早朝集合
ここ最近ずっと仕事が忙しくツーリングに行ってなかったので、久しぶりのツーリングだ。行き先は宿敵「錦」だ。今回はいつもの熊ちゃんに加えニック、連隊長もいるので心強い。
集合時間は6時海老名などという途方もない案も出たが、結局8時集合で落ち着いた。しかし昔は近かった東名も、引っ越し後は少々遠くなってしまった。8時集合ということで、余裕を見て6時半に出発する。
途中ガスを補給し、東名もゆっくり走ったが、結局7時半に海老名に到着してしまった。普段は8時頃起きているのに、今日は6時とかなり早いので、30分だけでも休んでおこうとベンチに横になる。
8時近くになったので起きあがって辺りを見回すと、熊ちゃん発見。ニックも近くにいた。3人でだべって、連隊長を待つ。
8時を回っても連隊長は現れない。どうやら遅刻らしい。確か遅れたらおごるとか何とかいっていたはずだが...
結局8時40分に登場した。 少し休憩をして、連隊長のいいわけを確認した後出発する。

にしきへ
海老名SAを出発し、厚木から小田厚に入りターンパイクを通って伊豆スカに突入していく。今日初見参のニックのハヤブサは高速ではがんがん走り速さを見せる。
小田原から伊豆スカに入り標高が上がると、さすがに気温が下がってきた。 霧も増えてきて、風も強い。大観山パーキングに到着し、休憩を取る。
駐車場に入るとたくさんのバイクがある。今日は天気がいいので、みんな走りに来ているようだ。 ジュースを買って、一休みする。ニックや連隊長は生ドラを買って食っていた。 そして話をすること30分。いつもながらいったん休憩にはいると長い...

駐車場の一角にはインプレッサがやたらそろっている。奴らのミーティングがあるようだ。 十分な休憩を取ったのち出発する。
到着
霧の中の伊豆スカを走り抜け、一度長めの休憩を取った後 目的地である熱川まで到着。下道を走り、もう少しで「錦」だ。はたして今回はちゃんと店に入れるのだろうか?
いままでの2回とも店前まで来るも閉店にてそのままUターンを余儀なくされている。3度目の正直?いや2度有ることは3度あるともいう。
また駄目だったら、そのショックに耐えれるだろうかと恐れながら店の前まで行くと、 なんと店は開いていた。いや、安心してはいけない。人が多すぎて入れないとか、 何か罠があるはずだ。
しかし気になったのは、最後の休憩以降、ニックが先頭を引っ張っていき、 いきなりペースがあがった。初めてニックとのツーリングの時もそうだが、 飯が近づくと、なぜかハイペースになる。ニックのこのパワーが有れば、 今回ちゃんとにしきで食べれそうな気がする。

店内
待っていると10分弱の待ち時間で店内に通された。とうとう念願の「にしき」に入る。 写真でしか見たことのないメニューを拝見。いろんなメニューがあるが、すでにおれはあじのたたき丼と注文内容は決まっていた。

注文をして待つこと数分、連隊長の注文した刺身などを頂いていると、 俺のあじのたたき丼がやってきた。でかいとはいわれていたが、想像以上にてんこ盛りのあじのたたきタワーにびっくり。

ざくざく崩しながらもりもり頂く。めしはうまいし鯵も抜群にうまい。しょうゆで十分な味付けがしてあったが、感動の涙でちょっとしょっぱかった(これはうそ)
がつがつ食うが、でかいどんぶりにたくさんの飯は食の細くなった俺にはおおすぎて、 三口程度残して食いきれない。最後はニックに片づけてもらい、完食?
腹一杯で動けないので、ゆっくり休憩をしてから店を出る。
七滝茶屋
店の外に出て、次の予定は七滝茶屋でのおやつ。しかしおなかがいっぱいでみんなちょっと引き気味。
こで、とりあえず休憩。ゆっくり休んだ後、目的地に向かう。海岸線を走った後、山にはいっていく。どうも通った覚えのある道だ。 たしかオフ車でニックやコス達と通った気がする。
そのうちループ橋へ到着。そうか思い出した。ニックが故障で先に帰って、俺やコス&マツで温泉に入ったところだ。
その小さな温泉郷に七滝茶屋はあり、おみやげ屋の一角の喫茶店にはいる。 入り口にはクラッシュドストロベリーの写真が。ここが目的地だ。

熊ちゃんがイチゴのジュースを注文、ほかのみんなはクラッシュドストロベリーを注文。 まだまだ腹はいっぱいだったが、甘い物は別腹なので、もりもりたべる。 凍らしたイチゴを砕いたのと、アイスクリームと生クリームが入っていて、これまた激ウマである。
熊ちゃん達は数年前にこんな激ウマツーリングをしていたとは 悔しい限りだ。
仁科峠
本日の全ての目的を達したので、帰りのルートを検討する。混雑は嫌なので、仁科峠を通って、沼津に出てから帰ろうということになった。
修善寺を抜けていく筈だったが、途中土砂崩れがあったらしく、回り道をする ことになった。回り道らしき方向へ走っていくと途中地元の人に呼び止められ、道を間違っていることを教えられる。
そして教えられた正しい回り道へいくと、そこはダートだった。オンロード4台でダートを走っていく。 500m~1km位だったと思うが、そこは結構砂利が多くて、ものすごく怖かった。
その後はさすがにダートはなかったが、山道途中で工事中の場所があり、道路を泥水がじゃんじゃん流れていた。なるべくゆっくり走ったが、 どうしてもハネがあがる。せっかくこの前バイク屋に出してきれいにしてもらった バイクがもう汚れてしまった。
そんな苦労をして仁科峠に到着。頂上は霧だらけだ。 視界が悪くなったところで、ひとまず休憩。

ばんごはん
仁科峠からひたすら下っていく。細めの道をぐるぐると走るのは、ちょっと疲れてきた。みんなのペースに着いていけず苦労していたが、途中ガス給油したときに、コンタクトを外してめがねに変えた。使い捨てコンタクトが既に痛くなっていて、つらかったのだ。それ以降はちゃんとついていけた。
目がよく見えないのは走りにも影響することを知った。海の見える場所で休憩を取る。日もだいぶ落ちてきて、夕暮れになりかけている。ニックはまだバイクに慣れていないのと、くねくねとした走りは、バイクが重いといってかなりへばっていた。
一気に日が落ちて暗くなった頃沼津の町に到着。IC近くのファミレスに立ち寄って、晩ご飯を食べる。 おれはあんまりおなかが空いていなかったので、蕎麦と桃のパフェを注文。

今日最後のごちそうを頂き、疲れをいやすため大量の休憩を取る。途中足柄で風呂に入ろうかという提案もあったが、たぶん帰れなくなってしまうだろうということで、一気に帰ることにする。
足柄SAで休憩、そして海老名SAで最後の休憩を取って、それぞれ近くのICで別れていく。 俺は最後の用賀まで行き、高速を降りる。
その後連隊長はちゃんと帰れたであろうか?