下準備
ゴールデンウイークに突入。30日からは天気が良くなるようなので、ツーリングに出かける。 今日の日のために、T-MAXは若干の改造を実施。
ナビのための電源確保。テールランプのラインからシガーソケットを作成。そこにUSB5V電源出力を差し込む。さらにその電源をUSB2分岐を作成し、2系統の5Vを確保。 本当はここに電源回り込み防止のダイオードを入れたかったが、電圧降下により5V→4.3Vで使えないので断念。
ナビ音声ケーブルの改良。先週断線したようで、音声が聞こえなくなった。調べてみるとセラミック抵抗の根元が折れて断線したようだ。よって、今回版はすこし柔軟性と安全性を持たせる。
具体的には3並列抵抗と緩衝ライン作成だ。ケーブルとり回しの固定。ナビ用の電源ケーブルと音声ケーブルがハンドル下にぶらぶらとつながっており、乗り降りの際足を引っかけそうで良くなかったので、コードを留める器具で しっかり固定。これで危険が無くなった。
準備万端整えて出発。東京ICから東名に乗り、ナビの目的地を沼津にセット。渋滞が予想されたが案外車は少ない。左車線をゆっくり走る。最近東名は走っていなかったので なんだか景色が懐かしい。以前はしょっちゅう走っていた気がするのに。

海老名で休み、足柄で休む。そして沼津で降りる。
魚がし鮨
沼津で降りたら一路沼津港を目指す。回転寿司の沼津港という店があるが、おいしいのでお気に入りだ。本場の沼津港ならさらにうまい物が食えるだろう。

ちょうど昼時でここで昼食をとる予定だが、ねらいは既に付けてあり、沼津港にある魚がし鮨という店に行く。少し迷ったが何とか到着。

12時過ぎということもあり少し並んでいたが数分で席に着いた。店長おすすめ品や、気に入った物をいくつか注文して食べる。出てきた鮨が少し少な目で物足りないかと思ったが、1つ1つのネタが大きいので、結構腹一杯になった。そしてもちろんおいしかった。
満腹で店を出て、すこしぶらぶら散歩してみることにする。港の方に行き海を眺めると潮風が気持ちよかった。この店以外にも数点鮨屋があったが、なんだかこの魚がし鮨が一番良さそうで良かった。ここの雰囲気はなんとなく築地の場外を小さくしたような感じだった。
実はこの時間に地震があったらしい。たぶん散歩している頃のはずだが、全然気づかなかった。熱海で震度5。沼津ではどれくらい揺れたのだろう?夕方のニュース見る間で知らなかった。 津波が来なくて良かった。
西伊豆
沼津からは海岸沿いに南に下る。途中山にはいるとかなり涼しかった。わりと着込んでいたから 寒くはなかったが、Tシャツとかだと大変だっただろう。
山を越えてまた海が見えるところに来た。ここでフルーツギャラリーという喫茶店で休憩。 まだ満腹だったけど甘い物は別腹ということで。

いろんなドライブ本にこの店が載っていたので、立ち寄ってみたのだが、高台にあり 海が見渡せていい感じ。ちょうど窓際のいい場所に座れたこともあり、景色は抜群だ。

しかし店員はなかなか来ないし、ちょっといまいち。そして看板メニューの苺パフェは ¥1200とちょっとお高め。一緒に頼んだマンゴードリンクも¥600とかなりお高め。しかし出てきたパフェはかなり豪華。これは2人分なのだろうか?それで値段も高いのかな?
しかし1人でしっかり平らげ、別腹も満腹に。いちご、クリーム、アイスのスペシャル攻撃でかなり満足だった。値段並に店員のサービスが良ければ完璧なのに…
恋人岬
さてこのあとは堂ヶ島に行こうと思っていたけど案外距離があり遠い。宿へのチェックインの時間もあるので、 あんまり遠くまでいっていられない。今日は途中の恋人岬まで行って後は明日にすることにした。
わりと有名な恋人岬だったがいったことがなかったのでいってみる。すると駐車場から結構歩いていく必要がある。もっとキタの方にあった旅人岬は道のすぐそばだったのに、歩いて行かなきゃならない。 こわばった足で坂道を上り下りするのは少々つらい。明日は筋肉痛か?

先端までやってきた頃にはへとへとになってしまった。たまらずベンチで休憩。つぎつぎとカップルがやってきては写真を撮って帰っていく。みんな逆光で写しているから きれいには写ってないだろうと眺めつつ、休んだので帰る。大したところじゃないから 一度見ておけばいいだろう。

帰りもまた上り下りで膝が上がらない。かなり足が弱っているようだ。 なんとか駐車場までたどり着き、宿に向かうことにする。晩飯が楽しみだ。
伊豆長岡
宿は伊豆長岡にある。GW中だが前日に探して空いていたので予約した。そこそこ安いのでいろいろ不安だったが、結構部屋は広く。いい感じ。隣の子供の声とかが聞こえてくるのがいまいちだけど。

部屋に入ってのおもてなしに杏仁豆腐があった。たいていはお菓子とかだけどこれはなかなかGOOD!

風呂もそこそこ広く、露天もありなかなか。0時には男湯と女湯が入れ替わるので、翌朝はもう一方の風呂に入った。 どっちもそれなりにいいんじゃないの。
待望の晩飯は、ふぐとカニと豆腐など。ふぐはあんまりたいしたことなかった。 かには甲良は空っぽで飾りだった、足は水っぽいけどそこそこおいしい。その他もそれぞれうまかった。最後のタケノコご飯もうまかった。
値段の割には部屋で食べれたり、まあまあの内容で良かったと思う。
堂ヶ島
翌朝のご飯はアジの干物など。ちょっと小さめのアジだったけど、こんなものでしょ。 軽く朝風呂をあびて、出発。今日は大快晴。暑くなりそうだ。

伊豆長岡から昨日の帰りとはちょっとコースを変えつつ海岸線まで行く。かなり天気がいいが風が強く、 時々来る突風に悩まされる。崖から落ちないように気を付けなくては。
堂ヶ島に到着し、遊覧船乗り場に行くと販売していない。どうやら今日は波が荒く欠航しているらしい。 おみやげ売りのおばちゃんが今日は欠航だからおみやげ見ていって。暑いねぇちょっとおみやげ見ていって。とやたら声を掛けてくる。かなりうっとうしい。このあたりは危険だ。

仕方がないので近くの展望台に行ってみる。海を見ると確かに波が荒い。今日は風が強いので それも関係しているのだろう。遊覧船が通るはずのおっきな穴から海を覗くと波がばっしゃばっしゃと打ち付けていた。これじゃ確かに危ないな。

楽しみにしていた遊覧船が駄目だったのでがっくりして次に向かうことにする。
まぐろ屋
南伊豆はあまりおもしろそうになかったので、一気に横断して東伊豆に出る。ちょうど暑くなってきたし、山に入れば涼しいだろう。相変わらず風は強く、山かげから出ると突風にあおられ危険な中、東海岸線まで出る。ここからは見慣れた道だ。一気に海岸線を北上して行くが、昼時になり暑さと単調な走りで眠くなる。どうもこの道は毎回眠くなるんだよな。
途中休みを入れつつ伊豆高原までやってきた。ここに今回のお昼の目的地鮪屋がある。 途中熱川温泉を通るから錦でもよかったのだが、新規開拓ということで、新たな店に行く。
13時半過ぎに到着したが、店は混んでおり、駐車場はいっぱい。バイクを片隅に無理矢理止めて店内へ向かう。店内には待合室があり、順番の名前を書いたらその部屋で休みながら順番待ちをする。 これはゆっくりできていい。
メニューを見て何にするかをじっくり考える。20分くらい待つと名前を呼ばれ、席に案内された。出された刺身定食は、うまかった。中トロ鮨も柔らかくとろけた。これはなかなかよかった。

全般的に値段が高いが、それは錦も同じ。出てくる料理はうまいので仕方ないだろう。 また今度来て違うメニューを食べなければ。

城ヶ崎
満腹になった後は、城ヶ崎へ向かう。駐車場にバイクを止めて灯台の方に行くが、今日は風がすごく かなり大変なことになってそうだ。灯台の麓にある吊り橋はかなり高い位置に架かっており風と人で揺れている。風でとばされそうな物は全てしまい込んで、吊り橋を渡っていく。真下を見ると恐ろしくて足がすくむ。なるべく遠くを見ながらわたっていく。

橋を渡った向こうの岩場は、波しぶきの雨が降る。めがねやカメラはしぶきまみれだ。風上側の展望エリアに行くと、ここは超強風で目が開かない。ころぶと一気に海まで持って行かれそうだ。横向くとめがねが風でとばされた。めがねバンドをしていたので 助かったが、こりゃ大変だ。

かなりの強風と潮しぶきで、髪は超無造作ヘア?にセットされた。ここも確か観光船があったはずだが、 これじゃ絶対欠航だろうな。
帰路
さて、これで伊豆巡りは終わり、帰路に就く。伊豆スカで帰ると思ったが、ナビは熱海ルートなのでそれに従う。こっちの方が近いのかな?しかし有料道路には乗らなかったので、結局遅くなったはず。
ある程度ナビに従い、小田厚ではなく大井松田まで出て直接東名に乗る。 このころは日が落ちて真っ暗になっていた。
帰りも大した渋滞はなくすんなり帰ることが出来て良かった。最後に海老名SAで晩飯にカツカレーを食って帰る。 首と腰がかなり疲れたけど、楽しかった。
