3Dプリンタ 印刷編 シュレッダー修理

3Dプリンター

シュレッダー

うちには家庭用シュレッダーとして、FellowesのP-45Cというのがある。2007年に購入したもので、すでに10年以上経過している。

かなり音がうるさいが、その分強力でガツガツと裁断してくれる。ただ裁断後のごみ箱となる下の箱が経年劣化のせいか破損してきており、ひびがそこら中に入っている。なのでガムテで補修しながら騙し騙し使用していたが、今回重要箇所が破損してうまく使えなくなってしまった。

上の裁断部分はくるりと回転出来て、裁断部分やゴミ箱内部が覗けるようになっている。その回転を支える両脇部分の左側が壊れた。下図は右側の大丈夫な方。

こちらが壊れてしまった方。もともとひびが入っていて、かなり危険な状況だったが、とうとう壊れたという感じ。

ここが壊れてしまうと、安全装置の関係で、裁断がうまく動作してくれない。困った。

ボロボロなのは下側のごみ箱側で、シュレッダーのメインとなる裁断部分はまだ元気な状態。そこそこ値段がした機器だし、箱だけがダメな状態なので、もう少し修理して頑張ってもらおう。

補修部品

上記写真のように、反対側には正しい状態が現存している。これと同じような状態を再現できれば復活するはず。なので正しいほうを採寸して3Dプリンタで補修部品を作成してみる。

とりあえず、なんとなく形を合わせて作成。残っている本体へのひっかけ部分なども作って、うまく固定できるように形状を設計。

これを取り付けてみて、動作を確認。

裏側からテープで止めて、ずれないように固定すれば、何とか完成。

これで、裁断機本体を上にのせれば完了。裁断動作も問題なく動作し、上部を回転させて中をのぞくことも可能。補修部分にあまり力がかかると壊れそうだが優しく操作すればまだまだ動きそうだ。

ということで、かなりヨレヨレなシュレッダーだが、なんとか延命に成功した。裁断部分が壊れるとどうしようもないので買い替えとなるが、それ以外の破損はなんだかもったいないから修理して使っていこう。

ちなみにすんなりと治ったような雰囲気だが、実際には試行錯誤を繰り返している。

いろいろと最適な形状を模索して完成した。

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