清水港ツーリング

足柄SA

今週の日曜日は雨との予報のため、土曜日に出かけることにした。 目的地はちょっと遠めの清水港。おいしい海鮮を食べたいと思う。

場所も遠く、混みそうなのでいつもよりはちょっと早めの8:30に出発。12時前には到着して、並ぶことなく店に入る作戦だ。

東名高速は横浜IC付近の渋滞を知らせていたが、 実際にはそんなに混雑しておらず、すんなりと走ることが出来た。 特に問題なく足柄SAまで到着。

今日は晴れの予報なのだが、雲が多く西のほうはかなり分厚い雲。 雨は降らないはずなのだが、ちょっと心配な空模様。当然富士山も雲の中に隠れていた。

清水PA

足柄で簡単に休憩して出発。新東名に乗って清水を目指す。新東名だとちょっと遠回りなのだが、 実は清水PAに寄りたいのだ。そんなに大きくはないPAだが、ここはクシタニショップがあるので、 見るのが楽しみ。当然購入できるようなものはなく、すべてが高価なので手が出せないが、 デザインとかを見て、かっこよさを満喫する。こんなのが自由に買えたらなぁ。

休憩後バイクに戻ろうとすると、バイクレンタルのための倉庫を発見。 そういえばここのバイクレンタルはわりと人気というのをテレビでやってた。 確かにここからならいろんなツーリングスポットに行けそうだし、購入できないいいバイクに乗ってみるのは楽しそうだ。 ちょっと今度調べてみよう。 ここからは新清水JCTで東名側に戻り清水ICを降りる。

河岸の市

清水ICを降りたら、清水港を目指す。以前来たことがあるけど一切道を覚えておらず、ナビ任せでなんとか到着。 11時半と予定通り早めに到着できたのだが、結構駐車場待ちの車が並んでおり、駐車場も8割がた車が埋まっている。

みんな混むとわかってて、早めに来ている様子。バイクは並ばなくていいので、脇から駐車場に入って、 バイク置き場に駐車。車だとちょっと大変かも。

まだまだ店に並ぶ人は少ないので、今日のお店を捜し歩く。食事どころのたくさん入ったまぐろ館で、 1Fのまぐろ一期(いちご)に入ってみる。

ここで自分はまぐろづくし定食。嫁は駿河丼を注文。まぐろづくし定食は、いろんな種類のまぐろのさしみで、食べ応え抜群。ご飯が少なめなのですぐにご飯不足となり、ご飯おかわり(150円)をお願いした。 まぐろはそれぞれ柔らかで筋張っておらず、超うまい。さすがまぐろ専門店というだけはある。 そこそこいいお値段ではあるが、いいまぐろのようだ。

また、なぜか付け合せのキャベツがおいしくて、 単体で食べるとほのかに甘い。お会計のときにどこのキャベツか聞いてみたが、店員はよくわかっておらず、 こだわったものではなさそう。地元のキャベツと思うがこんなにうまいのか。 ご飯のおかわりもあり、かなり腹いっぱいとなったので、食後の運動がてら館内を歩き回るが、 ついつい朝霧高原ソフトに入ってしまい、ソフトクリームをいただく。う~んうまい。

薩垂(さった)峠

次の目的地は、さった峠。正しい字は表示されないので、薩?峠とナビに入ってしまった。 もともと入っていたナビ上の登録は薩タ峠。まあこのあたりはどうでもよいが、とりあえずナビにセットした場所に向かう。

予想通り山の小道で、途中入り口で何度か迷ったけど、看板が用意してあるので、それに従っていけば問題なし。 (この案内わかりやすい。) 急な上り坂を登っていくと、ちょっとした駐車場があった。ここにバイクを停めてこの先を少し歩くと展望台があるらしい。でもこの駐車場で既に駿河湾が一望できていい景色。

バイクを止めて、歩いていってみる。このあたりはみかん畑のようで、崖の山肌はみかんの木がたくさんある。 結構急な崖なので、道を外れるとまっさかさまに落ちそうだ。1分くらい歩けば展望台がある。

展望台にはちょっと登って景色が見れる台があり、そこから見ると海がいっぱいと、下には国道1号と東名高速の交差が見える。 この景色よく写真で見る。なるほどここからとっていたのか。

残念ながら今日は雲が厚めなのだが、晴れていれば富士山が見えるらしい。 三保の松原の山版といったところか。先客のバカップルがいたが、少ししたらいなくなったので、独占状態で写真を撮りまくる。 カメラの電池が残り少ないのが悔しい。今度ぜひ晴れのときに来たいところだ。

駿河湾フェリー

さった峠での駿河湾を満喫したら、また清水港まで戻ってみる。 フェリーがあったので、乗ってみようかと思う。

フェリー乗り場まで行ってみると、なんだか閑散としている。30分前にフェリーが出航したらしく、 次の便は2時間後。さすがにここで2時間暇をつぶすのは難しいので、また今度にしよう。

そんなに本数はないので、 きちんと乗る便を狙って来るようにしたほうがよい。フェリー乗り場のおじさんはとても親切で、いろいろと教えてくれた。 予約したほうがいいとのことなので、きちんと予約をして乗るようにしてみよう。

韮山反射炉

船便はあきらめて、下道で移動開始。海沿いを走ってみようと、なるべく海沿いの道を走るが 防砂林の松林があるので、その内側を走る。あまり海っぽさは感じづらい。

そうこうするうち、沼津港まで到着。なんだか見たことある道と思ったら、いつもの沼津港に行く道だった。 今日は清水港で海鮮を満喫済みなので、沼津港には寄らず、中伊豆方面を目指す。 そして到着したのは、韮山反射炉

最近世界遺産への推薦?があったらしく、妙に沸き立っている。 出来ればそうではない時期に来たかったのだが、既に時間は夕方なので人は少なく混雑はなかった。よかった。 入場料100円(安い!)を払って施設内へ。その前に少しだけ反射炉の説明ビデオをみて、反射炉のお勉強。 反射炉というから、太陽光でも反射させているかと思ったら、釜の熱を反射させて高温をつくる炉のようで、 鉄を溶かして大砲を作る施設だったようだ。なるほどそういうことか。 入場料が100円と安かったが、見るべきところも少なく、まあ妥当な金額かもしれない。 もう少し炉を切り開いて半分見せるとかしてくれるといいのに。

煙突のクロス鉄骨がおしゃれだと思っていたが、これは崩壊防止用に取付けてあり、平成元年製。 当初はレンガ組みだけだったようだ。結構このトラス鉄骨がいいデザインになっているのだが、後付けとはなんか残念。 でもこれが江戸時代末期に作られていた施設なので、そう思うとすごいことかも。 作った大砲はお台場なんかに設置されたらしい。黒船来襲の脅威は相当だったんだろう。

海老名SA

そろそろ日が暮れ始めたので、家に向かって帰る。 ルートは熱海峠を通ってみることに。でも結構冷え込んできたので、インナーを装備して山に向かう。

山ではしぶき程度の雨にあったりしたが、問題なくクリア。熱海の町に下りて135号まで出れば後はいつもの帰りルート。 小田厚に乗り、東名に乗り、海老名SAで夕食。この前ちょっと気になっていたとっても辛い担々麺を注文。

かなり真っ赤などんぶりが出てきて、びっくり。 「とっても辛い」の名は伊達ではなく、かなり辛い。でも辛旨なので、おいしく食べられる。でもちょっと味付けがしょっぱく感じる。これはどこのラーメン食っても感じるので、年齢から来る味覚の違いだろう。 だんだんこってりしたものが食べられなくなってしまった。

口が辛くなったので、1Fのイデボクで口内を冷ましてから、帰路につく。 そういえば今日は1日で3つもソフトを食べた。。。

軌跡