いろんな品物が売り切れになっているが、お団子、おまんじゅうなどを買って、小腹を満たす。
色々覚悟していた渋滞にはハマること無く、都内まで進み、都内も普段通りの混雑で抜けて帰ることが出来た。 久しぶりの泊まりツーリングで、色々と疲れたが面白かった。やはりツーリングは楽しい。