焼津ツーリング 1日目

GW前半

GWにツーリングに行く計画を立てる。会社は4月29日から休みなので、混雑が少なめと思われるカレンダー上の平日を ターゲットに宿を検索。4月30日~5月1日で焼津に宿が取れたので、ツーリング決定。

しかし初日の天気予報は雨。しかも結構な暴風雨とのこと。しかし翌日は回復するということなので、 それに賭けて、初日は移動のみとして雨のなかを走ることにした。
当日は朝から予定通り?雨。しかし家の近くはまだ小降り。荷物は十分な雨対策を施し、合羽を着用して バイクに向かう。これから豪雨に向かって突入だ。

雨の高速

雨の中東名高速をひた走る。西に向かうにつれ雨は激しくなっていく。ただしあまり風は吹いていないので、 何とかしのげている。意外にスピードを出せばヘルメットのシールドが雨を弾き飛ばしてくれて、視界は確保できている。ヘルメットが新しいので水弾きがいいようだ。

雨のときのトンネルは心休まるひと時。 山北町セクションに入りトンネルの多い左ルートを選択して足柄SAで休憩。

しっかりした雨対策のおかげで 浸水被害は発生していない。しかし手袋の上にかぶせるオーバー手袋が使いにくい。まだビニール袋のほうがよかったかも。 足柄SAではトイレ休憩のみですぐに出発。先は長い。

豪雨

足柄を出ると、雨足がひどくなってきた。いままでも結構雨に降られたと思っていたが、そんなものではなかった。 途中前の車より先が見えないレベルの雨となり、どれかの車の後ろにいないと危ないと感じる大雨に遭遇。

ハザードをつけながら、ついていけるスピードの車を見つけ、後ろを走る。雨足も波があるので、少し頑張れば 若干弱まったりもするが、それでもいろいろ浸水が始まり、緊張と寒さでかなり疲れてきた。 耐え難い大雨の連続で、いったん休憩をするSAを目指したが、まだ遠いので日本平PAに避難。

日本平PA

地図を見ると日本平PAから焼津はもうすぐそば。ここまでくればあともう一踏ん張りだ。雨雲レーダーをみても、 ちょうど今がピークで、これから収まる傾向だ。時刻は11時と昼には少し早いが、早めの昼飯タイムとしてここでゆっくり 雨雲が去るのを待とう。

いったんずぶ濡れの合羽類を脱ぎ、駐輪場近くに干す。乾くことはないが、少し雫をたらしておく。 ここのレストランはメニュー豊富で何を食べようか悩む。

場所柄えび関係が多いので、えびのかき揚入りうどんを注文。 雨で冷えてしまった体を温める。嫁はえび入りラーメン。

仕上げに100円珈琲を飲むがこれはまずかった。最近珈琲には少しうるさい。

宿へ

2時間半ほど外の様子を見ながらPAで待機。少し雨が緩んできたところで出発してみる。

早めに宿に避難してしまう作戦だ。 あらかじめ宿には連絡を入れてみたところ、ロビーで待機は可能らしい。またバイク置き場は屋根のあるところが確保されているらしい。 それでは目的地に向かって出発。

やむはずの雨も意外に残っており、まだある程度の雨にやられながら焼津ICを降りる。そこからナビに従いながら 今日の宿を目指す。雨の中よくわからない道を走っているが、ナビがなければ絶対無理。環境が悪いときにはナビのありがたさがよくわかる。

雨はやむ事はなく降り続ける中、宿に到着。玄関で荷物と嫁をおろして、バイクは駐車場へ。2階建ての駐車場の1Fに停める。 確かにこれなら雨には当たらない。

焼津グランドホテル

14:00ホテルに到着。まだ部屋の準備が出来ていないとのことで、ロビーで待機。借りたタオルで体を拭く。とはいえ、装備がしっかりしていたので意外に濡れていない。靴も表面のみで浸水無し。 嫁の靴はゴアテックスとはいえカバーなしでさらしていたのでかなりの浸水。あとヘルメットが浅いので首回りもかなり濡れた様子。とはいえ、あの豪雨の中無事到着できただけでもよかった。なかなか体験できないというか体験したくない豪雨だった。

早めに部屋の準備をしていただき、部屋に入る。びしょぬれの合羽類は風呂に干す。ホテルから古新聞をもらいうけ、 靴やヘルメットなど濡れたものをくるんで乾燥作業を行う。時間はたくさんあり、やることはあまりないので 入念な作業が可能だった。

晩飯

夕飯の時間になり、1Fに降りる。夕飯はビュッフェ方式。ただし内容はわりと豪華で、その場で調理してくれる。

ステーキ肉に寿司やてんぷらなど、いろいろと楽しいものだった。あまり量は食べられないので、内容を厳選して チョイス。

肉は味が濃くてうまかった。寿司は好きなネタをその場で握ってもらいネタも大きめでうまかった。 てんぷらも好きなネタを選んでその場であげてくれる。ほくほくのキスうまかった。