高速移動
別所温泉に行きたくなり宿が取れたので予約を取り、一泊のツーリングに出かける。 6月にはいり天気が心配で、あまりに雨となるなら電車での移動も考えていたが、どうやら晴れになってくれたので、 無事バイクでの出発となった。
まずは環八を通って練馬ICまで移動だが、予想通りの渋滞。意外に天気が良いので渋滞にハマっていると暑い。 渋滞路をひたすら我慢して練馬ICまで行き、関越道に乗る。高速に入ってからは渋滞はなく、順調に流れていた。 一安心したところで、三芳PAで休憩

渋滞疲れを休憩で回復したら出発して、上里SAまで移動。そういえば、関越道降りてからの計画とか何も立ててない。 ちょっとこの場でしっかり考えよう。

時間はまだ昼前だが、一旦ここで昼を食べることにし、食事をしながら今後のルートを考えることにした。 上里のフードコートは学生の団体にぶつかり混雑していたので、レストランエリアで昼飯をとることにした。
チョイスしたのは生姜焼き定食。疲労回復には豚肉と生姜がいちばんだ。味はまあまあかな。 これからの行程計画は、ひとまず松井田妙義で降りて、碓氷峠を走ることに。この道わりと楽しい。

めがね橋と白糸の滝
上里で昼食を取ったらバイクに給油をして出発。藤岡JCTで上信越道に入り、予定通り松井田妙義ICで高速を降りる。 ここまで来ると街と比べ気温がかなり下がる。夏の格好だとすこし寒くなってきたので上着を羽織ることに。 そして、少し走ると晴れているはずなのにヘルメットに水滴が飛んでくる。どこかの水しぶきかと思ったが、どうやら雨らしい。 ぎりぎりの雨エリアのようで、日が差しているのに雨粒が降ってくる。案外降り続くので防寒も兼ねて合羽を着ることに。
かなり気温は低く、道路上の温度計では16℃を表示。かなり冷えてるな。雨はそんなに続くこともなく止んでくれたが、 空気は冷たいのでそのまま合羽を着たまま走る。そしてめがね橋に到着。

何回か来たことはあるので、今更感はあるが、休憩がてら停車してめがね橋の上まで登ってみる。 階段多く、なかなか疲れる移動で上まで到着すると息が上がってしまったが、景色よく空気も気持ちいいので、 少しウロウロと歩き回り、写真を撮ったりした。あまり長居する場所ではないので、ひと通り見て回ったら出発だ。
ここからは碓氷峠のグネグネ道を走る。案外わかっている車が多く、バイクが後ろにつくとすぐに譲ってくれる。 初心者だとカーブ多いと後ろ見る余裕がなくて、周りに気遣いできない場合が多いが、慣れている人が多くて助かった。 気持ちよく走ることが出来た。
軽井沢に入り、中軽井沢より左折して北上し、鬼押出し園方面に向かい、途中を右折して白糸ハイランドウェイという有料のボロい道に入る。料金所では往復ということで300円を徴収されたが、よく意味がわからなかった。まあいいか。 少し走ると、白糸の滝入り口となり、そこら辺が駐車場となっているので、バイクを停車。特に駐車料金は不要な様子だ。
そこから歩いて白糸の滝を目指すが、数分で到着。崖のそこらじゅうから水が溢れ出していて、すごい。 マイナスイオン満載だが、今日は寒いのでかなり冷たい空気となっている。今の時期は雪解け水が流れ出てくるので、 水量は多いらしく、迫力がある。

見終わったら、バイクに戻り来た道を中軽井沢まで引き返す。今日の寄り道はこれで終了。あとは別所温泉を目指す。
別所温泉
軽井沢からそこそこ近いと思っていた別所温泉だが、案外距離がありなかなか到着しない。 町中を走るようになり、そこそこ車が多くダラダラした流れで眠気が。途中何度かコンビニ休憩して眠気を覚ましつつ、 別所温泉まで到着。とりあえず予定時刻通りにチェックインできた。
バイクは宿から少し離れた専用駐輪場に置くということで、先導車についていって屋根付き駐輪場まで移動。 納屋的な場所ではあるが、雨風しのげる場所はありがたい。でも明日も晴れそうなので特に問題はないのだが。
晩飯まですこし時間があるので早速風呂につかる。かなり硫黄臭がする温泉で、体には良さそう。 湯上がり後も結構体のポカポカが持続した。風呂の後は夕食だ。見た目にもきれいな夕食が出てきて、 どれも美味しい。ただ、酒は飲まないので早くご飯を持ってきてほしかった。白いご飯と美味しいおかずを食べたいのだ。

腹一杯にご飯を食べたら疲れたので、うだうだしたあと早めの就寝。東京は暑い日が続いていたのだが、 こちらは布団の中にしっかり入っていないと寒い。布団の中で丸まってぐっすりと休んだ。
早く寝たおかげで、朝は早めの起床。朝飯まではまだ時間があったので、朝風呂に入ってみる。 朝もかなり冷え込んで寒かったが、風呂に入って一気に温まった。しかしここの露天風呂は垣根も低く、 いろいろ丸見えな気がする。まあいいんだけどね。
普段は朝飯は殆ど食べないのだが、旅館の朝ごはんはしっかり食べる。おかず多くご飯をおかわりする。 お腹大丈夫かな?

北向観音
朝食後はバイクをそのままに徒歩で近くの神社巡り。 北向観音がすぐそばにあるので行ってみる。お堂が北を向いていることからこの名前になっているらしく、 北向きは珍しいのだそうだ。また、ここの手水舎はお湯(温泉?)が出ており、温かい。なんかこれも珍しそうだ。

すぐとなりには瑠璃殿というのがあり、高いところに舞台があるような建物だ。

お参りしたら一旦宿方向に戻り、今度は向かいの山側にある安楽寺に向かう。 階段コースと、なだらかな坂コースがあるが、ここは正面参道となる階段コースを歩いて登る。 杉林の中で、朝のひんやりした空気がなんだか引き締まる。

お寺の横には門があって拝観料300円で入場すると、国宝となっている八角三重塔というところに行ける。 国宝なので料金を取っているのかも。これもかなり珍しい建物らしいが、見た目にもすごいので見ていおいたほうが良いだろう。

散策完了したら、歩いて宿まで戻っていく。宿からすぐのところに色々あって朝から気持ちよく散歩できていいところだ。
さらにバイクで最後に常楽寺というところにもお参りに行く。駐車場があるのでバイクを止めて、境内まで歩いて登る。 ここには境内に立派な松があり、樹齢350年とのこと。

これで、別所温泉のお寺巡りは完了。では今日のツーリングに出発。
車山高原
まずはバイクにガソリンの補給。昨晩事前にガソリンスタンドは検索しておいたので、最初の目的地はガソリンスタンド。 ESSOで、express-passを使いたかったので、近くのESSOを検索しておいた。そして問題なく到着し給油完了。 これで安心して走り回れる。
次の目的地は車山高原。152号線を下り走るが、前を行くくるまが結構いいペースで走ってくれてて、 それについていったので、案外早くに白樺湖エリアに到着。ここからビーナスラインに乗って車山高原へ。

車山高原は、前回城ちゃん達とツーリングに来たけど具合悪くなってしまったいわくありな場所。 今日はここに泊まるわけではないのだが、ロープウェイで山頂を目指してみる。標高に弱いが大丈夫だろうか?

宿で入手した割引券でチョイ割にてロープウェイのチケットを買ったら、リフトに乗って頂上を目指す。 冬はスキーヤー向けとして活躍しているであろうリフトにのると、すでに標高は高いのだがどんどん上がっていくので 寒さもどんどん厳しくなる。2つのロープウェイを乗り継いで、頂上に行くと、風は強くかなり寒い。 太陽が雲に隠れるとかなり厳しい。でも見晴らしは最高だ。

ふもととは明らかに違う冷たさの風で、夏装備だとアウトだったが、カッパ着用で風も防げて、なんとかなった。 歩いて登るルートも有り、本格ハイキングな格好の人も多く見られ、しっかり登ってきたのだろう。みんな元気だ。
しばらく色々と景色を満喫したら再びリフトを使って下山。下に降りていくとやはり空気の冷たさの質が変わってきて、 柔らかくなった。標高が高いって凄いな。
車山高原のふもとに戻ると、すでに12時過ぎているのでお昼にする。ここのレストランでもいいが、 白樺湖あたりには色々ありそうな気がしたので、向かってみる。しかし施設は多いが食べ物が多いわけではないので、 道中の蕎麦屋で昼食を取ることにした。まだまだ肌寒いので温かいそばは体に染み渡る。

帰りは中央道にしようと考えており、諏訪ICに出ればよい。152号線を下るといいのだが、 せっかくなので、遠回りだがビーナスラインを走ることに。
北八ヶ岳
ビーナスラインをペースカーに阻まれながら走っていくと、別荘エリアの中に水族館があったので、 左折して寄ってみる。ぐねぐねと山を登っていくと、大きな施設があって広い駐車場があったのでひとまず駐車。 北八ヶ岳ロープウェイとのこと。

またもやロープウェイなのだが、せっかくなのでこれも上に登ってみよう。 10分毎にロープウェイは出発しているようで、シーズンではないらしくお客は少ない。というかほぼいない。 100人乗りのゴンドラに10人程度で乗車して、上に登る。
山頂は坪庭というエリアらしい。太陽がさして天気がよく、2000m越えの標高にしては、しのげる寒さ。 散策ルートがあるので歩いてみるが、溶岩でゴツゴツした中で、上り下りのルートはかなりきつめ。 第2休憩所に向かう途中で早めに諦めて、引き返す。勇気ある撤退だ。 あとで、地図を見てみると、第3休憩所まであるようなのだが、1/4くらいしか進んでなかった。 というかあと4倍もあの感じでは歩けなかったので、引き返したのは正解だった。

山頂駅の施設まで戻り、カフェがあったので、ホットコーヒーとホットココアを注文。 最初は日が差していたのだが、雲に覆われてきて寒くなってきたので、温かい飲み物はありがたい。 山頂価格で500円と高めなのだが、それに見合った安心感がもらえる。

見晴らし台があるのでそこに行ってみるが、風が強く景色はいいがあまり長くはいられない状態。 でも標高高い箇所から見る景色は気持ちが良い。
帰路
そろそろ家に向かって帰ろう。ビーナスラインで152号線まで出たら、そのまま諏訪に出る予定だったが、 すこし車線を間違えてしまい、左折レーンに入ってしまったので、あとでなんとかなるだろうと曲がったら、 どうにかはならなかったようで、ナビが諏訪ICから諏訪南ICにターゲットを変えて案内してくれた。
無事諏訪南ICから中央高速に乗り、東京を目指す。八ヶ岳PAで一旦休憩。まだまだ標高は高いのだが、 それ以上に寒いところを経験してきたので、ちょっと冒険してブルーベリーソフトを購入。 390円と少し高いかなと思ったが、出てきたソフトはボリューミーであの値段は格安と思える内容だった。 普通のよりデカめなコーンにたっぷりソフトとたっぷりブルーベリーソース。お腹のほうが心配だ。

中央高速は渋滞もなく、途中境川PAでも休憩を取りつつ、談合坂SAへ到着。ここは大きなSAなので、ゆっくり休憩していこう。 だいぶ疲れも出てきて、小腹も空いてきたので、牛串を購入。肉柔らかくて美味しかった。なんか焼肉たっぷり食べたい。

交通情報をスマホで見てみると、この後はところどころ渋滞している様子。まあ仕方ないか。 しっかりと休憩を取り、出発。日暮れまではまだまだ時間はあるので、あまり急がず車の流れに乗って帰る。 圏央道で東名に出てみる作戦もあるが、無効もかなり混雑している様子だったので、変なことはせずに、 そのまま中央道で都内を目指す。最後に石川PAで休憩したら調布ICで降りて、自宅に帰った。
初日、2日目とも約250kmくらいの行程。泊まりで行くにはいい距離だった。