八ツ場ダム
朝7時起床。昨日は布団に入ったらすぐ寝たようであまり記憶がない。目覚ましなくてもなんとなく朝起きることが出来た。 朝飯はまあ旅館らしい朝食。納豆以外を平らげた。

ツーリング3日目。今日も快晴。暑くなりそうだ。昨日の例もあるので油断は出来ないが。
今日は最初の目的地は八ツ場ダム。政治的に話題の場所だ。草津から近く、今後どうなるかわからない場所であるから、 現在の状態を見ておこうと出発。
人気の少ない道を進んでいくと、ニュースで見たことのある橋を発見!。あぁ確かにこれ見たことある。まずは高いところにある橋の下側にある端に行き、真新しい大きな橋を下から見物。ダムが完成すると今の場所は当然水没。 上の橋の支柱の途中にラインが引いてあったので、予定水位はあのあたりなのだろう。

その後今度は上の橋まで登ってみる。新しく出来た道路をたどり新しい橋の入り口に行くと、 向こう側が行き止まりだが車で走れるようなので、行って見る。

行き止まりにバイクを置き、橋の歩道を歩いてみる。橋はかなりの高さなのだが欄干は腰の高さ程度のため外側に近寄るのが怖い。真ん中あたりから覗くとかなりの高さのため腰がすくむ。そんななか城ちゃんはびびりまくる自分と連隊長をよそにうろうろと歩き回っていた。

このあたりは吾妻渓谷という場所になり、渓谷のきれいな景色があり遊歩道もあって観光にはよさそうな場所だ。 しかしダムが出来るとここらいったいはすべて湖のそこに沈むだろう。どうしても必要なダムなら仕方ないかもしれないが、 数十年前の計画で今は必要かどうかも怪しいダムのようなので、きちんと判断してほしいものだ。
榛名山
八ツ場を後にして、榛名山へ向かう。近場にあるよい目的地といえばここ。特に何も期待はないが山の上まで行って見る。
さすがにそこそこ車も多く、車列の中を走り頂上へ向かう。駐車場にバイクを停めて目的なくぶらつく。予定通りに何も予定なく過ごす。

ドリンクを飲んでまったりしたら出発。まあただの休憩ポイントだな。
水沢うどん
お昼も近づき予定している水沢うどんに向かう。伊香保の町を横目に進んでいくとようこそ水沢うどんの看板が。このあたりから水沢うどん地帯へ突入だ。
すぐ近くにあった公園?にはいって駐車場へバイクを停める。地図を見るとここからうどん屋が並ぶようだが歩くにはちょっと遠い。しかしバイクで行くと混雑でバイクを停めるのが難しいかもしれない。
連隊長判断によりここから歩きで探索となった。いきなり崖を下り始めうどんエリアへ歩いていく。実はもう少し行けば階段があったのだが、それは帰りに判明した。
いくつか並ぶうどん屋で看板の様子から各自で候補を挙げて相談と多数決により店を決定。 以前車で旅行に来たときには「田丸屋」に行ったので、そこははずしてもらい、「丹次亭」というところに決まった。 店に入ってみると数人が並んで待っている。名前を記入して待機していると5分程度で名前を呼ばれて席に案内される。

この店では「うどん」ではなく「うんどん」と呼ぶようだが、まあそれはどうでもいい。 メニューとしては品数は少なめ。うどんを食えということのようだ。3人とも天ざるうんどんを注文した。
やってきたうどんは水沢うどんらしくのど越しよくつるつるだ。てんぷらでやってきたまいたけがやたらに大きかった。

HPで調べると水沢うどんは、稲庭、讃岐とならぶ日本3大うどんのひとつらしい。ほかの2つに比べ知名度としてはいまひとつだ。 またよく調べると、3大うどんは水沢ではなくきしめんの場合もあるらしい。確かにそっちのほうが知名度は高い。
まあそのような諸説はどうでもよく、食べてみると実際うまいので、また伊香保近辺に来るときにはぜひ寄って行きたいと思う。 まだ店はたくさんあるので制覇するには当分かかりそうだ。
関越道
水沢うどんを堪能した後は、来た道を帰る。途中にある水沢観音を見ていこうと階段を上る。上りきるとお堂?があり、せっかくなのでここで、このツーリングの最後までの無事を祈っておく。
横に歩くとバイクを停めた公園につながっていた。階段を使わず崖をおりてうどんを食べに行ったのは、後にも先にも我々だけだろう。
後はゆっくりと関越に乗って帰ることにする。一昨日関越ではバスの運転手の居眠りによる大きな事故が起きており、我らも自分と周囲に注意を払いつつ高速を上っていく。事故現場はすでに片付いていてどこだかわからなかったが、シロちゃんは発見したといっていた。
高坂SAで最後の休憩を取る。ここまで予定通り渋滞に遭遇することもなく交通量は増えてきているが、 帰るまでに大きな渋滞に巻き込まれることはなさそうだ。

ここで最後のイベントとして城ちゃんの不要となったジーパンのお別れ式を実施。本日朝からはツーリング途中のマックハウスで購入したジーパンをはいており、股が破けたジーパンはここでお別れとなった。いままでシロちゃんを支えてくれてありがとう。

合わせてメンバーもここでお別れとなった。楽しかったために疲れがまだ感じ取れないが家に帰ったらどっと疲れが出てきそうだ。とはいえ家に帰るまでが遠足です。家までたどり着くまでは緊張感を途切れさせずに安全運転で帰った。
シロちゃん連隊長ともにメールで無事帰宅したとの連絡あり、3日間のツーリングは終了した。久しぶりのロンツーだったが楽しく走ることができた。 計画と準備をしてくれた連隊長に感謝。サンコス!