2016ツーリング
今年はどうにも体調が芳しく無く、3月から不調でGWも家で静かに過ごした。5月に入ると天気はなぜか夏になったように暑くなり、 気候の変化が激しく、体がついていけない様子。しかしここのところ薬を増やしたおかげか、体調が戻ってきたので、 すこしバイクで出かけてみる。今年に入って初のツーリングだ。 ちょうど天気も良さそうなので、清水港まで出かけてみて、うまいものでも食べてみよう。
ついでに、伊豆半島に渡るフェリーも乗ってみようと思う。伊豆までバイクで十分いけるので、実はあまり意味は無いのだが、 フェリー乗り場のおっちゃんたちがいい感じに親切だったので、気分転換も兼ねてフェリーでも乗ってみようと思う。
ということで、ツーリングのプランが決まった。フェリーだけは時間の制約があるので、ここに合わせて行動が必要。 清水港では早めに食べて、13時前には出発して、フェリー乗り場に向かいたい。ということは、12時前には昼ごはんを食べなければ。 ゆっくり目に移動することも考慮して、いつもよりは早めに家を出発。そういえば今日は平日なので、トラックが多い。大変そうだ。
足柄SA・清水PA
東名高速は混雑なく進んでいる。久しぶりのバイクなのでなるべく休みながらと思っていたが、 順調なので海老名SAを超えて足柄SAで休憩。普段通りの行程だ。今日はそこそこ天気がいいのだが、 山側には雲が多く、富士山は見えない。

久しぶりのバイクで足柄まで高速走行すると、腕はしびれて、頭もまだ揺れている感じがする。 どうやら今日はリハビリ走行となりそうだ。朝飯を食べずに出発したので、軽く何か入れておこうと思う。 美味しそうなバナナ大福なる物があったので、ひとつ買ってみた。これを朝飯としよう。そう、朝飯といえばバナナだ。

しかしこれが失敗。冷えた空気の中、冷えたバナナ大福はお腹を直撃。早速お腹が不調となった。 早くも前途多難だ。トイレに行き、少し落ち着いたので、目的地に向かって出発だ。 まだまだツーリングは始まったばっかりなのだ。
足柄SAを出発したら、そこからは新東名に入る。相変わらず道が広く走りやすい。 もうじきこの辺りは100km制限から120km制限に変わるらしいのだが、周りの車はすでに最低速度が120kmだ。 周りの車のペースに合わせるとこうなってしまう。行政が遅すぎるのか。
駿河湾沼津を超えて、新清水PAに到着。ここはレンタルバイクがあったり、クシタニショップがあったりと、 小さいPAだけど、お気に入り。でもレンタルしたこと無いし、クシタニで何か買ったこともない。 自由に買えるようになりたい。ここではお茶を飲んで休憩。お昼に備えて、そろそろしっかりとお腹を空かせなければ。

清水港・河岸の市
新清水PAを出発したら清水JCTを通って東名高速に出て、すぐに清水ICで降りる。ここから下道で清水港に向かう。 ICからはそんなに遠くはないので、トラックがたくさん走る中、すぐに清水港・河岸の市に到着。 時刻は11:30と、なかなか予定通りのスケジュール。いい感じで進捗しているぞ。

予定では12:30頃に出発できれば。といったところなので、時間は十分にある。 平日なので、もしややってないかも?とか少し心配したが、全く関係なくそこそこ人は多く、繁盛している。 まずはいちば館に入り、海鮮を見て回る。海鮮だけに冷却が必要で、バイクで持ち帰るにはちょっと厳しいのだが、 しらすとか、桜えびとか、美味そうなものがたくさんだ。
いちば館を見て回り、まぐろ館に移動。こちらは食べ物屋が並んでいる。1Fと2Fを一旦巡っていき、 それぞれの店を見て回る。どの店もうまそうで、どこに入ろうか悩む。嫁は決められないというので、 今日は、マグロのかま揚げが気になった「ととすけ」に入ってみることに。

入った後もメニューで悩むが、店おすすめの二品を嫁とそれぞれ注文。 すると、まず最初にマグロのかま揚げが到着。これはほぼ全ての定食には付いていると思われ、 この店の名物のようだ。初心者向けに食べ方の説明書もあり、それによると「ととすけ揚げ」として特許出願中らしい。
箸でちょこちょこ食べるのは難しいので、手で持って身をはぎ取るのだが、食べてみるとすごくうまい。 コショウがしっかりかかっていてスパイシーだが、タレが甘じょっぱく、食欲をそそる。 表面は焼かれてパリパリだが中は魚の身がしっかりしている。 骨も多いが案外身も多く、格闘しながら食べると、結構な食べごたえあり。

「ととすけ揚げ」との格闘が終盤を迎えた頃、まぐろトロ三昧定食が到着。鮪の刺身が全て白っぽく、 トロまみれな様子。なるほどありがたいが、年寄りにはアブラが過ぎる。中トロレベルにしてくれるといいのに。 食べてみるとトロらしく、柔らかでおいしい。アブラが強いので、少々のワサビではびくともしない濃厚さだ。 一気に食い尽くしてしまった。

ちなみに嫁は日替わり刺し身定食。これもかなり美味しそうだ。

おもいっきり腹一杯になり、店を出ると大混雑。12時前に入店したときは、まだ空きがあった状態だったが、 今は行列となっている。平日だが沢山の人が来ているようだ。早めに入っておいてよかった。清水港油断ならない。
腹いっぱいだったのだが、やはり甘いモノは別腹!と、ついついいつものソフトクリームを食べてしまう。 やっぱソフトクリームってうまいよね。

駿河湾フェリー
ソフトを食いながらまったりして、そろそろ出発。ここからフェリー乗り場はすぐ。 バイクで少し走ると到着だ。誘導しているおっちゃんたちの指示に従いながら、バイクを止める。 どうやら先頭のようだ。というか、多分バイクで乗船するのは自分だけっぽい。 ひとまずバイクを置いて、乗船券を購入に行く。

売り場窓口で、乗車券とバイク用の乗船券を購入。全部で5000円位。高速使ったりしたほうが安いな。 フェリーを使うメリットが見いだせない。。。

フェリー到着まで若干時間があるので、建物の屋上に上がってみる。見晴らしがよくきもちいい。船着場がよく見える。 13:00頃にはバイクのところに来てくれということで、そろそろ移動開始。嫁は徒歩でフェリー乗船のため、一旦お別れ。 二人乗りだと、舟に乗るときがたがた揺れるから、危なくてダメなのかな?
そのうち、フェリーがやってきて、船着場に着岸。いよいよ乗船だ。

バイクは最初か最後になるはずなので、周りの様子を見ていたら、どうやら最初に案内された。 車が全部降りたら最初にフェリーに乗り込む。案内される箇所に移動して横の壁際に停車。あとは船員さんに固定してもらう。
階段を上がって甲板に向かう。あまり人は乗っていないので、色んな所を自由に動ける。追加料金は払っていないので、 2Fには上がれないが、特に興味はないのでどうでもよい。さっき食ったばっかりなのに、たこ焼きのソースの香りに惹かれてしまい、 あまりうまくないのがわかっていながら、船内のたこ焼きを購入。 レンジでチンではなく、ちゃんと焼いていたので、つい買ってしまった。ついでにイカ焼きもとおもったが、さすがにそこはとどまった。

フェリーは約1時間。椅子に座っていたり、甲板に出てみたりと、うろうろ。出港直後に気がついて、 バイクにナビを取りに行き、電池動作で起動させたので、最初の方は切れているが、船の航路のログが取れた。 グーグルマップの予定航路通り通っているのがわかる。まあ当たり前だが面白い。当然ナビ上はずっと海の上を走っていた。
清水港を出て、伊豆半島の土肥港に到着。バイクは最後の下船となる。 フェリー移動は無駄かと思ったが、リハビリツーリングであったため、ちょうど休憩ができてよかった。 通常のツーリングだと走りたいので、フェリーはちょっと無駄になるが、休憩していて移動できるので、 おつかれモードの時には便利かもしれない。もう少しリーズナブルだといいのだけど、 フェリー動かすのにお金かかりそうだから、なかなかそうもいかないよね。

結局バイクでの乗船は自分の1台のみ。最大14台らしく、ちゃんと乗りたいなら予約した方がいいといっていたが、 まったくの余裕で乗船だった。
仁科峠
土肥港からまずはガソリンを入れて、西伊豆スカイラインを目指す。 136号線から西伊豆スカイラインに乗るための道でうろうろと迷ってしまったが、 なんとか乗ることが出来て、快走する。車はほぼ走っておらず、気持よく走る。 標高が高いので、日が陰ると肌寒い位だったが、気持よく走って仁科峠に到着。

今日は本当に誰も居ないので、ちょっと展望台なんかに登ってみる。なかなかの上りを登って行き、 てっぺんに着くと、西側に麓の町が見えた。とても綺麗。グーグルマップで調べてみると、松崎という街になりそうだ。 そしてこのままそこに向かっていくことになるはずだ。

仁科峠から下りの道は細く、かなりグネっているが走りやすいとはいえず、道なりに下っていく。 予定通り、西伊豆の松崎という町に出てきた。ここのコンビニで一休み。やっぱり麓に降りてくると、ちょっと暑い。 やはり山の上とは気温がだいぶ違うようだ。ここから、伊豆半島を横に横断して東伊豆に抜ける。
赤沢温泉
山を超えて東伊豆に抜ける。河津にある来宮神社に立ち寄り、ちょっと休憩。 誰もいない神社は静かで落ち着く。今日のこれまでの安全のお礼と、これからの安全をお願いしておいた。 すぐ近くでは菖蒲園が開かれていたが、時間が遅く終わっていた。隙間から見えた菖蒲はとても綺麗だった。 明日から盛況になるのかもしれない。

東伊豆に出たら北上して赤沢温泉を目指す。やはり伊豆といえば赤沢温泉。旅の終わりは赤沢温泉だ。 18時前だが、まだ日は高く、明るい。急ぐ旅ではないので、ここでゆっくり休んでいこう。

風呂は、平日とあって人も少なめでゆっくり入れる。外に出てみると、かなり風が強くそして空気は冷たくなっていて、 風にあたると寒い。そこでお湯に浸かると、外湯は熱めにしてあるので、浸かっていると熱い。でもお湯から上がると風が寒い。 なかなか外風呂は加減が難しい。今日は奮発?してサウナにも入ってみる。しかしちょっとあったまってきたところで、 蒸気の吹き出しが開始され、一気に熱くなりたまらず脱出。5分のサウナで終了。今日はこれくらいで勘弁してやろう?
休憩室で休んでいると、おしゃべりのうるさい若者がいる。しゃべるんだったら休憩室じゃなく、下のロビーに行けよ。 しばらくして立ち去ってホッとしたのもつかの間。次に来たグループがまたおしゃべり開始。面倒くさい。 この静かな雰囲気がわからないかなぁ?
さて、赤沢温泉といえばレストランもうまい。少々値段が張るのだが、料理はうまいのでお気に入りだ。 アルコールは飲まないのだが、とりあえずで、イカ焼きを注文。これがまた柔らかめでうまいのだ。

今日の晩飯は何にしようかと、イカをつまみながら検討。前回嫁が食べていた担々麺を少し食べたらうまかったので、 今度はこれを注文してみる。

嫁さんは天丼。

イカ食って、ラーメン食べて、かなり腹一杯になった。ちょっと食べ過ぎたかも。 食後もすこしテーブルでまったりと、余韻を楽しむ。お客は少ないので、急いでレストランを出る必要はないのだ。 会計の時に、レジそばで売っている期間限定のソフトクリームがうまそうだったのだが、腹一杯で入りそうにないので、 いつものフルーツ牛乳で我慢。やっぱこれは飲んでおかなきゃね。

帰宅
さて、十分に休んだので出発しよう。すでに時間は20時。風呂入って飯食ったらこんなものか。 日も落ちて少し空気も肌寒い。これなら眠くならずに帰ることが出来そうだ。最後まで安全に帰ろう。

帰りは少々お疲れなので、有料道路で一気に帰る。熱海、真鶴、小田厚から、東名高速と一気に進む。 海老名SAで最後の休憩。時間も遅いため、サービスエリア内の店は殆ど閉店。成城石井が開いていたので、 明日のご飯だけ購入して出発。

東名高速も平日とあって、渋滞することなく速いペースで流れており、何事も無く無事帰宅。 お疲れ様でした。