港北PA
雨予報だった土曜日だが、朝のうちに上がり回復するという前日の予報を元に、車と一緒に行く伊豆ツーリングの実行が決まった。 待ち合わせは9時に港北パーキング。

海老名は混雑するだろうとここにしたのだが、これは正解だった。 ガソリンを入れて行かなきゃなど、用事があったので少し早めに家を出たが、港北には8時半に到着してしてしまった。 とりあえず、今日の予定を予習しておき、計画を練りながら待機。
今回いまどこアプリを動かしたので、 相手がどのあたりにいるかがある程度把握できる。そろそろ来たかと思ったら、H君とR君がやってきた。 H君が自慢?の車を見せてもらう。今日一日一緒に走る予定だが、車と一緒はなかなか難しそう。 見失わないようによく覚えておかなくては。

特に改造もしておらず、ある意味普通の車なので、車群に埋もれると見つけるのは難しいかも。 もっと痛車になってれば、目立つのに。(それだと逆に一緒に走りたくない)
次の合流地点の足柄を確認したら、それぞれ出発。 横浜ICからいきなり渋滞だったので、先に行かせてもらい、足柄で休憩をする。
足柄SA
東名左コースは事故があったらしく、ほとんどの車は右コースへ。しかしそれなりのスピードで流れているので、問題ない。ゆっくり目でだらだら走って足柄SAにと到着。少ししたら車も到着したので、結構追いついていたようだった。

じっとしていると暖かいが、空気が冷たく走って風を受けると寒かったので、風を通さないインナーを着用。 富士山方向はまだ雲が多く、山は見えない。でもこれから天気が回復するはずだ。太陽に期待したい。
足柄のめちゃいけ跡地をふと見ると、ライオンがいた。いやよく見ると犬がえりまきをしている。 シャツを着せた犬はよく見るが、襟巻きを着た犬は初めてだ。あらたなコスプレ犬だろうか?

少し休憩をして今後の計画を確認。高速はSAPAがあり、はぐれても楽に合流できるが、 これからは下道となるので、簡単にチェックポイントをおさらいしておく。 それでは出発。
長尾峠~箱根スカイライン~芦ノ湖スカイライン
御殿場ICは混雑していた。どうやらアウトレット渋滞の様子。ほとんどの車が左折する中、われわれは右折して乙女峠方面へ。少し登ったら、右折して長尾峠の道へ。
林の中の峠道でまだ雨上がり直後なので、路面はほぼ乾いておらずかなりウエット。 滑って転ばないようにと、ゆっくり目に走ってみるが、後ろを見ると車がまったく付いてこない。 後で聞けば下ってきた走り屋の車がセンターラインをはみ出してやってきたので、いきなりびびらされてしまい、萎縮したらしい。
こちらも流す程度でしか走れないのだが、車はそれ以上にかなりの安全運転で走行のため、 少し走っては待ち。を繰り返して峠を登る。幸い車通りは少なく、登ってくる車はいなかったようなので、 渋滞を起こすようなことはなかった。
そんなこんなで登りきり、箱根スカイラインへ突入。 こちらはセンターラインがしっかりとあり、狭い長尾峠に比べるとかなり安心。 ただ、まだ霧がかかる場所がそこらにあり、前が見えずちょっと怖い。 まだまだカーブは怖いようなので、途中々見晴らしのいい場所で休憩を取りつつ、落ち着きながら走る。

芦ノ湖スカイラインのレストハウスでは、なぜかヤギがいて、妙に人に慣れていた。 そばの丘を登ると芦ノ湖が一望できるとのことだが、まだそこまでの元気はなく、少し休んだだけで出発。

十国峠
スカイラインを2つ通過して、十国峠へ。まだ雲は多いが少し切れ間が見えてきて、ふもとの街が見える。 H君の財布が車の中で紛失するアクシデントがあったが、車内を転げまわっていただけで助手席側から発見された。

ここから今度は伊豆スカイラインに入るが、入り口を通過してしまうアクシデントがあるも、すぐにUターン。 問題なく伊豆スカイラインに突入。やはりここはとても走りやすい。箱根山の影響か、車の通りも少ないので、 周りをあまり気にすることなく走れる。とはいえH君の様子を見ながらだが。
途中ヤル気のエボが後ろから来たので、道を譲った後、後ろから追っかけてみる。先導車がいると走りやすいので、 少しの間追いかけさせてもらった。あんまり追っかけると後ろの車との差が空きすぎるのでほどほどにしておこう。 伊豆スカイラインを最後の天城高原まで走り、お昼ポイントの鮪屋をめざす。 伊豆高原の町を突っ切るルートで、ちょっと道が悪くて怖かったが、予定通り鮪屋到着。

本家鮪屋
途中の状況から、もっと遅くなるかと思ったが13:00と、思ったより早くに到着。 お昼が遅くなってしまうかと心配したが、いい時間に食べることが出来そうだ。

ここは駐車場がしっかりしているので、車でも便利。やはり観光客は少ないようで、待つことなくテーブルに案内された。

3人とも一番人気のどんぶりを注文。やっぱこれになるよね。金目うめぇ。まぐろあぶらすげぇ。と一気に平らげた。

ここまでで走りセクションは終了。H君に感想を聞いてみると最初の長尾峠が狭く手前が見えなくてかなりきつくてやられたらしい。 「ちょっと峠とか走ってみたいんすよ」といっていたので、やわらかめな峠のつもりだったが、いきなりきつかったようだ。
橋立吊橋
腹を満たした後は、観光コースへ。すぐ近くにある橋立へむかう。結構近いと思ったらかなり近くて、鮪屋から数分で到着。 前来たことある場所のつもりだったが、どうも見覚えのない景色の道を歩いていく。どうも最後まで思い出せず、結局別の場所であることが判明。

このあたり一体が城ヶ崎となっており、以前行ったところはもう少し北の場所だったようだ。 少し歩くと吊り橋があるようなので、歩いていく。かなり険しいごつごつした道を歩いていくと、つり橋に到着。

太いワイヤーでつられており、床面も木でしっかりしているので、安心して渡ろうとすると、かなり揺れる。 真ん中のほうに行くと揺れはかなりひどく、また結構な高さであるため、かなり怖い。ビクビクしながら向こう岸まで到着。 写真を撮るには両手を離さねばならず、これが怖い。また真下を見ると高さが半端なく怖い。なるべく遠くを見るようにしないと足がすくむ。
陸地からの写真撮影は楽なのだが、橋の上はかなり怖い。 迂回路もあるようなのだが、かなりの距離がありそうなので、帰りも橋を渡る。今日は風がなくてよかった。
海の近くの岩場まで降りる道もあるので、険しい岩場を降りてみる。調子に乗って海の近くまで行くとそこそこ波があり、危ない。 さらわれてしまわないうちに、戻ってくる。磯の岩場を堪能?しまた崖を登っていく。汗だくだ。

東伊豆発電所
次は東伊豆発電所に行く。ここは人も少なく、見晴らしもよく、前回気持ちよかったので、お勧めスポットだ。 少々急な坂を上って風車の下まで到着。2~3台の車が先客として来ていたが、少ししたら帰っていったので、貸し切り状態に。

バイク、車をいろんな場所に停めて、撮影大会。バイクは点検上がりで綺麗にしてもらってあり、 撮影にはベストコンディション。車のほうも今日に備えて洗車してきたらしい。

天気もすごくよくなっており、日差しは暖かく風は爽やかで気持ちいい。長い間この場所に滞在をしていた。
赤沢温泉
そろそろ最終目的地の赤沢温泉に向かう。行きに通過をしているので、場所は理解が出来ている。 今来た道を逆に戻っていき、赤沢温泉に到着。

駐車場には多少の空きがあったので車を止め、バイクはいつもの木のそばへ。 着替えだけ持ったら、温泉にいく。H君、R君ともここは初めてだったようで、海丸出しの露天風呂にはかなりテンションが上がっていた。 今日は4Fが男湯だったので、天井もなく空の下の温泉で開放感は抜群だ。
なかなかに今日は疲れたので、ゆっくり湯船に使って疲れを癒す。でもすぐにのぼせるので、ほどほどで風呂を上がる。入りすぎると余計に疲れてしまうのだ。 今日は午後からはかなり天気がよくなり、暑かったので喉がからから。やっぱここはフルーツ牛乳でしょ。

小田原厚木道路
温泉にゆっくり入り、上がってからもゆっくり休んでいたので、だいぶ日が暮れてきた。 帰りはH君を先導車にして帰宅する。車にはナビが装備されているので、それに従い走っているようだが、なかなかの近道を示すようで、 今まで通ったことのない道でショートカットを行う。ナビによっていろいろと性格が分かれるようだ。

熱海と真鶴の有料道路がETCではないので、バイクは面倒なのだが、車と大きく離れることなく走り小田原に出た。 しかし、小田厚で帰るはずが、西湘の入り口をスルー。そのまま下道を走り出したので、どうやら下道で帰るのかと思いきや、 どうも違う様子。面白そうなのでそのままついていってみる。
途中コンビニに寄ったので、状況を詳しく聞いてみると、やはり西湘入り口では迷ったようで、 ルート選択を間違えたらしく、小田厚の1つ先のICから乗るルートのようだ。 ナビがあればいつでも帰れるので、たまには不思議なルート選択も楽しい。
海老名SA
小田厚から東名に乗り、海老名SAまで一気に走る。東名も土曜の夜にしてはあまり渋滞はしておらず、それなりのスピードで帰ることが出来た。
海老名もそれなりの混雑具合だが、ちょっと時間が遅くなってきており、いろいろと店が閉まり始めている。 いい時間なので、2Fに上がり、レストランで夕食とした。お疲れモードだったので、ラーメンでやっつける。
この後は解散になるので、最後の感想会。H君どうやら走り好きではなかったようで、峠道は楽しめなかったようだが、 各スカイラインは面白かったらしい。そして、城ヶ崎や風車、温泉は楽しんでくれたようだった。 土日は暇にしていて誘ってくれとのことなので、また今度、どこかへのツーリングを計画してみよう。