- 前夜(the Day before)
- 待ち合わせ(Ebina is not ebian water)
- 移動(He forgets Biofermin!)
- アクシデント(Oh my god!)
- ひるめし(Lunch time)
- また会う日まで(by kiyohiko ozaki)
- 林道へ(♪Ano moriha naze watashiwo yonderuno?Oshiete…)
- 温泉(kouzu nanadaru onsen)
- 干物屋(Dry fishes shop)
- 鰯定食(The ready set foods of weak fishes)
- 旅の終わり(End of journey)
- あとがき(Thinking of after jurney)
前夜(the Day before)
ガッデム!今日も午前様じゃぜ。近頃何となく忙しくて帰りが遅い。明日は朝早いのにやばいじゃ~ん。
8時集合と言うことは7時頃家を出発。ということは6時起きか。ちゃんと起きる自信のない俺はコスにモーニングコールを依頼した。モーニングコールに勝る目覚ましはないぜ!なんてったって朝っぱらから電話がかかってくるんじゃからな。
朝はどうせ頭が働かんから、夜のうちに明日の準備を整えておく。完全フル装備で来いということじゃったから、全装備を準備する。これでアーマークラスは(-5)くらいになるじゃろうて。おっともう2時じゃ。さっさと寝んとな。
待ち合わせ(Ebina is not ebian water)
電話で目が覚める。いったい誰だよ朝っぱらから、まだ6時じゃん…あ、コスじゃった。サンコス!おかげで起きれたぜ。
あんまり寝た気がしねぇ。とりあえず起きあがってボ~っとする。朝は何をするんじゃったっけ?
とりあえずお茶をわかして水筒に。凍ったお茶はタオルでくるんでセッティング。これで寒暖両対応じゃ。まさに備えあればうれしいな。
モトパンをはき、モトシャツ?を着用、モト靴下をはく。各種ガードをつけ、モトグローブを装着し、モトブーツを履けばモト野郎のできあがりじゃ。モトヘルメットをかぶって出動じゃぜ。
今日の予報はくもりで、なんとか降らんらしい。カッパは準備してあるが、降らんに越したことはない。雨が降ってもジャノメで誰かが迎えにきてはくれんからのぅ。
EDタイヤを装備し乗り心地の悪いLANZAで、海老名へと向かう。時間はたっぷりあるので、左車線をトロトロ走る。 それでも7:30過ぎには到着してしまった。とりあえず8時まで待つがなかなか来ない。8時すぎて電話するがつながらない。意を決して探索に向かうと3人を発見。いまいち待ち合わせ場所がかみ合ってなかったようじゃ。 というか俺だけ間違えてる?
移動(He forgets Biofermin!)
4人合流したあとは、話しもそこそこに出発する。東名高速を厚木で降りて小田原厚木道路を走る。小田原に下りた後は箱根に上って伊豆スカイラインを目指す。
今日の天気予報はとりあえず曇りで雨は降らない予定なのだが空模様は危険。標高が上がるとかなり寒くなってきた。

十国峠で休憩してまた出発。伊豆スカイラインの冷川をめざす。途中城ちゃんのおなか急降下があったり、霧の中の走行があったりと苦難があったが、大きな問題なく天城まで来た。

時間は既にお昼になっていたので、ここで食料調達後山に入ることにする。肉屋でコロッケを調達し、コンビニで水、ご飯その他を入手。準備を整えて林道へ向かう。
アクシデント(Oh my god!)
林道入り口は天城のループ橋近くにあるらしいのでそこに向かってひた走る。山でガス欠はこまるので近くのスタンドでガソリンも補給しておく。しかし移動途中シロちゃんに異変が起きていた。
なんだかエンジン付近から異音がするらしい。とりあえず停止して確認するが、原因は分からない。少し走ってみるが、 大きな問題はなさそうに見える。しかしジャック松の話では、突然チェーン周りで何か火花が飛び散ったと言うことだ。
やっぱり異音がするということで停止して入念にチェーン周りの確認をする。チェーンにはなにかでこすったような跡がある。
何かが干渉しているらしい。シロちゃんがチェ-ンカバーをはずしてみると、ドリブンスプロケを止める留め金が無くなっておりスプロケがはずれかかっていた。チェーンの干渉跡はスプロケがはずれそうになり、チェーンがカバーと干渉していたようだ。

とりあえずさっきのスタンドまで行き、近くにバイク屋がないか確認するが、車屋しかないらしい。何か出来るかもと、とりあえずそこに向かう。
しかしここでは直せそうになかった。さらに先に小さなバイク屋(いまは車屋らしい)を教えてもらいそこに向かう。当然特殊部品なので、換えの部品はないが、おやじがなんとか応急処置をしてくれた。
しかしこのまま林道は走れそうにないということで、城ちゃんはここで帰ることにする。しかしこのまま帰るのは忍びないので、飯だけみんなで一緒に食いに行く。
ひるめし(Lunch time)
山に少し入ったところで広場を見つけて、そこにバイクを止める。食料を広げ、ストーブに火を入れお湯を沸かす。俺は、ご飯は既にコンビニでチン済みなので、お湯を沸かしてみそ汁を作る(ひるげ)

コスはラーメンらしきものを作成。城ちゃんはカップ麺。ジャック松はピラフを作成していた。
肉屋で買ったコロッケはかなりうまかった。

川の中州での食事だったが、やたら虫がやってくる。小バエやら、ブトがたかってきて、うっとおしい。しかしこんなこともあろうかと、かばんからサラテクトを取り出し、体に吹き付ける。普段は効果絶大のハズが、ここいらの虫には効き目は薄かった。
少々多すぎた飯を平らげ、腹一杯になりごろごろする。至福のひとときだ。
また会う日まで(by kiyohiko ozaki)
飯を食らって満足を得た3人はしばし河原をお散歩。 オフブーツは相変わらず歩きづらいことを痛感する。 しかしガエルネブーツのニック&ジャックは結構快適の様だった。
さすが革製品の国が作ることだけのことはある。 それに比べると高木ブーツは安いだけあって歩行はつらいぜ!(ヨシ&コス)
ふと河原に倒木を発見。なにやらオフバイクで周辺を乗り回した形跡あり。 ここは中州なのにバイクでここまでくるとは相当の腕前だろう。 しかしそれよりも近くに立っていた木に熊の爪の砥ぎ跡らしき傷が…

(飯を食ったら)最強のニックも熊にはかなわないので、いそいそと退散することに。 出発の準備が整ったところでバイク故障のニックと分かれる。 応急処置だから気を付けて帰ってね。(後日、ニックは高速区間を140Kmで爆走 した事が判明 → 林道行けたんじゃないの?)
林道へ(♪Ano moriha naze watashiwo yonderuno?Oshiete…)
勝ち組(?)のジャック、ヨシ、コスは一路林道を目指す。 道はまだ舗装路だが次第に山深くなっていくので気分は否が応にもハイになっていく。 そしてとうとう林道入り口に到着。どうやら「荻の入林道」の様だ。
3人は林道へと入っていった。路面は浮き砂利程度で楽勝であった。 ガレてなくて良かったと心底思うコスであった。(ガレアレルギー)
しかしある程度行くと進入禁止のゲートが… 少しよけて通れる程度のものではなかったので引き返すことにする。 入ってきたとこには支線(?)らしきものがあったのでそちらから行くことにする。
ところが支線はガレていた… 固まるコスをよそにヨシがサクサクと通過して行く。2度の佐野坂、無謀な…いや、果敢に参加した小湊出場により腕を上げたか? (諦めにも似たアタック?)
そう思うコスの横をジャックまでがサクッと通過して行った。 「ブルータス、お前もか…」学生時代友人のFZR借りて乗ってただけって言ってたじゃんかよ~!裏切り者~!(←ひがみ?)
やっとこさ2人に追いつくとそこは行き止まりだった。 セロー(とジッタ)が無いと行けなさそうなところだ。3人は諦めて引き返すことにした。 帰りのガレ下りでコスは5チキンをゲットしたらしい。
温泉(kouzu nanadaru onsen)
打ちひしがれた3人は温泉街を訪れていた。何軒かさまよい歩いた結果(本当は2軒)辿り着いた旅館(七滝温泉ホテル)で入湯することに。 薄曇で暑くはないが林道で汗をかいたので一刻も早くナチュラルボーンな姿に なりたかった。
ヨシはブレストガードも装備していたので脱ぐのに手間取った様だった。 時間が早いせいか露天風呂は貸切状態であった。しかも川沿いなので眼下には美しい渓流が流れていた。 文字通り心身共に癒された3人であった。

干物屋(Dry fishes shop)
社会復帰(?)した3人は下田へ抜けて東伊豆側を走って帰ることにした。 今回のツーリングは比較的混雑も無くどの道も快適だった。
3人は暫く海岸沿いのワインディングを楽しんでいた。(ヨシはD907だったので厳しかった様だが…) 疲れた頃に伊東の干物屋に立ち寄った。
それぞれ土産を物色して悩んでいると店のオネーチャンがサンプル(?)を支給して くれた。
七輪で焼いた干物はどれも美味く、ヨシなどは大胆にもメシを要求していた。 ジャックは持ち前の(?)食い気で店の人に調理方法を聞いていた。
結局店側の「こませ作戦」にあっさりはまり予定より多く買い込んでしまった。
鰯定食(The ready set foods of weak fishes)
ひとしきり店のサンプルを食い潰した干物行商部隊(?)は一路小田原を目指した。 そして小田原に到着した頃一行は空腹だった。
中途半端に干物を食ったので胃袋がメシの追加を要求していた。 特に食い気ナンバーワンのジャックの胃液は狂暴なフーリガンとなって彼を瀕死の 状態へと追い詰めていた(かも)。
道沿いに美味そうな定食屋を発見し乱入。 美味そうな「鰯定食」をオーダーする。 待っている間ニックの携帯電話にアクセスしてみるが不通であった。無事着いたのだろうか…心配する3人であったが「鰯定食」が出てくると同時に そのことはもうどうでも良くなっていた。(ニックすまん!)
海に近いだけあって味はなかなかだった。海辺に来たらやはり新鮮な魚介類を食べなくてはいかん。 ヨシやニック、そして熊五郎達が絶賛するどこぞの店「錦」とやらの魚介丼を 一度は食してみたいと思った。
旅の終わり(End of journey)
帰りの小田厚も空いていたので比較的楽に帰ることが出来た。 厚木で東名にアクセスし、海老名SAへ入った。
少し休憩してから再び帰路へ。 ヨシは川崎IC、ジャックとコスは青葉ICで下りる為走行中に別れのサインを 出した。ジャックとコスも246の途中で別れた。
あとがき(Thinking of after jurney)
今回はニックのマシンの不調があったものの人身的アクシデントが無くて良かった。 林道走行距離も少なく不発に終わった感があるが恒例の(?)野炊き有り、温泉有り、 そして干物有りとツーリング的には純粋に楽しめた。
林道についてはリベンジが必要だが天気も良く道も快適だったので楽しかった。 それにしても環境保護運動が活発な昨今、2ストばかり集まっての林道走行はいささか 気がひけた。(←心が入ってない)
今度は4スト勢にも参加してもらって環境保護をアピールせねば!?(←偽善者のカモ フラージュかよ!)
ライダー | 年式 | 型式(カラー) |
---|---|---|
ニック | ’97 | CRM250AR(BLK/RED) |
ジャック | ’93 | RMX250S (YEL) |
ヨシ | ’97 | DT230 (RED/WHT) |
コス | ’97 | DT230 (BLE/WHT) |