早朝出発
今日はツーリング。目的地が遠いので早めの集合。昨晩は早く寝て、今朝は4時に起きて準備開始。 玄関を出るとちょうど日の出だ。見てると太陽がぐんぐん大きくなる。今日は一日頑張ろう。

空に雲はなく、どうやら天気は良さそう。とはいえ目的地は遠く旅程も3日あるのでどうなるかは不明。 また山を走るので気温がどうなるのか不明。何を着ていくのかかなり悩むが、暑くなったら脱げばいいやと、 そこそこな冬装備で出発とした。NT1100はパニアケースとトップボックスのフル装備としているので、ある程度荷物は積める。 服を脱いでも積める場所はあるはずだ。
中央高速
集合場所は中央道の談合坂SA。調布ICから乗って西に進む。 幸い渋滞は発生せず、車は少なめで、流れは良い。バイクが大きくなって慣れていないのですり抜けは出来そうにないから、車が流れているのは助かる。 このバイクで遠出をするのは初めてなので、色々と緊張気味。さまざまなな不安を抱えつつこのツーリングでさらにバイクに慣れることができたらいいな。
まずは石川PAで休憩。マップ見ても渋滞はなさそうだし、早めの休憩で落ち着きながら安全運転で走りたい。 走ってみると案外空気は冷たい。夜明けだからというのもあると思うが結構寒いので冬装備は正解だった。 暖パンに冬ジャケットなので寒いという状態にはなっていない。あと案外NT1100の防風に助けられているかもしれない。

談合坂までは、ほぼ渋滞はなく車が少なめで走りやすかった。
しかも車が少ないと、クルーズコントロールが使いやすい。 一定速度でずっと走る便利さともあるが、アクセルを握り続けなくてよいのが助かる。 一日中アクセルを握り続けていると握力や手首がやられがちだが、クルコンで楽をすればそれが防げそうだ。 あまり飛ばさないでなんとなく流れに乗る感じでの走行だが、ほぼ一定速度で移動することができて、予定より30分早く談合坂に到着できた。

駐車場にバイクを置くと、数分後にシロちゃん到着。少し慌てているようだったがトイレに行きたかったらしい。 無事合流してメールしたら、連隊長はすでに到着済みだったらしい。我々が30分前に到着したのに連隊長は1時間以上前には居たみたい。 渋滞を避けたのかもしれないが…
そして大きな想定外としては、連隊長は今日は車での参加。 朝バイクを動かそうとおもったら、バッテリーが上がっていたらしく、エンジンがかからなかったらしい。 泣く泣く車で参加とのこと。でもこれが後々役立つことになるとは。
無事メンバー合流を果たした。そして今日は自分のバイクのお披露目。実はバイクを買えたんですよ~とバイクを紹介する。 どんな評価をされるか気になっていたが、おおむね高評価で安心した。
では次の目的地を決めて出発。

八ヶ岳SAまで移動。天気が良く空気も澄んでいるので遠くの景色が見える。南アルプスにはまだまだ雪が残っていてとてもきれい。 景色に見とれて転んでしまうアクシデントもありつつ、休憩して出発。次は松本IC出口を目指す。

中央道は結果的に車が少なくかなり走りやすかった。何のストレスもなくすんなりと松本ICまで到着。 ひとまず出口で待機。しかし連隊長来ない。あれれと連絡するとすでに街中に入っているらしい。松本IC出口で待ち合わせだったのでは? ひとまず連隊長が待つコンビニまで移動開始。
新穂高ロープウェイ
158号線を進んで奥飛騨温泉方面へ向かう。 途中安房峠は有料のトンネルを通る。事前に小銭を用意していたがETCで通れたので楽だった。昔は手払いだったらしい。 有料のトンネルだけあってとても広くて走りやすかった。
トンネルを抜けた平湯ICで少し休憩。 そのあと奥飛騨温泉郷を通り、新穂高ロープウェイに向かう。 しかしここまでの山道はなかなか景色が壮観。険しい山の中の谷筋を走る感じだが、今にも崩れそうな山肌が多くてなんだか怖い。 そして雪もちらほら残っており結構寒い。山に来た!という感じだ。

新穂高ロープウェイに到着。バイク置き場にバイクを停めると、すすっと人がやってきて、料金を徴収。しっかりしとります。 ではロープウェイにのって山頂を目指す。

ロープウェイは2段構えになっており、まずは第1ロープウェイで全体の1/3位上ったところまで移動。 ここでは若干の出店やイベントを行っていた。すこし歩いて第2ロープウェイの駅まで移動し、山頂を目指す。

第2ロープウェイは大きく2階建て仕様。そして移動距離も大きく一気に上まで登っていく。 空気も冷えてくるが景色はすごくなっていく。
頂上の西穂高口駅の屋上が展望エリアとなっているようで、階段を上って屋上に行く。 屋上からの景色は素晴らしく、あたりは山だらけですべて冠雪していてすごく綺麗。
屋上でバシバシ写真を撮りまくった。でもこれは実際に見ないと良さが伝わらないだろう。

頂上駅ではお昼を過ぎていたので、ここで昼食とする。多分今までで一番標高の高い場所での食事だろう。(標高2,156mらしい) 名物?と思われる高山ラーメンを食べる。飛騨牛と細いちぢれ麺が特徴と思われる。暖かくて美味しかった。

景色を十分堪能したら、ロープウェイを降りていき、宿へ向かう。 158号を高山市街に向けて走るが、車の後ろをただ走るだけだとかなりの眠気が襲ってくる。 やたらとあくびが出た。危険なので車間距離をしっかり開けて気をしっかり持ちながら流れに乗って走っていく。 途中コンビニ休憩をしたが、シロちゃんも同様だったようでかなり眠気に襲われたらしい。 安全のためにも適度な休憩は大事だ。
高山グリーンホテル
帰り道では、途中に見つけた足湯の休憩所に立ち寄って休憩。でも足湯は結構人がいたので近くの草原?を散策。途中小川をジャンプ越えしたが、 足や腰を痛めた人が出てしまった。高齢化の波が押し寄せている。今後は無茶なことは控えなければ。

今まで来た道を戻り、トンネルを出たところの平湯ICまで戻ったら、158号線を進み高山市街に入る。 今日の宿は駅の近くの高山グリーンホテルだ。 入り口近くの案内の方に従い、バイクをバイク置き場に置いたら、荷物をもってロビーへ。 少々お高いホテルだったがその分サービスはしっかりしていた。

宿に入ったら、温泉に浸かって疲れをいやす。広くて露天風呂もあっていろいろ充実。 自分は使わなかったが、備え付けのドライヤーがRefaだったらしく高級ドライヤーだったようだ。 男性陣に髪の多いメンバーはいないので、使う機会はなかったようだ。
19時からはお食事。ビュッフェ形式なのだが品ぞろえがすごく豊富で見て回るだけでも大変。 そしてそれぞれすごくおいしくて、何を取ろうか悩む。色々食べたいので、少しずつたくさんの種類を取って食べた。 机に戻ると知らなかったおかずを目にして、場所を聞いてまた取りに行くなどうろうろしながら食事を堪能。 フルーツやデザート類も充実しているので、食べたいものは多いけど食べきれない状態だった。すごく楽しかった。
飛騨牛は各自最初から個別に用意されており、これは当然ながらすごくおいしかった。