東北ツーリング 1日目

夏季連休

連隊長よりメールがあり、夏の連休でのツーリング企画への参加要請があり、参加の意向を示した。

ニックの提案により八甲田が目的地に上がり、どうやらそのあたりを攻めることになった。八甲田、十和田湖といったキーワードが飛び交う。地図で見るとそれは青森だった。ヤバい今回はかなり遠くに行きそうだ。

高坂SAへ

今日の集合場所は高坂SA。朝早くおきて環八経由で大泉ICへ向かうが、早朝にもかかわらずかなり渋滞している。

高速に乗ってからもずっと渋滞していたが、ある程度想定して早めに出発していたので予定時刻の30分前に到着した。

すでにSAは混雑し始めていた。

少し待っていると連隊長が到着。そして時間丁度にシロちゃんが到着した。今回も5月のツーリング同様この3人で出発だ。バイクと人間ともにパワー不足の自分が今回はついていけるだろうか?不安だ。

赤城高原SAへ

高坂を出発しSAを1つ飛ばして赤城高原を目指す。走り始めるとそれぞれのバイクの性能差があるので、それぞれのペースで目的地を目指す。

無線などの装備は無いので目的地で集合するまでは連絡は取れないのだ。ナビは高速一本だし高速用の表示も無いので、特に目的地を設定せずに出発したが、途中のジャンクションでは、どのラインに乗ればいいか毎回不安になりながら何とか正解のラインを選ぶことが出来た。

また、目的地の赤城高原SAは似た名前の赤城PAと間違えないようにと釘を刺さされたので、赤城PAが出てきても不安なくスルーすることが出来た。

越後川口SAへ

赤城高原を出発し次の目的地越後川口を目指す。TMAXで普段はそんなにスピードを出さないのだが、今回は距離も遠くメンバーのペースも速いのでがんばって アクセルを開ける。

それでもある程度からは風の抵抗が大きく長時間耐えるのはつらい。よく考えると以前のR6だった頃はまだまだ余裕のスピードでも、TMAXだとちょっとつらい。シロちゃんのZX14だとまだまだ物足りないスピードだろう。

ちなみにこの前の台風で隣のバイクが倒れてしまいZX-14に寄りかかってしまってカウルがへこんだらしい。しかしなんとか曲げ戻してかなり元に戻した。素人目にはへこんでいるのはわからない。

なんとか越後川口まで到着。時刻はすでに12時を回っているのでここで昼食にする。

サービスエリアのレストランで食べることにする。注文したのはみんな小千谷そば定食を注文。

やってきたそばに対して、シロちゃんがせいろじゃないのか?とろろがあったはずじゃ? と疑問を投げかけながら食べていたが、あとで、小千谷そば定食と、小千谷そば、の違いでせいろだったりとろろがあったりの差があるようだった。

食べ終わった頃には入り口に人が並んでおり、 混み始めのいいタイミングでレストランで食べることが出来た。

黒埼PAへ

越後川口を出発し日本海側へ近づくと関越道は終了し、北陸道へ接続。間違えないように新潟方面へ行かねばと思っていたら、ちょうど連隊長がいたので後ろについていく。これで一安心だ。

北陸道の最後のPAの黒埼PAに到着。ここから先は何とか東北道という高速になり、少し道も狭くなって対面通行になっていく。

天気予報では午後くらいから雨とのことでそろそろヤバイかと思っていたが、まだ空模様は持ちそうだ。 しかし移動が激しいので急に降られることもあるかもしれない。油断せず走っていこう。

村上山辺里(むらかみさべり)へ

黒埼を出発後「さべり」という出口を目指して出発。1車線の対面通行だが車は少なく走りやすい。IC付近では2車線になっており、ペースカーはこのタイミングで抜き去る。しかし高速域からの急加速はパワー不足なのだが2車線区間は長くは無いのでバイクにはがんばってもらう。

天気はそんなに崩れそうではなくそこそこ明るめの曇り空だ。快晴で猛暑よりはこの方がよかったかもしれない。

笹川流れへ

村上山辺里を下りて城ちゃんが給油。

高速を走るときは城ちゃんのZX-14はかなりの高燃費。その点TMAXはスピードを出せば出すほど燃費が悪い。TMAXにはオーバードライブなど無くスピードを出せば出すほどエンジンは高回転で回り続けガソリンは減っていく。 時速80kmペースくらいが燃費にはよさそうなのだが、周りのペースに合わせるとそうもいかず仕方ない。

ここからは海側にでて海沿いの道を走る。日本海を横目に見ながらの眺望ツーリング。しかし下道とあってペースは遅く午後の暖かさもあり少々眠い。

途中笹川流れの道の駅?に立ち寄る。笹川流れとは潮流が岩の間で盛りあがって流れる様子らしい。

その様子は見れそうに無いが、日本海ソフトをいただく。

最近流行の塩ソフトのようなしょっぱ系なソフトクリームで 疲れた体にはちょうどよい。暑さですぐに溶け出すソフトを3人ともほおばった。

くらげ水族館(加茂水族館)

海岸沿いの道をひたすら北上する。海辺ではそこらじゅうに海水浴客がおり、回復した天気のなか涼しげに海水浴を楽しんでいた。海に入りたいと思いつつ、今日の初観光目的地の加茂水族館をめざす。

途中コンビニで休憩するがすでに16:00。ネットで加茂水族館を調べると営業時間は17:00しかし夏休み中なら18:00まで。残りの距離からあと少しなので何とかなると思うが、下道なのであまりペースが遅いと遅れてしまう。途中若干道を間違えながらもなんとか水族館に到着。17時前に到着できた。

早速入場してみる。1Fは狭いながらも海の魚が各種水槽に入っている水族館。魚を見ては、おいしそうを連発していた。次に2Fは淡水系。なまずや鯉などがいる。連隊長の話だと20年前には電気うなぎがいたらしい。

そしてその後地下に入ってくらげゾーン。この水族館のウリはくらげで、なんでも世界一らしい(種類が?) くらげなんてと思いながら薄暗い地下にいくと、いろんな種類のくらげが水槽にいる。

ゆっくりと泳ぐ姿は見ていて癒される。 特にきらきら光るくらげは不思議な感じで面白い。なんでもここではくらげを養殖しているらしい。後のほうの水槽にはこれでもかとくらげが密集して入っており、ぱっと見気持ち悪いが、ずっと見ていると案外気持ちが安らぐ。

くらげエリアを抜けると最後のお土産ゾーン。併設されるレストランはくらげレストランとなっており、 どうもくらげメニューがあるっぽい。すでに時間が遅く閉店していたが、若干興味あるような、遠慮したいような。

水族館としては古くて小さいが、くらげ水族館としては一見の価値があった。

鶴岡へ

本日唯一の観光を楽しんだ後は宿へ向かう。水族館からはそんなに遠く無く、鶴岡駅前近辺のホテルへ程なく到着。今日はここで一泊。

バイクをホテルの玄関脇に停めてまずは部屋でシャワーを浴びて汗を流す。大きな風呂もあるようなので、 後で行って入ってみよう。

晩飯

晩飯は宿代には入っていないので食事は外で食べる。連隊長のターゲット岩ガキを目標にまずはホテルで地の物を出してくれる店を聞き、3軒ほど教えてもらったのでそこを目指す。

しかし1軒目はいっぱいで入れず、2軒目もいっぱいで入れず、最後の3軒目もいっぱいで入れず全滅。なんだよとホテルへの移動途中にあった店に行っても満員で入れず。

しかたなく駅方面に行き地魚料理屋、居酒屋へそれぞれ入るがどこも満員。チェーン系の居酒屋も全滅。10軒以上に断られ、1時間程度さまよった後、小さくて少し怪しげな居酒屋にチャレンジしてみると、 丁度客が帰ったらしく座れるようだ。

探し始めた時間も悪かったようで、一番混んでいる時間帯だったらしく、ほとんどの店は予約客でいっぱいで、帰省客が外で飲んでいるようだ。

いろいろ妥協して入った店だったが、出てきた料理は結構うまくてよかった。シロちゃんに進められるがままビール、日本酒と飲んだら今日の疲れがどっと出た。しかしまだ1日目。まだまだ旅は続く。

食べきれない料理を後に夜道で酔いを醒まして大風呂で疲れを取る。 シロちゃんはジャグジーがお気に入りのようだ。今日はぐっすり眠れそうだ。

今日の走行データ

給油回数給油量単価(ハイオク)場所走行距離給油時刻
1回目4.03㍑@143環八ほぼゼロ06:23
2回目6.05㍑@154赤城高原SA142km10:24
3回目9.13㍑@155黒埼PA175km13:39

軌跡